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比田井通信 第866号(あなたの中の世界を変えるチカラ)

2024.5.18発行

本日、55歳になったヒダカズでございます。

朝からたくさんの方に
「お誕生日おめでとう!」メッセージを頂きました。この場を借りてお礼を申し上げますm(__)m

実は今日は実家の「田植え」の予定だったんです。ところが、苗の生育状況がまだちょっと足りないようで、急遽、1週間延びたんですね。

もともと田植えの予定だったのでカンタも東京から帰ってきて手伝ってくれることになっていました。急遽、田植えの代わりに草刈りを一緒にしました。

嬉しかったのは佐久平駅に迎えに行った後、一緒に朝ごはんを食べたのですが、お誕生祝いに朝食をご馳走してくれたんです。

カンタが私の誕生日に身銭を切ってご馳走してくれたのは初めてです。嬉しいものですね。

さて、今日のヒダツーは・・・

あなたの中の世界を変えるチカラ」というお話です。

昨日、届いた喜多川さんのメルマガに載っていたお話で・・・https://www.mag2.com/m/0001695738

自分には影響力がないから、世界を変えるチカラなんてないと思っている人が多いという話がありました。

でも、喜多川さんは作家になる前、塾の先生をしていた頃からこう考えていたそうです。

「目の前に一人の生徒がいることの意味、それはとてつもなく大きい。
もし自分と出会うことで目の前の生徒の価値観や人生観が変われば、その後の人生で出会う、何千人、何万人という人が影響を受けることになる。そうやって出会った先の何千人、何万人も、それぞれがその後の人生で何千人、何万人と出会って影響を与え合っていく。そう考えると一人の生徒を指導するチャンスがあるというのは世の中を大きく変えるチャンスがあるということだ。僕は本気でそう思っていた。」

ここで重要なのは喜多川さん、本気でそう思っていたんです。

さらに喜多川さん、こう言ってます。

「目の前の若者のこれからの人生の物語を想像してみるということ。それだけで、『ああ自分には世界を変える力があるんだ』と納得できる。」

いいですか。

自分が伝える言葉で、目の前の若者のこれからの人生の物語がどう変わっていくのか本気で想像するんです。

喜多川さんが若者たちの前に立つときにはそんな気持ちだということです。

その喜多川さんが3年前の6月。
ウエジョビの公務員科の学生にこんな話をしてくれたんです。

「君たちは後に、語るに値する一年を手に入れるためにウエジョビに来たんだよね。」

いいですか。

公務員試験を目指している学生達ですからね。普通だったら「君たちは公務員になるためにウエジョビに来たんだよね。だったらそれに相応しい努力が必要だよ。」こんなレベルのお話です。

こんな言葉で、その若者のこれからの物語は変わります?

せいぜい、公務員に合格して安定した生活を手に入れて良かったね・・・程度です。

喜多川さん、真剣に考えてくれたんでしょうね。

「ウエジョビの公務員科の学生たちは何を手に入れるために来ているんだ・・・」

その答えが

「後に語るに値する一年」だったんでしょう。

私はこの言葉に痺れたんです。

確かにそうだ・・・って思えたんです。

「語るに値する一年」ってどんな一年ですか?

「ウエジョビに行ったら、先生が勉強を分かりやすく教えてくれたおかげでドンドン成績も上がって意外とすんなり第一志望の公務員になれました」

こんな一年、「語る」に値します?

「語る」のはいいですよ。
でも、「語る」に値しません。

ちなみに誰に語るんですか?

喜多川さんも私も、イメージは将来の自分の子どもです。

「語るに値する」というのはそれを聞いた子どもがその話を聞いて「よし、自分もがんばろう!」って思える話です。

公務員科の6月は3ヶ月後に本試験が迫ってきてみんなピリピリしだす頃です。

成績が順調に伸びている学生はまだいいです。でも、多くの学生は思ったように成績が伸びていません。そんな公務員科の学生の様子をちゃんと分っている喜多川さんが伝えてくれたのが「後に語るに値する一年」という言葉だったんです。

「一生の仕事を手に入れるための勉強がそんなにすんなりうまくいったら後に語れないでしょ。なかなか、うまくいかないから後に語れるんでしょ。今、最高の一年をみんなは過ごしているんだよ」

というメッセージだったんです。

もぉ、私、感動しましてね。

翌年も、学生達にその言葉を伝えたんです。

翌々年も伝えたんです。

そしたら、昨年度の「ウエジョビ生の主張」で公務員科警察・消防コースの代表として選ばれた白石斗夢君がこんなスピーチをしてくれました。

私、最前列でこのスピーチを聴いていてメチャメチャ嬉しかったんです。

あぁ~、伝えて良かったぁ~って思ったんです。

あっ、もしかして、こう思う方います?

「でも、結局、彼は消防官に合格していないんですよね?」って。

ヒダツー初心者の方であれば、そう思う方がいても仕方ないですが、ヒダツー読者ベテランの方でそんなふうに思う方、まさか、いないですよね(笑)

確かに斗夢くん、結果は出ていませんよ。でも、間違いなくこれからの人生の物語は変わりました。

だって、それまでは「夢の消防官になるため」に頑張っていたんです。

でも、喜多川さんの言葉を聴いて「将来の子どもに語るに値する人生を歩む」という目的に変わったんです。この後の斗夢君の人生の物語は大きく変わりましたよね。

その斗夢くん、今年もウエジョビでがんばっています。「がんばる」って言ったってちょっと違うんですよ。

今年は語るに値する二年目ですからね。

ただ、勉強をがんばっているんじゃないんです。

クラスの中で副担任レベルの活躍です。

後輩たちが「斗夢先輩のような人になりたい!」ってみんな言っているんです。

私から見ていても凄いなぁ~と思っていました。

そんな斗夢君が昨日の朝、受付に来て「比田井先生にお話があってきました!」って言うんです。

何かと思ったら、

「昨日、補欠合格だった消防から欠員が出たので7月1日付で採用との連絡がありました!」

って言うんです。

斗夢君、スピーチの宣言通り、目標の消防官になることが決まりました。

3年前に喜多川さんがウエジョビの学生に伝えてくれた言葉が時を経て斗夢君の人生をも変えました。

その斗夢くんと関わったクラスメイトも斗夢君の影響でこれからの物語が変わるはずです。

さらに、斗夢君は将来、自分の子どもに語るんでしょうね。

「お父さんはな、お前にこの話を語るためにあの一年を頑張ったんだ。
おまえのおかげでお父さんは頑張ることができたんだ。
生まれて来てくれてありがとう。
そんな、お父さんの子どもとして生まれてきたお前は何があっても大丈夫だ。後に、お前の子どもに語れるような人生をお前も歩むんだぞ」
って。

その斗夢君から喜多川さんにメッセージです↓

あっ、ですからね、何を言いたいのかといいますと、
今日のお話は「あなたにも世界を変えるチカラがあるんですよ」ってことなんです。

大丈夫ですか?

伝わってます?

えっ?
「私は喜多川さんのようにそんな名言思いつきませんし…
 ウエジョビでそんな講演できませんし…
 私にそんな影響力ありません…」

ですって?

ちょっと待って下さいよ。

今日のお話は喜多川さんの名言のお話をしたんじゃないんです。

本日、55歳になったワタシの話をしたんです(笑)。

だって、
喜多川さんの名言は喜多川さんの本を読めば・・・
メルマガを読めば・・・
講演会に参加すれば・・・
誰だって手に入れることができるんですよ。
あなた次第です。

で・・・、

ワタシがしたことは・・・、

2年前に聴いた喜多川さんの「語るに値する一年」という言葉を
一昨年も、去年もウエジョビの学生に語ったんです。

毎年、斗夢君のように「人生変わりました!」なんて言ってくれる学生がいるわけじゃないんです。

でも・・・、

必ず、いつか、そういう人が目の前に現れます。

それはあなたの職場の部下かもしれませんし、
先生をやっている人は生徒かもしれません。
あなたの子どもかもしれませんよ。
友達かもしれません。
あなたのYoutubeを観てくれた見ず知らずの人かもしれませんよ。

いつか必ず、現れるんです。

誰にでもできることです。

喜多川さんはそれを本気で信じて伝え続けてきたんです。

そしたら、喜多川さんの影響でホントに世界が変わりつつあります。

喜多川さんの話をしているのではありません。

あなたの話をしているんです。

斗夢君も昨日、言ってました。
7月から消防の現場に行くんです。
ウエジョビ以上に大変です。

でも
「周りの人に良い影響の与えられる人になります!」って言っていました。

55歳になったヒダカズにも世界を変えるチカラがあるんです。

あなたにも世界を変えるチカラがあります。

【一般参加可能なヒダカズ講演】
■9/27(金)長野県千曲市/13:30~15:00/千曲市 戸倉創造館大ホール/入場有料(「いきいき創造学級」全10回で1,000円。比田井和孝の講演は全10回のうちの1回)/戸倉公民館 026-275-1490
togura-pc@city.chikuma.lg.jp

いのちの授業 第20回記念大会
日 時:10/14(祝)12:30~16:30予定
会 場:ウインクあいち 小ホール1(名古屋市名古屋駅徒歩8分)
定 員:200名
(オンライン=Zoom定員300名)
テーマ:「いのちを幸せをみつめて」
講師
水谷もりひと(日本講演新聞編集長)
比田井和孝(上田情報ビジネス専門学校副校長)
佐々木美和(チャイルド・ライフ・スペシャリスト)
鈴木中人(いのちをバトンタッチする会)
コメンテーター=志賀内泰弘(作家)
ミニ音楽=北村遥明(虹天塾近江)
入場料:学生500、一般2500円、当日券3000円(会場のみ)
チケット販売予定:7月1日より

【第19回 ココロの授業 講演会】
日 時:2024年10月26日(土)
    12:30~16:00
ゲスト:木下晴弘師匠
会 場:サントミューゼ 大ホール
※ご予約はコチラ↓
https://forms.gle/nHjfbKicLpSvMefD9


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