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比田井通信 第906号(幸せを感じるチカラ)

2025.2.22発行

昨日は上田市内の名門日本語学校「MANABI外語学院」での講演でした。毎年、この時期に卒業生に対してお話をさせて頂いています。なんと、今回で20回目です。2006年から始まった「MANABI×ヒダカズのココロの授業」が20年間、毎年(コロナ禍も休みませんでした)呼んで頂いているなんてこんな有難いことないですよね。

20回目のMANABI外語学院での講演

今年も楽しかったです(笑)
どれだけ楽しかったか、これ観たらわかりますよね↓

楽しくて仕方ないヒダカズ

実は特にここ数年、楽しくて仕方ないんです。
それは、3年前からMANABI外語学院で行われる文化祭「MANABI祭」のメインコーナー「スピーチコンテスト」の審査員を頼まれるようになったからです。

今年の出場者のみなさん
最後は皆さんと記念写真です

楽しいのはスピーチだけではなくて母国の民族舞踊なんかも見せてくれるんです。

ベトナムのダンス
ネパールのダンス

何が楽しいって、会場の盛り上がりです。
日本ではあぁいう感じの盛り上がりはちょっとないです。
そんな外国の雰囲気を感じながら聴くスピーチもホント素晴らしいんです。

最後にはコメントをさせて頂くのですが、そこで、
「2月21日に今度は私が90分のスピーチをしにMANABIに行きますから、楽しみにしておいて下さい!!!」って言うんです。

この一言が言えるか、言えないかで、
もう、当日の雰囲気が全然違うんです。
席は自由席なんですよ。昨日なんて、最前列センターに最初に来てくれた学生さんが座ってくれるんです。
「どうして、この席に座ったんですか?」と聞くと、
「先生のエネルギーが凄くて、今日、楽しみに来たんです!少しでも近くで聴きたくてここに座りました!」って超笑顔で言ってくれるんです。

嬉しいじゃないですか。

ここで一つ、大事なことがあります。

私は「学生さんの雰囲気がとってもいいから楽しかった」とお伝えしていますが、じゃぁ、「なぜ学生さんの雰囲気がそんなにいいか?」です。

もちろん、MANABIの先生方の躾や指導が素晴らしいというのもありますよ。でも、それ以上に大きいのは「私自身がここ数年、それまで以上に楽しみにしているから」なんです。

以前は勝手に壁を作っていました。

そりゃそうですよね。外国から留学生ですよ。
留学生相手に90分話したことあります?
普通、ないですよね。

2006年に最初に話したとき、私がどれだけ困ったかわかります?

「MANABI外語学院」での最初の講演(ヒダカズ太ってます(笑))

この写真は必死で話して、何とか終わってホッとしている写真ですから伝わらないと思いますが、困りながらしゃべったんだと思いますよ。

なぁ~んとか最後はいい雰囲気になってますが、私が困りながらしゃべったら、聴いている学生さんも困っていたんじゃないでしょうか(笑)

でも、今は・・・

伝えたいんです。
将来、幸せな人生を歩んでほしいんです。

「日本語は道具ですからね。この後、皆さんが何のために使うかが大事なんですよ」

この後、白石康次郎さんのお話をしてきました。
最後は二人の学生さんが上手な日本語で嬉しい感想を言ってくれました。

これ、何を言いたいのかといいますと、

やっぱり「鏡の法則」ですね!

ってことなんです。

私の心に壁があれば、
そりゃ相手も壁を作ります。
毎年、スピーチを聞く中で、
肌の色や、住んでいる場所が違っても
ウエジョビの学生達と同じ悩みを持って
同じことで困っているのがよくわかるんです。

それがわかると壁なんてなくなりますよね。
年齢もウエジョビの学生達と同じぐらいなんです。
もぉ、私の気持ちはウエジョビ生にしゃべっているのと同じです。

昨日なんて、最後には

「よきウエジョビ生であれ!」

って言いましたからね(笑)
もちろん、その後には

「よきMANABI生であれ!」

って言いましたよ。

ありゃぁ~、このお話、
こんなに長くするつもりはなかったのですが、
また、やってしまいましたね。

今日のテーマは
「幸せを感じるチカラ」でしたね。

ホントは先週このお話をしようと思っていたのですが
先週は白石さんのゴールの話をしたかったので、今日します。

2/13に上田看護専門学校に喜多川泰さんが来たんです。
本来は看護学生さん向けのおはなしなのですが、有難いことに一般公開して下さったんです。結果、学生さんより多い人数の一般のお客様がいらしてました(笑)平日昼間の講演ですよ。喜多川人気、相変わらず凄いですね。
ヒダツー読者の方もたくさんいらしてましたね。

その時のテーマが「幸せを感じるチカラを磨こう」だったんです。

その中で喜多川さんが看護学生達に伝えたのが

いままで通ってきた学校の常識と社会に出てからの常識は全く違う」って言うんです。

だとすれば、社会に出る前に
学生でいるうちにその常識を切り替える必要がある

って言うんです。

今までの常識は
周りの人よりたくさんのものを手に入れたら幸せになれる
だったんですよね。

人より多くの知識
人より多くの能力
人より多くの才能
人より多くの実績
人より多くの資格
人より多くのお金

こういったものを
人より多く手に入れたら幸せな人生が待っている。
大人もそう思っている人が多い。

だから、子どももそう思ってしまうんですよね。

でもこれらを手に入れて
幸せになった人は過去一人も居ない。

確かにこれらのものを手に入れたら
その瞬間は嬉しいです。
でも、どんなに「嬉しい」を積み重ねても
「幸せ」になることはありません。

私は

「嬉しい」=「一瞬の幸せな気分」

だと思っています。
一瞬で消えてなくなってしまいます。
ところが、「嬉しい」を積み重ねて行けば「幸せ」になれると思っている人が多いですよね。

だから喜多川さんは言うんです。

幸せは
集めた量ではなく
与えた量で決まる

と。

今日のテーマ
「幸せを感じるチカラ」とは
このことを知っていかに実践していうか…
だと思います。

自分の中の常識を
「いかに多くのものを手に入れるか」
から
「いかに多くのものを与えられるか」
に変換していくことが大事なんだよ
と喜多川さんは看護学生達に伝えてくれました。

ホントにその通りですよね。
知識を手に入れるために学ぶ人
その知識を使って周りの人に与えるものを増やそうと学ぶ人でその先の人生が大きく違ってくるのは目に見えてますよね。

喜多川さんに、またまた大事な事を教えて頂きました。

2週間後に迫った信州大愚塾。
プレミアムシート 満席
A席 満席
バルコニー席 満席
残すはS席がわずか
となりました。

迷っている方、
迷っている場合ではありません(笑)
お急ぎください!

あと、ヒダカズ新刊のシブ読

かなり特別なシブ読

の計画が水面下で進んでいます。
正式に決まりましたら、ヒダツー読者の皆様には
真っ先ににお知らせしますので、
次回のヒダツーが届いたら、すぐに観て下さいね!

■■第2回 信州大愚塾■■■

※ヒダカズ個人がライフワークとして主催する特別な塾です 

日 程:3月9日(日)12:00開演
会 場:上田市サントミューゼ小ホール
詳細はコチラ↓
https://contents.nalandastore.net/2025sinsyutaigujyuku/

■■ウエジョビ入学式特別講演会■■■

日 時:4月7日(月)13:30
会 場:上田市サントミューゼ大ホール
※詳細・予約はコチラ↓
https://uejobi.ac.jp/public/specialday/




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