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【鉄印帳の旅#4 しなの鉄道】~”ろくもん”で信濃国を堪能せよ!~

みなさん、こんにちは。ひだまり66です✋
2週間くらい前までは「今年は残暑が厳しく・・・」という言葉があちこちで聞こえていましたが、ここ数日は急激に気温が下がり、半袖では寝られなくなりましたね・・・👕
束の間の秋になると思いますので、本ブログでも秋を楽しんでいただければと思います( ^o^)ノ

さて、この鉄印シリーズは通算4回目。鉄印は全国で40社が加盟していますので、これでようやく10%です(まだまだ先は長いwww)
前回の真岡鐵道編もよろしければご覧ください▼

実は、タイトルこそ全くの別ものですが、本記事は前回のこちらの記事の続きとなっています▼

なぜタイトルを全く別にしたのかというと、全容は1泊2日の鉄道旅なのですが、1日目はワインと小海線がメイン、2日目はしなの鉄道の鉄印取得がメインと目的が大きく異なるからです。簡単に言えば目的が異なる2つの旅をエリアが近いという理由からまとめてしまったという形になります😅
そのため今回は実質続編ということにもなりますので、よろしければ前回の記事をご覧になってからお読みいただく方がスムーズかもしれません。

それでは、前回書き残しているこちらのお宿で目を覚ましたところから再開しましょう!

朝一の展望露天風呂

朝起きたら、恒例の朝風呂に参ります🚿
昨日は展望露天風呂と言えど、完全に日没後の入浴で当然景色は臨めませんでしたので、ワクワクしながら向かいます!!

前日の雪で銀世界となった登山電車

昨日は夜で不気味な鉄の箱だった展望露天風呂行きの登山電車も明るいと可愛く見えてきますね😂

結構な急勾配

ガタガタガタガタ
鈍い音を立てながら、ゆっくりとお風呂がある位置まで上がっていきます。
お風呂は撮影ができないので、公式サイトをご覧いただければと思いますが、名前の通り小諸の街と周辺の山々が見渡せる絶景が広がっていました。しかも朝日が雪景色を照らし、屋根から雪解けの音が響くというとても爽快な朝風呂を堪能できました😚
ただひとつ言えば、脱衣所から露天風呂までの階段に屋根が無いので、通路に雪が積もり、雪を踏まないと湯船に入れないというカオスな状態となっていて、危うく足がシモヤケになるところでした・・・😥

一日の始まりはフレッシュに!

展望風呂でのんびりしすぎてしまったので少し足早に朝食会場へ🍚
近年はブッフェ形式も再開しつつありますが、この年はまだコロナ禍だったので朝食は御膳形式でした。
ぱっと見はオーソドックスですが、量もそれほど多くなく適量かつフレッシュな味わいが多かった印象です🥛
まあ、昨日はキノコ三昧だったおかげで変にもたれたりもしていなかったので胃腸が快調だったのかもしれませんね笑

きれいに区画分けされた朝食御膳
常盤館さん、ありがとうございました

いよいよ、観光列車”ろくもん”へ🚃

さあ、小諸の駅に着いたら本題である「しなの鉄道 鉄印旅」のスタートです!
その前に恒例の路線情報を簡単に掲載します。

〈基本情報〉
路線名:しなの鉄道
区間:〈本線〉軽井沢駅(長野)~篠ノ井駅(長野) ※篠ノ井~長野間はJR信越本線直通
〈北しなの線〉長野駅(長野)~妙高高原駅(新潟)
車両:115系・SR1系 ほか
訪問日:2021年11月28日

ようやくメインがスタートします笑

まずは鉄印を購入します。

4つめの鉄印、ゲットだぜ!

しなの鉄道の鉄印はちょっと珍しく、書き置きを貰うのではなくスタンプを鉄印帳に押してもらう形式でした😲
後で貼る手間が省けるのはいいですねー(多分、模範の感想ではないwww)
さらに今回はせっかくなので、普通列車ではなく、しなの鉄道が誇る観光列車”ろくもん”で長野駅を目指したいと思います!
このために、ちゃんと1ヵ月前から座席指定券を準備していましたから😊

ろくもん入線(115系の改造車です)
行先表示より、列車名が強調されている独特の方向幕
2名用シート
4名用シート

今回、筆者は乗車券と指定席券のみの購入としていますが、”ろくもん”はお食事付のプランも販売しているので、長野自慢の特製弁当を食しながらの乗車可能で、車内ではフルーツ王国らしくジュースやワインのほかオリジナルグッズの販売も行われています🍷
鉄道ファンの方なら既にお分かりかもしれませんが、この木目調の内装と言えば・・・
そう、九州のクルーズトレイン”ななつ星”を手掛けた有名デザイナー、水戸岡鋭治さんがデザインした車両です!
内装はこんなに豪華な一方で、車両は国鉄時代から活躍している車両ですので走行音や揺れは昔のまま! それがまた堪らない!!
ところで、みなさんはこの”ろくもん”の名前の由来をご存じですか?

ろくもんは、現在の上田市真田町ゆかりの武将「真田一族」の家紋である「六文銭」から命名されました。列車の配色は、真田信繁(幸村)が大坂冬の陣などで用いた「赤備え」(甲冑や武具を赤で統一すること)をイメージした濃い赤を基本色として、真田一族の家紋である「六文銭」「結び雁金」「州浜」をゴールドで配置しました。

ろくもん専用サイトより

こんな感じで車両の各所には日本の歴史が感じられるような工夫がなされているのはとても興味深いですよねー😙
こうして約1時間45分の旅もあっという間、終点の長野駅に到着しました。

残りの時間は長野観光タイム

帰りの新幹線まではオーソドックスに長野駅周辺を観光します🚶‍♂️
とその前にお昼ご飯を食べていませんでしたので、ご当地名物の信州そばを食べましょう。
事前に目を付けていたのが善光寺に行く途中にあるこちらのお店です👇

安定の天せいろ 笑

時刻はもう13時を過ぎていたので、もう閉店の準備をしていたようでしたがお店の方のご厚意で入れていただけましたー。
やっぱり、秋野菜の天ぷらは本当に美味ですね~🧅
盛り付けのこだわりなのか、一番上には極太のそばが添えられていました笑

空腹を満たした後は、初詣には多くの参拝客が訪れる善光寺参りといきましょう。実はこの日、筆者は2回目の善光寺参拝で初参拝は2019年でした。しかし、その時は早朝参拝した関係で人がほとんどいなかったので、コロナ禍で例年よりは参拝客が少ないとは言え、人が多く感じてしまいました・・・😅

青い空に善光寺の本堂は映えます

善光寺の参拝を終えた後は、お寺のすぐ近くにある長野県立美術館で東山魁夷の展覧会を開催しているということだったので、ちょっと寄ることにしました🚶‍♂️

期間限定で開催された東山魁夷の企画展

襖絵というとなんとなく「黒か金が基調かな」と思っていたのですが、東山魁夷の作品は鮮やかなサファイアブルーを基調とした作品で、ゴツゴツとした岩の表面や波打ちの様子を濃淡でうまく表現していたのが印象的でした。

続いては呑み鉄には欠かせない酒蔵訪問です🍶

カクカクとした独特なフォントwww

たまに池袋の東武百貨店に出店することもあるので、首都圏でもある程度見たことがある方もいるかもしれませんね!
もちろん、日本酒そのものもおいしいのですが、筆者のオススメは日本酒製法を利用したこちらの梅酒です▼

ロックでもソーダ割りでも

最近は、色々な酒蔵が梅酒を出してはいますが、現状はこの”西之門の梅酒”が一番だと個人的には思っています🧡
詳しい感想等は「ひだまり66 日本酒研究所」のシリーズで取り上げる予定ですので、気になる方はそちらの配信をお待ちください笑

かなり慌ただしく観光していますが、最後はこちらのお店👇

右から読みます

こちら、何のお店かご存じですか?
和菓子店に見えなくもないですが、こちらは唐辛子のお店で一味・七味唐辛子を販売しています🌶
筆者は大の一味七味好きでして、煮物・ラーメン・焼き鳥・牛丼・・・
もう、一味七味が無いと物足りないという状態まできてしまった人ですwww
他にも、唐辛子エキスを使用した美容クリームや、一味唐辛子の缶を模した椅子など、ユニークな商品を数多く販売されているので、みなさんも善光寺に行く際は是非立ち寄ってみてください(*^_^*)

おっと、そろそろ復路の新幹線の時間が迫ってきました😲
長野電鉄に数駅だけ乗って、埼玉に帰還しようと思います🚅

長野駅に止まっていた新顔(元東京メトロ03系)

今回は乗れませんでしたが、最近投入された元日比谷線車両の写真だけ📸

最後は慌ただしくなりましたが、今回の音鉄、呑み鉄、風呂鉄を十分に楽しむことができました!
それでは恒例の鉄印川柳で締めましょう(^_^)

ろくもんの 木目に揺られ 善光寺へ

鉄印制覇まで、あと36社!

🗾それではまたお会いしましょう🗾