【ポケカ】ジムバトル0220
※デジカのプレイ日記としてふだんつけているこのnote、今回はデジカではなくポケカの話ですが、この経験はいずれデジカのプレイ体験にも影響してくるだろうと思いここで綴っております。
【この前の土日】
CL福岡の配信を見ていた。
身内環境でしか遊んだことのない自分にとって、いわゆる「環境デッキ」たちの応酬は新鮮で、とても見応えがあった。強いカードたちが活躍するのはもちろんのこと、「そんなカード使う人いるんだ!?」と思わされる構築をする人もいる。
ハイレベルな対戦を目撃した自分は、自らも何かしら大会などに出てみたいと思い立った。善は急げ、やりたいと思ったならやれ。こう言う時だけフッ軽になる自分のことをそう正当化し、ジムバトルに出ることを決める。
【デッキどうすんの?】
前述の通り自分の環境は「身内」である。ドラパもいないしオーガポンは舞ってるところしか見たことがない。今自分が遊んでるデッキもそれなりに真剣に組んだものだが、エンタメ寄りの「非exテツノイバラ」や自分が回すと時間のかかりすぎる「ダメカンばら撒き(ユキメノコ・マシマシラ・ユグノム・アクシー)」で初めての大会に出る勇気はない。そこで新しいデッキを組むことにした。
さて何が良いか。CL福岡の配信を見ていて一つ思ったのが、「並行してデジカを始めた途端にヨルノズクの確定2枚サーチめちゃめちゃ強く見える」だった。つまりこのエンジンを搭載したテラスタルを軸に組めれば、少なくとも環境デッキに対してテンポで追いつけないことはないはず。
そんなことを思いながら自分のカードプールを眺めていたところ、グレイシアexと目が合った。
キミにきめた!
【自分なりのグレイシアexデッキができるまで】
ダメカンが6個載っているポケモンを、残り体力を問わずきぜつさせることができるわざ「ユークレース」が強力。ベンチポケモンを選ぶことができるのも強い。やはりこのわざを積極的に狙っていくのがいいのではないか。
そう思って、とりあえずレシピを探してみるが……やはり多いのはユキメノコ・マシマシラとがっぷり組んだデッキである。
しかし元々自分がやりたいと思ったのはヨルノズク型のデッキ。テラスタルのポケモンを立て、ヨルノズクを出し、さらにマシマシラ・ユキメノコを立てる……? 流石にやることが多すぎる。
そこで、バトルポケモンに110ダメージ/相手のベンチ一匹に30ダメージを与えるグレイシアexのもう一つのわざ「フロストバレット」を積極的に打っていきながら、機を見て「ユークレース」を打つ型で行くことに決め、必要なカードを検討していった。
結局マシラもメノコも入った。
また、200ダメージ以上を1発で出せるポケモンがいないのは流石に厳しいと考え、リーフィアexとガチグマアカツキexを採用。リーフィアexが入ったことでブイズが増えた。可愛い!!!!!
ガチグマはCL福岡配信卓でのレクレフ・トード選手の神引きがカッコ良すぎたので入れた。なおバトル中致命的な勘違いをしており、相手の残りサイドが2枚の状態で「このターンでエネルギー2個もつける方法ねえよ(本来1個つければわざを打てる)」と自ら勝ち筋を頭の中から消していたことが対戦後の感想で発覚。デッキに入れてるカードの効果はちゃんと覚えましょう。
先日のデジカTB前同様に一人回しでデッキの使用感や立ち上がりのチェックは結構入念にやった。「これでダメだったらもう非exテツノイバラで行くしかねえ」と思いながら。
不安も残るがまあなんとかなるか……? むしろちょっと不安を残しておいた方が(自分は)(ある意味)楽しいか……? ということでグレイシアexで挑戦することに本決定。こうしてジムバトルへGOと相なった。
【思い立って4日後・いざジムバトルへ】
ジムバトル、調べてみたら当日受付当日抽選のところが多いらしい。
会社帰りに行こうと思っていたので、目星をつけていた店に前日のうちに一度立ち寄って「ここってジムバトルやると思うんですけど……」と受付方法を聞いておいた。当日の通勤時間もジムバトルの参加方法を紹介してる動画などを見て確認。お上りさんかな?
そうして抽選も通りいよいよ対戦卓へ。ジムバトルは初めてだったので対戦のたびに「ジムバトル初めてで……」と言いながらご挨拶。みなさん優しく接してくださりました。本当にありがとうございました。
【動画で見たことある!!!!】
対戦したデッキはオーガポン/ドラパルト/ハピナス/オーガポン。動画で見たことがあるデッキだ!!!!!! 密かに興奮。なぜなら非exが跋扈する身内環境にこんなデッキは存在しないので……。
とはいえ動画で見たことあるのでなんとなくやってくることもわかる。相手の事故などもありつつですが4戦中3勝1敗となった。配信を見て気持ちが盛り上がった勢いでいきなり挑戦したにしては良い結果を出せたような気がして嬉しい。
とても悔しいのはひとつ、時間切れでサイドの枚数のチェックで勝利となった回があった。最終戦だったのでその後続けたら負けた。ここに前述のガチグマの件が絡み、自分の勘違いがなければ時間切れになる前にそこで勝てた対戦だっただけに、なんか相手に申し訳ないやらなんやら……とぐだぐだ考えた結果、こういうときちゃんと勝ち切れるように頑張ろう、と思った。
【大会でデッキ回してみての感想】
グレイシアexが思ったより戦えて本当に嬉しかった。人とやった時に全く回らなかったら目も当てられないぜ……と思っていたのでちゃんと通用すると分かった時の喜びと言ったら……ふへへ……。
負けた回は焦りによるプレミがあり、時間切れ回は「何をやるべきなんだ」と考えすぎてシンプルな道筋を選べなかったり、自分の実力不足を感じたけど、裏を返せばこのデッキのポテンシャルはもっとあるのではないかとも言える内容で、それを感じられたのも収穫だった。
振り返って思うのが、勝ち筋を考えるよりも盤面への対処を考えている時間のほうが多かったな、ということ。
その場その場でカードをチョイスして使っていくことは、なんか良い感じにデッキを回してる気分になるので気持ちが良いんだけど、勝ちへの気持ちよりもそれで自分が楽しくなる方を選んでいたなあと思う。
これは自分がヨルノズクを見て「面白そう」と思ったことの表裏であるとも言えそう。
デジカにおいてもダイレクトアタックまでの道筋を立てるのがうまくできず、自分のカードで自分の盤面をこちゃこちゃするのが好きなんだけど、それも自分のこの性質によるものが大きそうだな、と改めて思った。
練習と実践の繰り返しで感覚を覚えていくしかないですね。
【緋田美琴、七草にちか、SHHis】
ところで私アイドルマスターシャイニーカラーズの「SHHis」というユニットが好きなんですが、ストイックでパフォーマンスのレベルが高い緋田美琴というアイドルは北海道出身の美人さんなんですね。
ねえ!!グレイシアをパートナーにしてほしい!!!!!!
ということで緋田美琴のキャラスリーブを使ってジムバトルに参加することにしました。
さて、ヨルノズク型のデッキのいいところとして、いろんなカードをピン挿しして盤面に応じて使い分けることができる点があると思います。逆に言えば、常に状況を見て判断しなければいけないということ。
また、グレイシアexの「ユークレース」は、ダメカンが6個載っているポケモンしか対象に選べません。7個以上はダメ。強力なわざですが、相手の場のダメカンの数をこちらでコントロールする必要があります。
この2点から、今回組んだグレイシアexのデッキは、テクニカルな要素があるデッキであると言え、そこもまた“緋田美琴っぽさ”がある、と思っています。だんだん話の意味がわからなくなってきましたね? まだ続きます。
こんなデッキを自分は使いこなせるのか? 不安も込み込みで挑んだジムバトルは、3-1で戦績としては勝ち越すことができ、デッキ構築として決して悪くない作りができたのではないかと思える結果でした。
しかし、その場その場での検討にはどうしても時間がかかったり、焦って自分の盤面のケアよりも相手のポケモンへのこうげきを選んだ結果負けるような展開ができてしまったり、前述のガチグマのようなミスをしてしまったりと、自分の練度の低さも同時に痛感することとなりました。
ところで、SHHisにおける七草にちかは、どちらかと言えば平凡な女の子。時に“シーズのちょっと上手くない方”と揶揄されながらも、高いパフォーマンスの技術を持つ緋田美琴を必死に追いかけるように高みを目指すアイドルです。
おや? “ちょっと上手くない”……まるでこのデッキを回す自分みたいだな…………?
そろそろ話が見えてきましたか?
そうです。
“緋田美琴”のようなデッキを“七草にちか”のように危なっかしく回している間、私は一人で“SHHis”を体現していたのです(ニチャア
練度の低い今しかできない、自分一人だけが楽しい遊びでした。
すべてを台無しにして気持ちよくなったので今日の日記はおしまい。
緋田美琴のキャラスリーブはもうこのデッキにはたぶん使いません(ジムバトルにキャラスリーブ使ってる人ほとんどいなくてちょっと恥ずかしかったので)