比田井通信 第864号(知らないことが多すぎる)
2024.5.4発行
一昨日の朝、とっても嬉しいことがあったんです。
その嬉しいことは前日の午後に遡ります。
5月1日はウエジョビで鈴木公子先生の講演会があったんです。
2年前にもお聴きした鈴木公子先生の講演でしたが、やっぱり2年に1度ぐらいは聴かないといけませんね。
人って忘れる生きものですから、やっぱり忘れちゃうんですよね。
でも、思い返してみれば2年前に鈴木先生のお話を聞けたことでこの2年間、大きく変わっていたことがあります。
それは「砂糖」の摂取量が私、激減したんです。ゼロじゃないですよ。チョコも食べますし、ケーキも好きですし、甘い飲み物もコーラも時々飲みます。
でも、思い返してみらたら、それまでと比べて激減です。結果、「また痩せました?」とよく皆さんから言われます(笑)
別に痩せるためにやっているわけではありません。健康のためにやっているだけです。
結果、適正な体重になるんでしょうね。
今回、「知らなかった・・・」と思ったことは「熱中症予防にはスポーツドリンクがいい」は間違いだということです。
結局、スポーツドリンクには砂糖がいっぱい入っています。これがどれだけ体に悪いものなのか・・・鈴木先生の講演を聞くとホントにそう思えます。
「カロリーゼロなら大丈夫?」って思いますよね。
ダメです。
もっとダメです。
と鈴木先生仰っていました。
カロリーゼロの飲料、いっぱいありますよね。カロリーゼロなのに美味しかったりします。甘かったりします。
なぜか・・・
化学的に作られたおかしな調味料が入っているからです。
中には海外ではその危険性から使用禁止になっている調味料が日本の飲料に普通に使われているものもあります。
熱中症に一番いいのは「経口補水液」だそうです。
鈴木先生のお話ではもっともっと衝撃的なお話もありましたが、諸事情によりここでは割愛します。
諸事情というのはヒダツーでそれを表面的にお伝えしてしまうと誤解や不快な思いをさせる方もいるかもしれないからです。
90分、ちゃんと聴かないと伝わらないからです。
とにかく、鈴木先生が伝えたい事のひとつは砂糖の取り過ぎはホントに怖いということです。人生を台無しにしてしまいます。
さらに、砂糖は我々が思ってもいない食材にたくさん入っているということです。それを体にいいと思って大量に摂取していることに気づきましょう!ということです。
あっ、今日はこのお話がメインではありません。その鈴木先生の講演会にこの方が来て下さっていたんです↓
【スイーツひとつで家が建つ?!】
そうです。17年前に我が家を建てて下さって、現在は我が家から徒歩45秒のご近所さん。田子さんです。
そんな関係ですから、未だに家族ぐるみのお付き合いです。
その田子さんに会場でたまたまご挨拶したら、
「比田井先生、明日の朝、小諸で講演ありますよね?カンタ君を誘って一緒に聴きに行こうと思うんですが、いいですか?」
なんて言うんです。
翌朝、小諸で浅間倫理法人会さんの講演が入っていたんです。
スタートは朝6時ですよ。
そのご提案、私は嬉しかったのですが、
「田子さん、それはとっても嬉しいのですが、絶対にカンタ、行きませんよ。それでなくても、大学生で、朝何時まで寝ているか知りませんが・・・休みの日なんて10時、11時まで普通に寝てますからね。
しかも、今日だって、本当は鈴木先生の講演を聴くために、午前中には東京から帰ってくるって言っていたのに、朝、起きられなくて夜帰ってくるって連絡があったんです。誘って下さるのは有難いですが、絶対に行くって言いませんよ」
って言ったんです。
田子さん「そうですかねぇ~」なんて仰ってましたが、その日の夜、カンタを上田駅まで迎えに行ってその車の中で「なんか、田子さんがカンタに話があるって言ってたよ」って言って、電話をかけさせたんです。
そしたら・・・
カンタ、「あっ、わかりました。」ってあっさりお誘いに乗ったんです。
私が誘っても間違いなく「行く」なんて言いませんから(笑)
「誰が誘うか」って大きいんですね。
だって朝寝坊したいカンタが朝5時に起きて6時からの講演を聴くなんてありえない話ですから。
小さい頃は私の講演をけっこう喜んで最前列で聴いてくれていたカンタですが、今回、久しぶりに田子さんと一緒に聴いてくれたんです。これは、素直に嬉しいですよね。
浅間倫理法人会の皆様の雰囲気も素晴らしくいい感じでとっても楽しい時間でした。
こんなどうでもいいお話は、どうでもいいんです。
でも、嬉しかったのでご報告しました(笑)
さぁ、今日の本題はここからです。
昨日5月3日、喜多川さんからいつも通りメルマガが届きました。
昨日はそのカンタと一緒に実家の田んぼの仕事を1日していたので、
読んだのは今日なんです。
昨日届いたメルマガです。
昨日は何の日でしょうか?
そうです「憲法記念日」です。
そのメルマガには喜多川さんの
憲法に関する考え方が分かりやすく書いてありました。
私からしたら、「分かりやすく」なんてレベルではありません。
お見事です。
ホントはですよ、喜多川さんのメルマガのお話をするたびに書いていますが、そのメルマガの全文を読んで欲しいんですよ。
これを読まないと喜多川さんの本当の真意は伝えようがないんです。なにせ、渾身のメルマガですから。
私から伝えられるのはほんの一部です。
喜多川さんが憲法の話をするとき、
「そもそも、日本最初の憲法とは・・・」
そこから話してくれます。
日本最初の憲法は
言わずと知れた聖徳太子が604年に定めたと言われている「十七条憲法」です。
その前に、憲法とは誰のためのルールでしょうか?
私、数年前までちゃんとわかっていませんでした。
「憲法って日本で一番大事な法律」ぐらいの感覚でした。だから「憲法違反」っていうと大変な違反というイメージでした。
「十七条憲法」に関していうと聖徳太子が国の役人に対して「これだけは守りなさい」と決めたルールなんです。
その第一条が
「和をもって貴しと為す」
です。
つまり「みんな仲良くしようね」です。
そして、一番最後の十七条が
「大事なことは一人で決めてはなりません。必ずたくさんの人で話し合って決めなさい」
これを国民に言ったんじゃないんです。
国の役人に「これを守りなさい」と言ったんです。
第一条というのはもっとも大事な事ですよね。
それが、「みんな仲良く」で、
最後のダメ押しが「大事な事は一人で決めてはいけません。みんなでよぉ~く話し合って決めるんですよ」です。
なんと、日本らしい憲法でしょうか。
繰り返しますが、
これは日本人である聖徳太子が国の役人に対して作ったルールです。
その目的は?
「日本国民が安心して幸せに暮らしていく」ためです。
どうですか?
「みんな仲良く」
「大事な事はひとりで決めない」
これを守ることに日本国民で反対する人はいませんよね。
さぁ、ここで現在の「日本国憲法」です。
まず、この日本国憲法、誰が作ったんでしょうか?
戦勝国のアメリカです・・・なんて言うと、ちょっと分かっている人は、「いえいえ、ちゃんと日本人が作ったんですよ」と言うかもしれませんが、その日本人を選んだのはアメリカです。
戦勝国のアメリカにとって都合のいい憲法を作ってくれそうな人を選んで、非常に短い期間で作らせたんです。
日本人が大切にしてきた「大事な事はみんなで話し合って決めましょう」ではなかったんです。
これを「日本人が作った」と言えますか?
(あっ、メルマガの中で喜多川さんはここまでのことは書いていませんよ。これは私の考えです。)
喜多川さんが最後にこう書いてます。
日本国憲法を国が守ることで本当に
「我々の未来が平和に安心して暮らしていくことができるのか…をちゃんと考えなくてはいけませんよね」と。
ちゃんとですからね。
ちゃんとって言うのは・・・
ちゃんとです。
昨日はそういう日でしたからね。
ちょっとカタいお話になりましたが、今日は食べ物に関しても、憲法に関しても「知らないことが多すぎる」というお話でした。
あと2日のゴールデンウィーク、良いGWをお過ごしください。
【一般参加可能なヒダカズ講演】
■9/27(金)長野県千曲市/13:30~15:00/千曲市 戸倉創造館大ホール/入場有料(「いきいき創造学級」全10回で1,000円。比田井和孝の講演は全10回のうちの1回)/戸倉公民館 026-275-1490
togura-pc@city.chikuma.lg.jp
【第19回 ココロの授業 講演会】
日 時:2024年10月26日(土)
12:30~16:00
ゲスト:木下晴弘師匠
会 場:サントミューゼ 大ホール
※ご予約はコチラ↓
https://forms.gle/nHjfbKicLpSvMefD9
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