ふしめ
うちの近所の寒ざくらが、たぶん五分咲き...くらいになりました。
梅・桜・桃
この順番で咲いてゆきます・・・と、当たり前のことを言うてますが。
なんとなくね、これには何か意味があるのかなぁって思ったりもします。
なぜかと言うとね。
梅は「産む」
桜は「裂ける」
桃は「百」
梅っていうのは「陽」のエネルギーなんです。つまり収縮。
言い方を変えると「凝り固まって」ゆくエネルギー・・・でもあるわけです。
「凝り固まって」ゆくエネルギーはいつか崩壊します。物理的に言うてもね。
その後・・・「裂ける」わけです。その裂け目から新しい何かが生まれ出て来る・・・って考えると。
さらにそれが、一年というスパンを超えて、もっと長い・・・大きい何か。何か計り知れない大きな流れが変化して・・・そしてそれが今・・・今の世界に現れているとするならば・・・。
そんな事を考えるとね、私の勝手な想像ですけどね、桃っていうのは「百」っていうのが成り立つわけです。
つまり「百」っていうのは言霊百神。
コトダマっていうのは宇宙の理りのことです。宇宙の仕組みの事です。
なるほど・・・宇宙の理りを忘れるなって事なんやなぁ・・・って思うわけです。
人間はいつの間にか「自分が神様」って思うような世界を創ってしまいました。人間こそ最高の存在なんや・・・みたいな。
それこそ、どれだけの自然を、どれだけの命を・・・壊してきたんでしょうね。
人間だけじゃ生きてもゆけないのにね。
さらに、人間同士を分断し、いがみ合い、殺し合い、差別しあい・・・。
あ〜ああ・・・て感じ。いったい何しとんねんなぁ・・・みたいな。
だからね。
いよいよ来たなぁって感じてます。ホントの自分・・・人間としての在り方が問われる時。
どんな未来を創りたいですか?