Shannonのイオン半径の拡張版

しばしば、イオン半径の値を知りたくなることがあります。よく用いられているのは、Shannonによって提案された値です[1]。以下のサイトに、Shannonのイオン半径が分かりやすくまとまっています。

しかし、価数と配位数の組み合わせには抜けている箇所も多くありました。最近、機械学習によってShannonのデータの穴を埋めようという試みがなされています[2]。Shannonの値も含めて、以下のサイトで調べることができます。

参考文献

[1] R. D. Shannon, Revised effective ionic radii and systematic studies of interatomic distances in halides and chalcogenides, Acta Crystallogr. Sect. A 32, 751 (1976).
[2] A. A. B. Baloch, S. M. Alqahtani, F. Mumtaz, A. H. Muqaibel, S. N. Rashkeev,
and F. H. Alharbi, Extending Shannon’s ionic radii database using machine learning, Phys. Rev. Mater. 5, 043804 (2021).

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