総理大臣は何処へ行く
岸田氏が次回総裁選の不出馬について、国民には8月14日に会見で知らせ、アメリカ政府には先週金曜日に知らせたとのニュースを目にして。
国民に知らせるより先にアメリカへ知らせることについてそれはおかしなことだとギャーギャー騒ぐ私に、
外交とはそんなものだよ
とか
青いよ
とか
政治の世界はそういうものだ
とか釘を刺すのは、他でも無い、私自身。
対米追従により、私自身も恩恵を受けてきたことは多々あるだろうし、核の傘下にいるのは紛れもなく日本に住む私だ。
一言で善悪は語らない。
しかし私の政治に向く漠然とした不安というものは、こういう小さなチリのような日々の出来事の積み重ねなのだなと、改めて思うニュースであった。
今回の、「聞いてほしい」と私が考える質問は一切されない記者会見を見て、今日もお日柄もよく、なんて言葉が頭をよぎる。
もちろん私如きが考える質問が的外れで優れていないと言われればそれまでなのだが、
少なくとも実質賃金改善や景気感、少子化対策への対策などにつき、ねじ伏せるように自己礼讃する理由や、派閥の問題、解決していない裏金のこと、何より統一教会の繋がりなど、
聞きたくないのかなぁ。メディアの人たちは。