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比田井通信 第903号(なぜ、失敗するのが怖いのか)

2025.2.2発行
まずは、
先週のヒダツーで突然の大発表「ヒダカズの新刊が9年ぶりに出ます!」のこれまた突然の「表紙アンケート」にたくさんのご協力、ありがとうございます!

まさか、こんなにたくさんの方がアンケートに答えて下さると思っていなかったんです。さらに嬉しかったのは私の新刊をこんなにたくさんの方が待って下さっていたというのが伝わってきて本当に嬉しかったです。

だって、アンケートってホントに面倒くさいじゃないですか。
今回はメールアドレスは入力不要にしましたが、名前を入力して、希望の番号をポチっとして、さらにコメントですよ。
これってかなり面倒じゃないですか。

なのに、48人もの方が答えて下さったんです。
私的には10人位が答えてくれたら万々歳ぐらいに思っていたんです。
それが48人もですからね!ホント嬉しかったです。

で・・・、みなさん、気を遣って
「絶対、比田井先生の顔がいい!直感です。」とか
「⑤番一択です!」とか
「ヒダカズ先生の顔がやっぱり前面にないと!」なんて書いて下さる方がたくさんいて、これも有難いですし、

ちゃぁ~んと現実的に冷静になって
「ヒダカズファンには5番ですが、本屋さんに置くなら・・・〇番がいいと思います」なんて方もたくさんいらっしゃいました。
このパターンが一番多かったです。

さらには、「〇番、ときどき5番」なんていう企画のご提案頂いたり、
「カバーは〇番、カバーを取ると5番」とか、いろいろ考えて下さって皆さんから愛を感じました。

ということで、そのアンケート結果、気になりますよね。
「ヒダカズ新刊表紙アンケート」の結果はコチラです⇩

みなさん、それぞれ、いろんな想いがあっての集計です。
「私が買うなら5番がいいんですが・・・ヒダカズ初心者のかたにはきっと〇番がいいと思います」的な選択は〇番にしてますので5番も健闘しましたよね(笑)

このアンケート結果は出版社に送りまして、
最終的に決めるのは三笠書房さんです。
その結果は、本が出版されるのをお楽しみにして下さい。

また、たくさんの方から「3月のいつですか?」との問い合わせを頂きまして、美恵先生に聞いたところ「3月13日頃」とのことでした。
早速、美恵先生のところには「プレゼント用に〇十冊お願いします!」なんていう注文も入っているようです。

とっても、とっても有難いのですが、
先週もお伝えした通り、期待度を下げて読んで頂いて、
それで「いい!」と思ったらプレゼント用にして頂けたらと思います。

とはいえ、元ネタがヒダツーです。
ヒダツーはご存知の通り、いろんな人のお話を書いているじゃないですか。
だから、いろんな方のみなさんのおかげでできた本なんです。
改めて、私も読んでみて
「あぁ~、このエピソードはホントいい話だよなぁ~」というお話もたくさんあります。ですので、期待しすぎず楽しみにして頂けたら嬉しいです。

あっ、今、出版記念のイベントも調整中ですので、決まったらこのヒダツーで一番最初にお知らせしますね。

さて、本日のヒダツーは・・・

1/25の喜多川さんの長野講演のお話です。

ヒダツー読者の上原博光先生主催の喜多川さんの講演は2年ぶりですが、これまたヒダツー読者の太田智明先生主催の喜多川さんの講演が昨年2月にありましたので、そういう意味では3年連続、長野県での喜多川さんの講演があったということです。長野県の皆様、本当にラッキーですよ。

喜多川さんが凄いのはですね、毎回、お話が違うんです。
今回はですね、講演開始10分でいきなり私、唸ってしまいました。

喜多川さんがある大学で講演した後のことです。
サイン会の列に並んだ学生さんが神妙な表情で言うんです。

「失敗するのが怖いんです」と。

喜多川さん、そんなこと言われちゃったら
「あぁ、そうなんだね。」って言ってアドバイスをしてあげるんです。
後ろにはたくさんのサイン待ちの行列なんですが、そんなこと言われちゃったらアドバイスしないわけにいかないじゃないですか。

そのアドバイスが終わって次の学生さんです。

その学生さんも神妙な顔で
「失敗するのが怖いんです」って言うんですって。

喜多川さん、さっきの学生さんに話してあげたのに、この学生さんに話さないわけにはいかないですよね。また、アドバイスをしてあげるんです。
喜多川さんは「そんなんだったら、その話を講演の中ですればよかった」と思いながらアドバイスをするんです。

私だったら、その行列に向かって
「失敗するのが怖い人って他にもいるぅ~?」って聞いて、
いっぺんに済ませちゃいます(笑)

で・・・、
喜多川さんがそのときにどんなアドバイスをしたか・・・

誰かの失敗を嘲笑ったり、責めたりするのをやめてみれば?

というアドバイスをするんです。

いやぁ~、流石です。
流石、喜多川さんです。

普通だったら
「若いうちの失敗なんて、後になってみればいい思い出になるだけなんだから、失敗を恐れずにまずやってみな!」
ぐらいのアドバイスですよね。私だったらその程度のアドバイスで終わっちゃうんじゃないですかね。

でも、そんなアドバイスはいままでに何度も受けているんですよね。
それでも「失敗が怖くて挑戦ができないんです」ってことですよね。
頭では「失敗を恐れず、挑戦したい!」って思っているんです。
でも、できないんです。

そんな若者に喜多川さんは
誰かの失敗を嘲笑ったり、責めたりするのをやめてみれば?
というアドバイスをするんです。

その大学生は最初、意味がわからないかもしれません。
でも、喜多川さんは分かっています。

自分の心は自分が作った

ということです。

今まで、誰かの失敗を嘲笑ったり、バカにしたり、責めたり、自分がしてきたんです。

自分が
「失敗は恥ずかしいこと」
「失敗したら笑われる」
「失敗するとバカにされる」
「失敗すると責められる」

と思って生きてきたんです。

いざ、自分が挑戦しようと思ったとき
「でも、失敗したら恥ずかしい」
「でも、失敗したら笑われる」
「でも、失敗したらバカにされる」
「でも、失敗したら責められる」

という心がでてきますよね。

で、喜多川さんに

失敗するのが怖いんです

という相談をするんです。

だから喜多川さんは
誰かの失敗を嘲笑ったり、責めたりするのをやめてみれば?
というアドバイスをします。

さらに、アドバイスは続きます。

それは「凄い」という言葉の使い方です。

多くの人がこの「凄い」という言葉を
結果に対して使います。

「あの人、学年1番の成績取ったんだって!凄いね!」
「あの人、大会で優勝したんだって!凄いね!」

この言葉を小さい頃から周りの大人に言われて育ちます。
心はかけられた言葉でできますからね。

結果に対して「凄い」という言葉ばかり聞いてきた子は
「結果が良くなかったら凄くない」という心になっていきます。

それは「結果」に対して「凄い」という言葉を使ってきた結果です。

喜多川さんのアドバイスは

「結果」ではなくて「挑戦」に対して「凄い」という言葉を使ってみれば?

です。

子どもに「失敗を怖れず、挑戦してほしい」と思うのであれば、親や先生が挑戦したことに対して「凄い!」と言ってあげて欲しいってことです。

でも、この喜多川さんの話を知らなければ、
この失敗するのが怖い若者を作るメカニズムを知らなければ
結果ばかりに注目して、結果だけを見て「凄い」と言う大人になってしまいます。

まずは我々、大人が
誰かの失敗を嘲笑ったり、責めることなく、
挑戦したことを讃えられるような人になることで子ども達は
失敗を怖れず挑戦できる人間になって行くってことですね。

挑戦と言えば、57年間の人生のほとんどを
挑戦のために使ってきた男がいますね。
挑戦したら失敗することもあるんです。
うまくいくこともあります。
でもこの方は、誰かの挑戦を絶対に嘲笑ったり、
責めたりしないんでしょうね。

だから、周りに何と言われようが
挑戦し続けて、成功しようが失敗しようが、
幸せそうに生きているんです。

その男の名は、そうです。

白石康次郎。

現在も挑戦、真っ只中です。

久しぶりの白石さん応援動画です。
報道ステーションの大越キャスターに噛みつく白石さんをご覧ください!

来週は白石さんのゴールを報告できるかもしれません!
最後の応援、よろしくお願いします!

あっ、喜多川さんが2/13(木)に上田看護専門学校での講演会にいらっしゃるんです!今朝の「週刊上田」に載ってました!もちろん、私も行きます!

本日の「週刊上田」より

予約・詳細はコチラです⇩
https://ueda-kango.ac.jp/cms/wp-content/uploads/2024/11/20250213.pdf

■■第2回 信州大愚塾■■■

※ヒダカズ個人がライフワークとして主催する特別な塾です
 残席わずかとなってまいりました。いい席はお早めに!

日 程:3月9日(日)12:00開演
会 場:上田市サントミューゼ小ホール
詳細はコチラ↓
https://contents.nalandastore.net/2025sinsyutaigujyuku/

■■ウエジョビ入学式特別講演会■■■

日 時:4月7日(月)13:30
会 場:上田市サントミューゼ大ホール
※詳細・予約はコチラ↓
https://uejobi.ac.jp/public/specialday/

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