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新年度『いのっちゼミ』

1, 今年度のコンセプト

『#話す場を提供します』

始まりは、尊敬する、いのっち(准教授)との会話。

『僕は、誰かに話をしてもらうことで、聴く側というよりは、
話をしてくれた人が、自分のことを肯定できたり、
これから進んでいくエネルギーを得られたりしてくれるのが
嬉しい
んですよね。』
『だから、人に話をしてもらうんです!』

『いいね~。れふとゼミ、開いたら?
れふとならできるよ!』

といった会話の中で、今年度の『いのっちゼミ』のゼミ長に就任した。
”のんかた” 中に決めてしまうところが、いのっちらしい。(笑)

上では、聴く側というより話す側に着目したいと書いたが、
話し手のおかげで、聴き手が学び、自らのエネルギーに変えてくれるようなことがあれば、それ以上のことはない。

ということで、僕が話をしてほしいと思う人をはじめとして、
ゼミの仲間が話を聴いてみたい人に話をしてもらって、
話す側と聴く側の双方向にいい循環が生まれるような場にしていきたいと思っている。

2, 原体験と恩返し

”話をしてもらうことで、次の自分の一歩につなげてもらいたい。”
そう思えるのは、自分が話を『する』ことによって、自分を肯定し、
自分として胸を張れるような経験があったからだ。

大学2年の春休みだったと思う。
コロナが流行り始めて、学校に思うようにいけなくなった1年生に向けての
『先輩からのメッセージと相談の場』があった。
そのプラットフォームの運営は、『いのっちゼミ』の先輩たちが中心でやっていて、僕に話をする機会を恵んでくださった。

受験に失敗して、一年間浪人したり、
部活も思うようには上手くいかなかったり、
やることを詰め込みすぎてパンクしたり、

こんな僕に話せることがあるのだろうか。
聴きに来てくれる人はいるのだろうか。
など、不安でいっぱいだった。

結論、そんな僕だったからこそ、話せることがあったのだと思う。
むしろ、失敗や悩みをオープンにしたことで、僕の話が、聴き手の内側に入っていきやすかったのかもしれない。
地元の友達や予備校時代の友達、大学の友達、先輩、後輩など、
色々な方が来てくれたのを今でも鮮明に覚えている。

”自分の話がだれかの心を動かすこともある。”
と、実感をもって学べたことが、今でも自分の宝物になっている要因なのだと思う。

話をできたのは、その場があったからで、
聴いてくれる人たちがいたからだ。

だから、今度は、僕が、話し手が自分を肯定できるような場であり、
聴き手にとっても、エネルギーを得られるような場をつくる番だ。

3, 気づいたら、たくさん

ここまで言語化する前から、
話してほしいなと思う人は、何人か思いついていた。

純粋に僕が話を聴きたい人や、
話す場を提供することで”応援”したい人

少しずつ声かけていきます。(笑)

また、その場を通して再会することで、
改めて感謝を伝えたいのかもな。

『いのっちゼミ』を通して、
自分と関わってくれる人たちを”応援”したい。
そして、生き生きしたその人たちの姿を見られたら、
なにより、僕自身が嬉しいと思う。


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