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今さら自主制作CD-Rを作ってみた

太田ヒロシと申します。普段はzousanrecordsというところでミュージシャンのホームページ制作のお手伝いやヒダリというバンド(ほぼ活動休止中)、ソロなどで音楽活動をしております。

この度、2024年5月12日に新しく始めたソロプロジェクト「SAIWOU」(サイヲウ)の1stミニアルバムが配信リリースとなります。
ChatGPTの登場以降、AIに歌詞を書いてもらって作った曲をまとめたものになります。

どんな風に曲作りをしたかは↓

はじめは配信のみで考えていたのですがライブが決まりまして、ライブのときに物販できるものがあった方が良いなーと。
この配信の時代にCD(-R)というものがどれほどの需要があるのか分かりませんが、がっつりバンド活動をしてたとき以来(10年以上ぶり?)に自主制作CD-Rを作ってみることにしたので今回はそのレポートです。

自主制作CDの作り方というほどでもありませんが、何か参考になりましたら。

CDを焼く

今回の音源は録音、ミックス、マスタリングと全部自分一人でやりました。
使用DAWはStudio One4。

プレスするほどでもないので今回は自分でCD-Rを焼きます。(「CDを焼く」という言葉が現存してるのか不安です)

Studio Oneではマスタリングのプロジェクトから直接CDの書き込みができます。

マスタリングプロジェクト

PCに空のCD-Rをセットして「書き込み」ボタンを押すだけ。

めっちゃ楽。Studio Oneやるやん。

ちなみに今回の記事を書くに当たって少し調べたところ、プレスしてない自主制作のCD-Rは「白盤CD」というそうです。知らなかった。

ジャケットを作ろう

自主制作CD-Rとはいえ、ある程度ちゃんとしたものにしたいのでジャケットはプリントパックで印刷することにしました。

まずはデザイン

2つ折りのシンプルなものにするのでA4サイズの用紙の表裏にジャケットのデザインを入れます。
因みに使用している画像はWeb屋さん御用達のO-DAN(オーダン)で見つけました。

表面
裏面

この辺は自分でできなかったらできる人に頼みましょう。

プリントパックに注文

サイズ:A4
用紙:光沢紙(コート紙)
用紙の厚さ:厚め(135kg)

用紙が薄いと安っぽくなるので厚さは135kg一択です。

裏面は一色でもよかったのですが値段が一緒のなので両面4色にしました。
最低ロットの100部で注文。

裁断

プリントパックから予定より2日も早く届きました。

トンボを目印に裁断します。

この作業がなんだか懐かしい。
昔はフライヤーやらライブのアンケートやらよく裁断してました。

完成!

それっぽくなりました!

あと、「もうCDプレイヤーなんか持ってないよ」という人のためにmp3ファイルのダウンロードリンクのQRコードを載せたカードを封入することにしました。

CDはもうグッズという位置づけだと思うのでライブのときにはお土産として買ってもらうイメージです。
帰り道にスマホでQRコードを読み込んでもらえばすぐに音源が聴けます。

まとめ

というわけで思い立ってから4日間ほどの出来事でした。
はじめは意味があるのか分からないし、めんどくさいなーと思っていたのですが出来上がってみるとちょっと気持ちの良いものです。

通販も開始しました!

買ってくれたら嬉しい!

ライブにも持っていきます!
2024/5/12(日)新開地音楽祭
2024/6/7(金)神戸ヘラバラウンジ
(どちらもまだ「太田ヒロシ」名義での出演になると思います。)

追記(2024/5/13)

新開地音楽祭のライブを終えました。
持っていったCD-R10枚は完売。ライブが良ければ今でもCDを買ってもらえると実感しました。

ミュージシャンのHP制作もお手伝いしてます。
最近ではメジャーレーベル所属のアーティストさんなんかもお手伝いさせてもらってます。ご相談などありまましたら。

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