大分トリニータ戦 対戦前雑感（2022年J2第30節）
こんばんわ。ひだりです。
前節は…なにかちょっと遠い昔のような気すらしますが、、山形相手に決めなきゃやられるよ、としか言いようのない敗戦でした。。
今節は青城祭。町田の勝ちの多いお祭りマッチなので是非とも勝ちきってほしいところ。
ハイライト+ヴェルディ戦をラッシュで見た程度なのでごく雑感ですが、明日の試合の気になるポイントだけメモしておきます。
前回対戦したアウェイ大分戦前に書いたプレビュー記事はこちら。町田が3バック視野にある時期だったため、どちらかというと町田の方が状況変わってるかもしれない。
2.5mの自由を与えるとやられる
やはり昨年の天皇杯準優勝チームということだけあり、ここ5試合のハイライトも技術力、決定力、プレイ精度に光るものがある。
特にアタッキングサードで人数をかけたサイド攻略には確実な再現性が見られ、前回対戦でも野村の老獪なボールと付かず離れずの動きを軸に、同じ形の失点を喫していました。
ハイライトでのゴールシーンを見ていくと、ボールを持って2歩半ほど、2.5mくらいの自由を与えると、ピンポイントクロスや枠に収まるシュートなど高精度な攻撃を放ってくることが見て取れます。
片野坂前監督の組み上げた基盤をもとに、下平監督がタテの仕掛けとスペース攻略を重視するスタイルを継続している印象です。
流動性を持って人が雪崩込んでくるスタイルなので、マンツーマンを維持する守備では限界があります。
人ではなくボール中心でスペースを消し、身体も当てられる距離感での守備を保ち、ジリジリと大分がやりづらい膠着をどれだけの時間作れるかがカギになってくる。（今年の町田があまり得意にするタイプの勝負の仕方ではなさそうですが、、）
攻撃は執拗な裏狙いと２列目からの飛び出し
ヴェルディ戦・群馬戦・岡山戦などに見られるのは、守備ラインの裏を突くボールからの失点。
ヴェルディ戦の２失点目。ンドカ・ボニフェイスのロングパスを佐藤凌我がゴール方向裏取りの走りから２CBを釣った状態のまま手前でトラップ、２CB脇に入り込んだ森田晃樹が冷静にゴールへ流し込む得点。
岡山戦での１失点目（佐野航大の得点！）はサイドでボールを持つことで大分守備陣にファー向けのクロスを警戒させ、空いたニアに入り込んだステファン・ムークに成瀬竣平のハーフスペースを裂くスルーパス。
折返したところを、クロスこぼれ狙いでファーに張っていた佐野航大が詰める得点でした。
大分の守備は攻撃時3CB、守備時はWBが守備に戻り5バックになりますが、相手サイドのケアにWB１枚＋中盤が絡んで対応するため、ゴール前付近は4枚、特に２CBは相手FWのケアで距離感を詰めた対応をすることが多く、その修正を活用することで、あまり広くはないですが、CBの脇が瞬間的に空く修正がありそうです。
（１）3CBにWBが帰陣する前の裏へのロングボール
（２）サイド攻略で大分守備陣をボールサイドに寄せてニアを突くor 戻してフリック気味のファークロス
あたりにFW＋２列目、大分守備者の死角をいかに突くかがカギになります。
守備配置からのロングボールやクロスがカギとなると、スタメンかどうかはわかりませんが太田宏介の活躍機会はありそうですし、今節はより長い時間プレイを見てみたいところ。
まとめ
子どもが起きてきたのでそろそろまとめます。
残念ながら、昨晩トップチームの選手１人にコロナ陽性者が出たそうで
フィジカルも戦術もスキルも揃っている大分相手に、本当の意味で総力戦となりそうです。
お祭りムードでテンション上げる勢いのまま、アウェイ戦の借りを返す攻撃的な試合運びで勝ちきりたいところ。
土曜日開催ということで駐車場の確保がなかなかかんたんじゃなさそうですが、、、なんとか現地向かおうと思います。今日も戦いましょう！共闘！
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