比田井通信 第897号(それ、ホント?)
2024.12.22発行
白石さん応援動画、
ビックリするほど回ってます。
【復活の白石康次郎】
【南氷洋から報道ステーション生中継】
二つ理由があります。
ひとつは、
私がかなりの労力をかけて作っているから(笑)
あのですね。
あれ、ホントに大変なんですよ。
【復活の白石康次郎】動画なんてホントに18時間かかってますからね。
先週の【報道ステーション生中継】だって何時間もかかっているんです。
このヒダツーだって半日以上、だいたいかかってますから、もう、週末はホント大変なんです(笑)
白石さんが帰ってくるまで、
私もホントに白石さんと一緒にヴァンデ・グローブに出ているようです(笑)
で…、
一昨日の報道ステーション、観ました?
白石さん、最高でしたね!
ヴァンデグローブ、スタート直後はかしこまっていた白石さんもスタジオの皆さんとだんだん打ち解けていつもの康次郎節がでてきましたよね。
スタジオの皆さんも週一度、白石さんと話せるのが楽しみになっているのが伝わってくるんです。
4年前もホントそうでした。
メインキャスターの富川さんが最後の頃は毎週「人生相談」してましたからね。
完全にスタジオの皆さんを白石ファンにしていました。
あれから4年経って
報道ステーションのキャストも全部入れ替わったんです。
白石さんのことをちゃんと知っている人がスタジオに居ないんです。
最初はお互いよそよそしいんです。
先週のピンチを乗り越えた白石さんから出た
「想定外なことが起きるのが想定内」
の言葉を聞いて、白石さんのことを見る目が変わったんでしょうね。
で…
今週の白石さん、
笑っちゃいましたよね。
板倉さんの
「日本中の大人の皆さんに一言、お願いします!」
に言ったのは…
最後までご覧ください↓
ですよね。
白石さん、面白いですよね!
で…、
そのあと困っているところが
カワイイですよね(笑)
こういうところが白石さんの魅力なんです。
ハイ、今週の白石さんの報告はこの辺にして、今日はですね。
それ、ホント?
というお話です。
最近、私のところに
「運の方程式(鈴木祐 著)」という本がやってきました。
どんな人のところに「運」がやってくるのかを科学的に説明している本なんです。
この本の最初の方に意外なことが書いてあるんです。
スポーツ選手で大成功する選手っているじゃないですか。つまり、スポーツ選手として「運」を掴んだ選手の共通点なんです。
例えば、
「小さい頃から同じ種目をずぅ~っとやってきた選手」と「いろんな種目をやってきた選手」。
どっちが多いと思います?
もう「意外なこと」って言っちゃいましたから、答えはお分かりですね。
そうなんですよ。
「同じ種目だけをやってきた選手」じゃないんですって。
いろんな種目をやってきて、「どれにしようかなぁ~」と迷う時間が長い選手の方が大成しているんですって。
最初から一つに絞って努力をした選手は確かにジュニアレベルでは成功を収めやすかったそうですが、成人後にトップを取れる人は少ないんですって。
ところが、イチロー選手や福原愛ちゃんや羽生結弦選手のように小さい頃から同じ種目をずぅ~っとやってきている人の方が注目されやすいですし、分かりやすいですよね。
小さい頃から同じ種目を頑張ってやってきたから活躍した。
これ分かりやすいんです。
ところが、いろんなことを経験してきた人の方がその後の伸びがあるんです。
応用が効くんです。
いろんなことを経験した分、
自分にとって本当に向いているものが分かるんです。
簡単に言うと「運」を掴むためには
時間をかけて
いろんな経験をして、
いろんな人と出会い、
いろんなことを学ぶってことです。
あっ、今日のお話は
「運を掴むためには…」というお話じゃないんです。
「それ、ホント?」がテーマなんです。
一つ目が
「同じことをずぅ~っとやっているから成功する」
⇧それってホント?
他にも
夢があるから
やる気が出て、
努力(行動)して、
夢が叶って
幸せな人生がやってくる
と一般的には思われています…が、
それってホント?
私は下晴弘師匠に
「努力するから幸せになるのではなくて
幸せな人が努力するからもっと幸せになる」
と教えて頂きました。
だいたい、
夢を叶えただけで
幸せになった人を
私は一人も知りません。
逆に、
夢なんてなかったけど、
夢にも思わないような出来事が
毎日のように起きて
幸せな人生を歩んだ人は知ってます。
少なくとも「やる気」は
ただ待っていても出てきません。
「やる気」があるから「行動」するのではなくて「行動」するから「やる気」がでてきます。
他にも
正直者は馬鹿を見る
と一般的には言われていますが
それ、ホント?
大愚和尚は
「冷静になって考えて下さい。
正直者は馬鹿を見ません。
馬鹿な人が馬鹿を見るんです」
と教えてくれました。
「自己肯定感は高い方がいい」
これも一般的には
そう思われています。
でも、それってホント?
このヒダツー読者で
↓この動画を観てくれた方の中には
「自己肯定感なんて低くてもいい」
と思っている人が少なからず居るはずです。
実は今日、喜多川泰さんの「歴史楽」というオンライン講座を受けたんです。
その中で、
「日本が79年間もの間、戦争に巻き込まれなかったのはなぜでしょう?」
という話があったんです。
多分ですよ、
「そんなのは戦後、日本は憲法で
戦争放棄と戦力不保持を宣言したからですよね。だから戦争をしないで済んだんです」
と思っている人が多いですか?
私もそう習ってきましたし、
長い間、そう思っていました。
だって、とっても分かりやすい理屈ですよね。
「日本は戦争をしません!」と宣言をしたので戦争に巻き込まれることはなかったんです。
たしかに、分かりやすいです。
でも、それってホント?
この理屈がホントなら
日本中の子ども達が小学校に入学する時に
「僕はケンカはしません。イジメもしませんし、イジメられません!」
と宣言をすれば、ケンカに巻き込まれることもなく、イジメられることもなく6年間を過ごすことができるんでしょうか?
残念ながら、そんな宣言をしただけではうまく行かないような気がします。
ちなみに、「中立非武装」を宣言した国で過去、戦争に巻き込まれなかった国はひとつもありません。
これを宣言した国は侵略され、すべて滅んでいるそうです。
「スイスは永世中立国ですよね?侵略されていませんよ」
と思いますか?
確かにスイスは「永世中立」を宣言していますがメチャメチャ強力な軍隊を持っていますし、徴兵制度もあります。
つまり、スイスは「誰ともケンカをしませんが、もしも、ケンカをふっかけられたら思いっきりやり返しますよ」と言っているんです。
日本だって「戦争しません!」って言ってるだけじゃないですよね。バックにアメリカがついているのは大きいですし、憲法では「戦力不保持」って言ってますが自衛隊や海上保安庁が日々、守ってくれていなかったらどうなっているのかわかりませんよね。
あっ、「だから、憲法を変えるべきだ」という話を喜多川さんが言っているんじゃないんですよ。(私はこの筋の通らない憲法はなんとかしなきゃいけないと思っています)
「それってホント?という気持ちを持って歴史をみましょうね!」
ってことを言いたいんです。
でも、話を聴いていると
喜多川さんってやっぱり凄いですね。
その考えている深さが
ちょっと違うんです。
例えばですよ。
戦後の教育で
「戦前の教育は間違っていた」
って習いましたよね。
「お国のために!なんてことを教えていたからあんな戦争をすることになったんだ。
これからは、国のために!なんていう考えは捨てて、自分のやりたいことができるいい世の中になったんだ。」
と私は習いました。
で、喜多川さんは言うわけですよ。
「戦前の教育が間違っていたと言うのであれば、じゃぁ戦後の教育はどうだったの?も語らないといけないですよね」と。
ところが、
「戦前の教育は間違っていた」という人で「戦後の教育がどうだったのか?」をちゃんと語っている人は見たことがないと言っていました。
たしかにぃ~って思うんです。
あっ、今日のお話はですね、
「スポーツを子どもにやらせるときは最初から一つに絞るのではなくていろいろやらせてください」
とか、
「夢なんてなくてもいいです」
とか、
「正直者は絶対に馬鹿を見ることはないんです」
とか、
「自己肯定感なんて低くていいんです」
とか、
「戦争放棄だけでは戦争に巻き込まれる」
ということを言いたいんじゃないんです。
だって、一つのスポーツだけをやって大成功している人もいます。そうじゃない人もいます。
夢のチカラで幸せな人生を歩んでいる人もいます。そうじゃない人もいます。
バカ正直な生き方で馬鹿を見ている人もいます。本当の意味で正直に生きて、最後には幸せな人生を歩んでいる人もいます。
本質的な自己肯定感が高くて幸せな人生を歩んでいる人もいます。一見、自己肯定感が高そうに見えているのに、周りの人とうまくやっていけずに不幸になっている人もいます。
スイスのように中立国を貫いて戦争をせずに頑張っている国もあります。戦争なんてしたくないのに隣の国が突然攻めてきて、戦争せざるを得なくなっている国もあります。
今日、お伝えしたいのは
分かりやすい、耳障りのいい言葉だけを鵜呑みにするのではなくて「それ、ホント?」という見方が大事ですよね!というお話でした。
さぁ、そんな深いことを考えさせてくれた喜多川泰さんを2年ぶりに長野に呼んでくれた上原先生主催の喜多川さんの講演会がもう1ヶ月後の1/25(土)に迫ってきました。
上原先生と言えば、今年の2月に「自己肯定感の話をして下さい!」と私にオファーをして下さった先生です。
改めて、あのオファー本当に有難かったです。おかげで「自己肯定感」のこと研究することができて、あの講演ができたんです。
保護者向けの講演や、教頭先生の講演で「この動画、絶対に観て下さい!」って言うことができているんです。
あっ、その上原先生が2年ぶりに喜多川さんを1/25に呼んだんです。もちろん、私も行きます。
2年前はなかなか集客が大変だったんです。
今回は・・・
もう、あとちょっとで満席になってしまいます。迷っているあなた、悪いことは言いません。年内に予約した方がいいです。
サイン会もありますからね!
ぜひ、お待ちしています!!!
◆◆◆喜多川泰氏講演会in長野◆◆◆
日 程:令和7年1月25日(土)開場13:30 講演14:00~15:30
会 場:長野市立南部小学校視聴覚ホール
テーマ「未来に希望の種を蒔こう」
参 加:3,000円(一般)/1,000円(学生) ※中学生以上参加可能
申込み:下記サイトまたはチラシのQRコードより↓
https://forms.gle/dqSJA8fjy9HyWLVe6
問合せ:0268-82-3141(上原)