修行が足りぬ(と言いたい)
モコモコさんから聞いた話で吹いた。
職場の同僚T君に、
「浮かばれない霊がアピールしに来た」話題を出したときに、
T君は、最近飼い猫を亡くしてペットロスらしく
「ウチの猫と成仏するわ〜
こっちいらっしゃ〜い」
と発言したらしい。
すると、T君
「あ、なんかゾゾっとしたw
いやーホントに来たかもー。」
と、言っていて、
その時モコモコさんは
お⁉︎なんかスッキリしたぞ‼︎
と思ったらしい。
確かにアピールのためにモコモコさんに現象起こしてすぐこちらへ来たとは思ったが、その後
T君はその不用意な発言をしたその晩高熱を出して寝込んでしまい、
普段発熱しても長引かないそうだが、
その発熱は酷く、また長引いたそうだ。
本当に、不用意すぎる。
来ていいよ、と言われて
じゃあ遠慮なく
と、とり憑いて一瞬でゴッソリマナを抜き取って、それからすみれのところへ来たわけである。
今は私のところでやる気満々に待機中である。
あんなに悪霊というか、悪魔に近いような様相だったのに、どうやって沈静化したかはここでは伏せておく。
モコモコさんは、その憑いていた存在の正体を視ており、
かなりタチが悪いと知っている。
だが自分に乗ってた時は
「肩こり酷いな、喉が変に乾いたな」
くらいだったので、T君が寝込んだと聞いて、やっぱり物凄い悪霊だったんだねぇ、と実感したらしい。
今回この違いはなぜ出たかと言うと
T君は知らずに招き入れて吸血され、
モコモコさんは、本質を知っているから不用意にマナを取られるようなことはせずガードしているからである。
私のところでは何故大人しくしているかというと、ルール違反をすると厳しくペナルティが下されることがわかっていて且つ、居心地が悪くない程度にマナをもらえるからである。
そしてある一定の期間を経たら、次の命のサイクルへと進むことも可能な道があるからだ。
今は出待ち状態で待機中である。
この子供の霊体は、ある因果の役目を果たした。
問題はもう一人の女性。
私は彼女との約束を果たさなければならない。
もし約束を守らなければ再び元のところへ祟ると言っている。
私は気が長いがそろそろタイムリミットが来たので動く予定だ。
私は単純な除霊、浄霊は「正義」だと思ってはいない。
祟られている人はそれなりの因果を持っている。
でも、祟られている側は「私は被害者だ、祟られているのは理不尽だ」と思っているケースが多い。
祟る側の心情を聞いた時、この彼らは元々被害者だったことがわかった。
でも、加害側は何事も無かったかのような、ゴミを打ち捨てるような真似をこの二人にしたのである。
過去のことであるから、現在の時系列で関わりがない様に見えて実は関わりがあるので、それをクリーニングによって自力で過去の時間に「ごめんなさい」と謝罪する機会を与えようと思ったし、かなりヒント出しもしたつもりだ。
だから、今回の二体の関係先の心持ちが悪いままならそれなりのことが起こり続けても仕方ないと思っている。
摂理に逆らってまで働きかけるのは傲慢なことだ。
ここまで彼らと話が通じるようになったのは、ハイマナという高い次元の波動で二人の魂を癒したから。
でもそれが簡単にできるかどうかについて、見解が分かれたので何度も確認し、上から簡単にできることではない、と回答があった。
書ける範囲でしか書けないが、
T君みたいに、こっちへおいでと気軽に声をかけたり、
本質もわからないうちから会話するなど不用意なことである。
また、ハイマナの次元は修行やある一定の過程を経ないと自在には扱えない。
仙道や気功修行者でも扱える人はそう多くない。
人の因果を軽くするにあたって、私も引き受けて浄化しているのだ。
引き受けて許される量も限界がある。
私はその人に必要な道を説いて、様子を見る。
その人の先祖の霊がやってきて、
「あんたができるんならあんたがやってくれ」
と言われて、
こりゃ祟り主は成仏せんわ。
と、呆れるばかりだった。
出来る、ことと、やっていい、ことは違う。
あとはどうなるか、それは因果の主次第だ。
読んでくださってありがとうございます。サポートはモチベーションアップとスキルアップに繋がります。ありがたや〜。