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【鉄印帳の旅#11 秋田内陸縦貫鉄道】~紅葉の秋田を縦断せよ🍁~

みなさん、こんにちは✋ ひだまり66です!
今年は猛暑で各地の紅葉シーズンが遅れているようですが、紅葉の名所である栃木県の日光をはじめ、各地で紅葉が見頃を迎えはじめた今日この頃🍁
秋の訪れを感じると共に、連日の寒暖差で体調管理が難しく筆者もようやく風邪が治り、少しほっとしたところであります( ^o^)ノ(まだまだ油断できませんが・・・)

さて、物語は前回の鉄印シリーズ ”道南いさりび鉄道編” の続きとなりますので、もしよろしければこちらからお読みいただくと旅の流れもお分かりになると思うのでオススメです😚

では、函館・秋田の旅 2日目の朝から再開します。
出発地点は ”ラビスタ函館ベイ” です!
秋の北日本をお楽しみください(*^_^*)


”ラビスタ函館ベイ” の自慢の朝食からスタート

前回、当施設の大浴場の紹介をしましたが、もちろん今回も朝風呂は必須ですww
函館の夜景を見ながら少し肌寒い気温の中で半身浴というのも最高でしたが、海や山の景色が見えなかったので、朝の清々しい風を浴びながら函館港と函館山を眺めるのもまたひと味違った癒やしといった感じです🤗

ラビスタ自慢の豊富な朝食バイキング

共立リゾートが運営するホテルは朝食バイキングのバリエーションに豊かさが人気です!
一般的な洋風ブレックファーストから、函館の海の幸を利用した和食料理まで、あれもこれも食べたい。ただ、胃のキャパシティには限界があるという葛藤があります・・・😅
特に写真左のビーフシチューがとろけるほど美味しかったのは2年経った今でもよく憶えています 笑(魚じゃないんかーいww)
まあ、この日は元々遅めのランチの予定にしていたので、満腹でも6時間経てば腹は減るでしょう!

〈函館 8:48→鷹ノ巣 12:28〉

昨日からお世話になった北海道ともいよいよお別れ✋
函館の滞在が半日では勿体ないように思われるかもしれませんが、前回ご説明した通り、今回はJR東日本の企画乗車券をメインとしているので、あまり函館に滞在し過ぎると主旨がずれてしまうので早めの退散なのですww
実は本ブログにはまだ掲載していませんが、この年の夏に別件で函館の街は観光していますので、詳細はその記事の投稿をお楽しみに~💛

再びのはこだてライナー

函館駅と新幹線の新函館北斗駅はかなりの距離があるので、新幹線と接続するリレー号的な役割を担っている ”はこだてライナー” で新函館北斗駅を目指します🚃
今回は快速タイプなので、約19分で新函館北斗駅に到着です。
ここからは ”はやぶさ18号 東京行き” で新青森駅まで戻ります🔙
このまま乗車すれば東京に帰れるのですが、まだまだこの旅は中盤ですww

新青森駅 在来線ホームはシンプルな1面1線

新青森駅で下車した後、秋田方面に向かう奥羽本線に乗り換えます。
次の鉄印ターゲットは ”秋田内陸縦貫鉄道” ということで、その始発駅である鷹ノ巣(鷹巣)駅を目指します🚉
この区間は特急つがる号が走っている区間ではありますが、生憎この時は時間が合わず、普通列車で約1時間45分かけての移動です。
朝食を食べ過ぎたせいか、この区間の半分くらいは夢の中でしたzzz
そして、やってきたのは鷹ノ巣駅。読み方は同じですが、表記はJRは ”鷹ノ巣” の一方で内陸線は ”鷹巣” と微妙に表記が違うのも興味深い点です🧐

内陸線は”ノ”が入らない2文字の鷹巣

〈鷹巣 12:33→阿仁合 13:31〉

〈基本情報〉
路線名:秋田内陸縦貫鉄道
区間:鷹巣駅(秋田県)~角館駅(秋田県)
車両:ANー8800形、ANー8900形、ANー2000形
訪問日:2022年10月21日

さあ、ここからいよいよ秋田内陸縦貫鉄道乗り通しの予定だったのですが・・・
実はこの時期、鷹巣~阿仁合間で夏の豪雨によって複数箇所で甚大設備被害が発生し、不通となっていたのです。
もちろん、筆者も事前にニュースで情報は耳にしており、なんとか8月からの2ヵ月間で復旧してほしいと願いましたが、残念ながら復旧には約4ヵ月を要すると発表され、やむなく当区間は代行バスで移動する運びとなりました🚌
こればかりは仕方ありません・・・😥
鷹巣駅で待機していたバスに乗って、揺られること約1時間で阿仁合駅にやってきました。

駅舎がユニークな阿仁合駅

さて、時刻は13時半🕧
満腹になるまで朝食を食べてきたとは言え、さすがにこの時間になるとお腹が空いてきました・・・笑
阿仁合駅構内には地元の方が地元の食材を使ったアットホームなレストランがあると雑誌で紹介されていたので、まずはそちらで腹ごしらえ🤞

阿仁みそソースのとんかつ定食

こう言っては失礼ですが、ローカルな駅の構内にある食堂とのことであまり大きな期待はしていませんでした・・・💦
しかし、定食を見るとかなりのボリューム🤩
しかも、阿仁合地域は阿仁みそというお味噌が有名だそうで、とんかつソースではなく特製の味噌ソースをかけていただきます🙏
もちろん、お米は地元の ”あきたこまち” です🌾
サクサクのとんかつに上品なしょっぱさの阿仁みそ+ほくほくのご飯!
これで1100円はコスパが良いですね~、東京だとおそらく1500円超えでしょう・・・😅
ごちそうさまでした。
まだ、乗車予定の列車までは時間があるので、軽く駅周辺を散策してみることに🚶
駅前には無料に入れる”秋田内陸線資料館”という施設がありました。資料館とは言え、無人で明かりもほとんどないシーンとした施設ですww

まるで山小屋のような・・・(何でもないですww)

施設内はもちろん、秋田内陸縦貫鉄道の歴史や過去に運転したイベント列車のヘッドマーク等が展示されていたほか、阿仁は ”マタギの里” としても有名なのでマタギ関連の展示物もありました🐻
かつてこの地域はマタギの集落だったという言い伝えがあるようですが、真実は分かっていません・・・

メモリアルノートを発見!
列車の時間が迫ってきたため、字が汚いのはご容赦くださいww

〈阿仁合 15:28→角館 16:35〉

なんだかんだで阿仁合には2時間くらい滞在しました(*^_^*)
それではここで鉄印を回収して、角館行きの列車に乗り込みます🏃

通算11個目の鉄印をゲット!
阿仁合駅は本社と車両基地も併設している
急行 角館行き

”急行もりよし” という列車は線内に通過駅がある優等列車で、土休日は特別仕様車で運転されるらしいのですが、この日は残念ながら金曜日ということで一般型車両での運転でした・・・笑
ただ、車内は秋田のシンボルとも言える秋田犬が至るところに装飾されたラッピング車両でした🐕

シートから顔を出しているようで可愛いww
天井にもたくさんの秋田犬の写真ww
車窓は少しずつ色付き始めた山と田園風景のコラボレーション
緑と黄色と紅のコントラストは今しか見られない光景だったかも!?

阿仁合駅付近は山の合間を縫っていくような車窓でしたが、角館駅に近づいていくにつれて田園も見られるようになります🍁
緑豊かな季節ではここで田んぼアートをやられているようです(*^_^*)
そして、乗車から1時間ちょっとで列車は終点の角館駅に到着しました!

趣きのある寂れた看板
秋田新幹線も停車する角館駅

角館自体も武家屋敷をはじめ、ゆっくりと観光したら面白そうだなとは思ったのですが、今回は宿を田沢湖に取っていたので、このまま田沢湖線で田沢湖駅に向かいます。
すると、なんだか駅構内が騒がしいです・・・
「ただいま、田沢湖線は沿線火災の影響で運転を見合わせています」
「運転見合わせ???」
思わず声がでてしまいました・・・😓
まさかのゴール寸前でのアクシデント発生!
幸い、乗車した秋田新幹線は40分遅れで出発し、予約していた宿の夕食には間に合いそうでした。
しかも、宿の送迎車も同じ列車にその施設の宿泊者が何組か乗っていたようで、ちゃんと田沢湖駅で待っていてくれました!(良かったー🤗)

なんとか到着できて安堵ww

電車が遅延してしまい、夕飯までの間に大浴場に行く余裕はなかったので、そのまま夕食へ🚶

前菜
メインのジュンサイ鍋

誠に申し訳ないのですが、筆者は秋田名物のきりたんぽ鍋があまり得意ではなく、もうひとつの名物であるジュンサイ鍋にしました😅
人生で初めてジュンサイを食べたのですが、個人的にこのヌルッとした食感は癖になって、とても美味しかったです🍀

稲庭うどん

再びこんな話で恐縮ですが、筆者はもちもちとした食感が大の苦手なので ”伊勢うどん” や "讃岐うどん" は食べられません😓
ただ、見てください! 秋田名物の "稲庭うどん" は細麺でもちもち感がほぼないので筆者にはピッタリ!
このツルッとした喉ごしが堪りませんでした😍
写真は残っていませんでしたが、ランチに続いてほくほくの秋田こまち、さらには秋田こまちから醸造したライスビールや地酒なんかも飲みまして、秋田飯は全然飽きません!(ダジャレじゃないですよww)
少し、アルコールを抜いてから湖畔の大浴場へGO♨

露天風呂からは田沢湖が臨める(公式HPより)

もちろん、夜なので真っ暗ですww
川じゃないのでせせらぎの音も聞こえませんし、海ではないのでさざなみの音も聞こえませんww
景色は朝風呂でのお楽しみですかね・・・😄
今日は函館から田沢湖という大移動でかなり疲れましたので、ここらで就寝しますzzz

恒例の鉄印川柳で幕を閉じましょう!

またいつか マタギの里を 鉄路から

今回は被災区間があったので、鉄路での乗り通しが叶いませんでしたが、次回への布石という意味を込めてこのような形にしました( ^o^)ノ
阿仁合に再訪したら、またメモリアルノートに書きましょう!笑

🐻それではまたお会いしましょう🐻