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スクールアイドルミュージカル the DRAMA 第1話感想ー本当にアンズ先輩がいたときは上手くまとまってたね
ちゅんちゅん、ハローラブライブ!どうもひだまりPです。普段ははてなブログでラブライブ!シリーズのブログを書いています。現在放送中のラブライブ!スーパースター!!3期についても毎週更新しているので良かったらそちらも覗いてみてくださいね。
さて今回は、11月21日からついに放送が開始された「スクールアイドルミュージカル the DRAMA」の感想を書いていきたいと思います。なお文中の画像については全て公式サイトおよび公式Twitterより引用しております。
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— 『スクールアイドルミュージカル』公式 (@sim_LoveLive) November 22, 2024
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もくじです。
スクールアイドルミュージカルとは
「スクールアイドルミュージカル the DRAMA」は、ラブライブ!シリーズの作品としては初の実写ドラマ作品となります。通常、アニメ作品が実写ドラマになる場合、作品のファンからはクオリティを心配する声が挙がることが常ですが──こと今作に至っては、少なくともそれなりにラブライブ!を熱心に追いかけているファンからはそういった懸念の声はほとんどありません。
その理由は、そもそも本ドラマの原作「スクールアイドルミュージカル」そのものがラブライブ!シリーズの完全新作ミュージカル作品であり、要するにもともと実写の舞台作品であったため厳密には「実写化」ではないのが一つ。
もう一つは、その「スクールアイドルミュージカル」自体がファンの間ではかなりの高評価を博しており、来る2025年2月には東京、4月には大阪でまたまた再演が予定されているほど大絶賛の人気ぶりを誇っています。そして「スクールアイドルミュージカル」原作の脚本を担当されている岸本功喜先生がそのままドラマの脚本も担当されるので、そのことを知っているラブライバーからすればどう転んでもファンの期待を裏切る作品にはならないだろうという「信頼」が担保されているんですね。
スクールアイドルミュージカル the DRAMA
第1話あらすじ
大阪・滝桜女学院高校アイドル部でセンターを務めるアンズ(冨田菜々風)は、部長のミスズ(安本彩花)、トア(仲村悠菜)、レナ(里菜)、サヤカ(山本愛梨)とメジャーデビューを控え日々練習に励んでいた。一方、アンズに憧れる兵庫の進学校・椿咲花女子高校のルリカ(渡邉美穂)は、学業に集中することが出来ず、成績が落ち込んでしまう。そんなルリカを心配する幼馴染のユズハ(浅井七海)やユキノ(杏ジュリア)、ヒカル(山内瑞葵)、マーヤ(由良朱合)たち。そんな中、アンズにはある悩みがあって…。
きらりひらり舞う桜
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やるじゃん!!!滝桜女学院の代表曲「きらりひらり舞う桜」でしたが、ドラマ版でも違和感がないどころかちゃんと揃っていてキレッキレのダンスに仕上がっていましたね。
ミュージカル版でもこの「きらりひらり舞う桜」のライブは観客目線でのファーストインプレッションでかなりの衝撃を受けた部分だったので、尺が短いとは言えそのきらびやかな雰囲気がドラマ版でも再現されていて嬉しかったです。
実はドラマ版のキャストそのものは、滝桜側では晴風サヤカを演じる山本愛梨さんが2024年1月の追加公演からミュージカルでも出演されている以外は全員オリジナルキャストと別人になっています。ただし2025年2月からの公演ではドラマ版のキャストがミュージカルにも出演されるので、公演によってはミュージカルでもドラマ版と同じキャスティングになるということですね。
そういうこともあってか、既にドラマ版キャスト陣のダンスもマンキンに仕上がっていることがひしひしと感じられましたね。
気を引き締めて↑↑↑~~^~~(迫真)
うわぁ!急に落ち着くな!!
笑っちゃった。ひだまりPの頭の中では「きらりひらり舞う桜」が終わったらキョウカ理事長がその美声を響かせながら「みんなお疲れ様~!」って入ってくる絵が完全にインプットされていたので、普通に喋りだしたのが衝撃でした。
こんな感じで、第1話を見る限りドラマ版は原作スクールアイドルミュージカルのおおまかなストーリーや台詞を踏襲している反面、当然ながら歌に乗せて会話劇をしたりはしないので、一部の台詞がちょっと浮く感じになっていてB級感が出てしまっているというのは正直思わなくはないです。ただ不快に感じられるようなものではなく、逆にドラマだからこそできる演出もあると思うので媒体の差をうまく活かして欲しいと思いましたね。
逆にひだまりPはミュージカルの方をもう6~7回くらい見に行ってるしミュージカル劇中歌アルバムも聴きまくっているのでそれが脳に焼き付いてるからこういった感想を抱くのかもしれません。ここはドラマから入った原作未視聴勢がどのように思ったか逆に聞いてみたいですね。
謎新情報①:滝沢キョウカ理事長の母、滝沢エイコ前理事長
ルリカのオカン
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— 『スクールアイドルミュージカル』公式 (@sim_LoveLive) October 10, 2024
「ラブライブ!スクールアイドルミュージカル the DRAMA」
椿マドカ役 #しゅはまはるみ🌱椿咲花女子高等学校 理事長
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新たな形で紡がれる、
青春学園ドラマにご期待ください✨
𝟭𝟭.𝟮𝟭 放送スタート#lovelive #スクミュ @shuhamah pic.twitter.com/VHslOj8TMd
滝桜女学院・滝沢キョウカ理事長、椿咲花女子高等学校・椿マドカ理事長もミュージカル版とは別キャストになってますが……ルリカママのイメージ変わりすぎじゃない!?!?椿マドカ役のしゅはまはるみさんは、「カメラを止めるな!」などでも印象的な演技をされていた女優さんですね。
ミュージカル版のマドカ理事長は教育熱心なマダムという感じの立ち振舞いだったんですが、ドラマ版では教育熱心であることは違いないですが、どっちかと言うと「オカン」のイメージになっていますね。でも言ってることはちゃんとマドカ理事長そのもので笑っちゃった。
ここは多分あえてのキャスティングで、「教育ママ」感を出しつつもよりマドカとの関係性をラフに描けるようにという意図だったんでしょうか。
そしてルリカのオトンも登場。登場と行っても遺影だけですけど。ミュージカル版では勿論「亡きパパ」というだけで具体的なイメージは一切無かったんですが、と言うかそもそもラブライブ!というシリーズはキャラの肉親であっても男性キャラの造形がはっきり描かれることはほとんど無いという通例があったのでいきなり爽やか商社マンみたいなおっちゃんが現れた時は笑うシーンではないんですけど大爆笑しちゃってましたね。
謎新情報②:椿家の家訓「一度口に出した約束は絶対に守ること。なぜなら椿家に二言はない」
本当にアンズ先輩がいた時はなんとなく上手くまとまって同じ方向向いてるじゃん…
サヤカ「ここはしっかりブレスを取りたいから、そのカウントだと最後のロングトーンが持たないんだよ!」
ミスズ「それなら…最後まで持つようにもっと体力つけようよ!(脳筋)自分で工夫しないと、もっと上は目指せないよ?(パワハラ)」
アンズ「わかった!…じゃあ一旦ここの振りを一つ削って、また皆で余裕を持って合わせられるようになったら元の振りに戻すっていうのはどう?」
滝桜に、アンズ先輩がいる時~!
ミュージカル版ではセンターのアンズが転向して次期センターになるために皆が一念発起する一方、皆をまとめてくれるアンズがいなくなったことでメンバーがバラバラになってしまい上手く行かなくなる様子を歌ったクッソ情けない哀歌がありましたが、本当にそうだったということが分かるとても説得力のあるやり取りでしたね。いや、ミュージカル版でもミスズのスタンドプレーで上手く行ってないのは割と見てわかる感じだったので説得力は元々あったんですが。っていうかミスズちゃん前も~♪全然親身に教えてくれてないじゃない!
こういう細かい描写はドラマ版ならではでしたね。
椿咲花女子高等学校
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神戸・北野異人館通りに校舎を構える名門お嬢様学校・椿咲花女子高等学校。実際は栃木にあるらしいです。
椿咲花メンバーのキャストは5人のうち皇ユズハ役の浅井七海さん、北条ユキノ役の杏ジュリアさんはミュージカル初回公演からのオリジナルキャストで、ほかの3人はドラマ版からのメンバーです。ユキノ推しのひだまりPとしては杏ジュリアさんがそのままドラマでもユキノ役をやってくれるのは嬉しいですね。
椿ルリカ役の渡邉美穂さんは他キャストと違い、ミュージカルの方には出演されない完全にドラマ版だけの出演となります。逆にミュージカルではルリカ役は全て堀内まり菜さんですね。ただ役のイメージにはピッタリで、良家のお嬢様感があったイデアのルリカからというよりも愛嬌があって可愛らしい感じの堀内まり菜版ルリカに最初から寄せていった感がありますね。
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ちょっと待って!?ルリカが夢で滝桜メンバーと一緒に踊るシーンが入ってないやん!!!ルリカのタコ踊りが見たいから注文したの!!!う~んじゃあ…マーヤちゃんが10位の居眠り顔描いてくれたら今回のことは親方にはナイショにしてあげる。
あとユズハちゃんはちゃんと言わないと分かんないでしょってキレるときちゃんとグルグル回らないと分かんないでしょ!!!ユズハちゃん前は~♪もっと親身にユズハトルネードしてくれてたじゃない!言うほど最近の公演だとトルネードはしてない気もする。まぁ…ミュージカルではともかく学校の日常シーンで上半身グルグル回転させながらキレてたら頭おかしいと思われちゃうか。
アンズ、学校やめるってよ
ミスズ「わかってます理事長。でも…私達にも、チャンスが欲しいんです。」
キョウカ「それは…みんなの意見?それとも、あなたの意見?」
ここはミュージカル版でも息が詰まるシーンでしたが、ドラマ版では歌ってない分余計に緊迫感が出ていますね。どちらかと言うと、ドラマ版の方がよりキョウカ理事長の「圧力」が表現されていて、逆に理事長がある意味では悪役を演じてくれていることでよりミスズの想いは伝わりやすくなっていると感じられました。
またアンズが自身の置かれている立場(アンズ自身はセンターに拘ってない、皆と一緒に成長したいという思いがあるのに、実際には理事長によって特別扱いされていることを知った)がミュージカル版よりも明確に示されていることで、「なぜアンズは滝桜を辞めることにしたのか」が説得力を持って描かれているのも良かった点でしたね。
まとめ
第一話を総合すると、原作となるミュージカルの大筋は変えずに週1回30分というドラマ媒体に合わせて上手く話が再構成されていると感じました。
スクールアイドルミュージカルの出発点であるルリカとアンズのそれぞれが抱えている事情を描きつつ、アンズがアイドル部を辞めるという物語上でヒキの強いターニング・ポイントまでをしっかり1話の中に収めてきたって感じだぜね。
— ひだまりP (@Hidamarie_win) November 21, 2024
ここはやはり、ミュージカル版と同じ岸本先生が脚本を務めていることで信用できる部分でしたね。
またミュージカルでは「滝桜女学院」と「椿咲花女子高等学校」という2校の対立構図に最初からスポットを当てていたのに対し、ドラマ版は「ルリカ」と「アンズ」というそれぞれの主人公の人物像や周りの環境を掘り下げているように感じられます。これも、既存のラブライブ!のお約束をある程度分かっているであろうミュージカルの観客と、ラブライブ!をそれほど知らないかもしれないTVドラマ版の視聴者層の違いにアプローチした結果かもしれません。
現在のところ話の大まかな流れがそこまで改変されることは無さそうなので、ドラマだからこそ描ける本筋以外の話や、ミュージカル版にはない新曲などがあるのかどうか、この先の展開に期待したいですね。
それでは、よきラブライブを!
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