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#53 【夏休まない自由研究】31歳男が『ノモンハンの夏』を読んで、知らなかった言葉をまとめてみた【一部解説編】(230706)

どうも。当面の越えるべき壁は自分のnote分析記事です。

ビュー数が断トツなんすよ。(214view 19like)
これに勝てるおしゃクそ日記、あるいはまじめッセイ、ふざけッセイを世に出したいところですね。と言いつつ、手抜きをやめることはないと思います。

今日は思いつき企画【夏休まないの自由研究】の「解説編」(追記:解説編1/5)です。

半藤一利著『ノモンハンの夏』を読んでいく中で、僕が調べた言葉(全65語)を、漢字テスト(読み)っぽく記事にしつつまとめております。

今回はそれらの語を『新明解国語辞典 第七版 小型版』やグーグル先生のお力をお借りしながら、僕の感覚的理解を織り交ぜつつ解説して参ります。
小学校3年生の漢字学習に最適だと思います。

それでは参ります。

  1. 麾下 きか
    「はたもと」という意味で、「旗下」とも書くらしい。
    その将軍の指揮下で行動すべく編成された人たちのことを言ったり言わなかったりする。
    要はエルヴィン団長に対するエレンやミカサのことっすね。
    でもこれ、どのクラスから使えるんだろうか。リヴァイ兵長くらいだとエレンたちのことを「麾下」とは言わないんですかね?

  2. 神韻縹渺 しんいんひょうびょう
    「神韻」が、説明はしにくいがどことなくすぐれている芸術作品の感じ、という意味らしい……いや全然分かんないな。例えば何よ?
    「縹渺」が、一面に広がっていて一体それが何に基づくのかはっきりとは分からない様子……これはあれっすね、モラウの煙。それかプフの鱗粉。
    この日本語を日本語訳すると「なんかよく分かんないけどヤバい」という意味になりますでしょうかね。
    文中にこの言葉が出てきたら「なんかよく分かんないけどヤバいんだな」と思っておけば間違いないでしょう。知らんけど。

  3. 敵愾心 てきがいしん
    「愾」は君主の恨みの意、っていう物騒な文言が書いてありますね。
    あくまで敵と張り合いこれを倒そうとする闘志、だそうです。
    エレン目線の対ライナー&ベルトルトみたいな感じですかね?
    「愾」の字を踏まえると、組織 vs 組織という構図の中にいる一個人の心情のような感じもしますね。ペインと対峙する前のナルトの方が近いですかね。

  4. 切歯扼腕 せっしやくわん
    歯ぎしりをし腕まくりをして悔しがる意、だそうです。
    あるいは憤慨し、あるいは慨嘆して、無力な立場にあるもどかしさを訴えること。
    歯ぎしりは分かるけど腕をまくって悔しがるのがいまいちピンと来ないですね。腕まくりはどちらかというとポジティブ寄りな行為の認識があります。
    これはニーナの一件の後のエルリック兄弟でイケますでしょうか。

  5. 忸怩 じくじ
    「忸」も「怩」も恥じて顔が赤くなるという意味。
    「ひどく恥じ入る様子」の意の漢語的表現だそうです。出た漢語的表現。
    自分自身の心情を表すのに用いる言葉らしいです。
    結晶化したアニに話しかけているところを見られた時のアルミンが「忸怩たる思いだよ」と言っているところを想像すれば一発ですね。忸怩余裕っすわ。

  6. 鎧袖一触 がいしゅういっしょく
    鎧の袖で軽く触る意から、相手を簡単にやっつけること。
    ライナーが壁をぶち壊すシーンと繋げておけばこれも一発っすね。
    進撃の巨人、優秀すぎません?

  7. 使嗾 しそう
    そそのかすこと。けしかけること。指嗾とも書くそうです。
    「しぞく」と読んでしまいがちです。ひとまずは「一発目に思い浮かぶ、一番それっぽい読み方は間違い」という認識を持つといいかもしれません。

  8. 橋頭堡 きょうとうほ
    橋頭保とも書くみたいですね。
    橋の向こう側を固めている陣地の意味で、川や海を隔てた敵地に造る上陸拠点のことだそうです。広義では攻撃拠点の意味でも使われるそうです。
    これから橋を渡る際には、対岸のどのあたりに橋頭堡を設けるのが最適か考え、家族や友達と意見交換をするようにしましょう。

  9. 跼蹐 きょくせき
    天は高いのに背中を丸く曲げて縮め、地は広いのにぬき足で歩く意。
    世間に気兼ねするあまり、自由な行動が出来ないでいること。
    広末涼子さんは跼蹐しなさそうですね。

  10. 擒縦自在 きんしょうじざい
    自分の好きなように人を処遇すること。
    「擒」は捕まえることで、「縦」は逃がすことらしいです。
    無惨様のパワハラ会議を思い浮かべると良いでしょう。

  11. 掣肘 せいちゅう
    何かにつけていらない手出しをして自由な行動を妨げること。
    パリストン・ヒル。

  12. 払暁 ふつぎょう
    もう少しで夜が明け切ろうとするころ。
    「うーん…しずちゃんそれぇ…切り取るタイミングとしてどうだろう? もうちょっとどっちかに寄せても良かったんじゃないかな? 明け始めのタイミングにするか、明け切るタイミングにした方が良かったんじゃない? 大丈夫? それ、後世にきちんと伝わる?」って山ちゃんが心配しているところを想像してください。

  13.  意気軒昂 いきけんこう
    意気込みが盛んなさま。威勢が良く元気な様子。
    ザンギエフ。


……これで2割ですぜ旦那ァ。2割ってことは、この文量をあと4つ分ですぜ…これじゃ1万字に到達しちまわあ。

いやこれでも記事あたりの平均文字数削減を心がけているところなんですよ。

というわけで方針転換です。今後、書く気が起きない日に13語ずつまとめることにします。書いててつまらなくはないです。どちらかと言えば楽しいです。

いないとは思いますが、解説を欲している方には謝罪申し上げます。ごめんなさい。




Every Little Thing 『恋文』




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