少子化対策
悪人が政治の手綱を握るのは構わないが、アホに支配されるのは肌に粟が立つ
バカな大将敵より怖い
とは誰か言った言葉だが
現在の日本の中央政府がまさにそれで、アホが国政をやるとどうなるのか、一国の存続を賭けた壮大な実験の場に立たされている私たち。
しかも、賭けられているのは私たちの生命である。
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末期の胃癌患者の踵に絆創膏を貼るような政策しか立案できない大臣がいることが、どれほど国益を損ねているか。
加藤鮎子氏に問いたい。あなたたちは本当にこの政策が少子化対策になると、真剣に思っているんですか?
アベノマスクもお肉券もgotoトラベルも
オリンピックも大阪万博も、
いやもう日々ありすぎて書ききれない泡沫政策の数々。
福田恒存言うところの「最大多数の最大幸福を追求する」のが政治だと思えば、「中央政府は税の使い道を明確に誤っている」と断言してよいんだろう。
誰が一体こんな馬鹿げた政策を考えるのだろう。
加藤鮎子さんの気持ちは、以下のうちどれか。
① こんな政策を続けたら間違いなく日本国は沈み込むが、自分たちは逃げ切れるから全く何も感じない
②利権やキックバックなど自分たちに利益がある
③ 短期的なインパクトはあるから自分が大臣の時に何か手柄を立てたいだけで、後世への影響や中長期的視点なんて興味ない
④これが本当に少子化の役にたつと思っている。
さあ、どれ?チッチッチッ…
おそらく、①②③全部その通りなんだろうと思う。なぜなら日々の国会審議で彼らはそのように「態度で明確に意思表示」しているから。
まあいい(よくはないけど)。
加藤鮎子氏になんの期待もしていない(いや、大臣職を辞してほしいけれど)。
でも実は、本当に恐ろしいのは
④だ。
その可能性があるとも思っていて、これがなんと言っても空恐ろしい。
もしかしたらこの頓珍漢な政策を、至極真面目にやっているとしたら?
そんな風に思いたくないが、可能性は捨てきれない。
なぜなら、国会審議で日々彼らはそのように態度で意思表示しているからだ。
「私たちは、まごうことなきアホである」と。
恥じることさえしない。
加藤鮎子こども政策相は13日の記者会見で、働く子育て世帯向けのベビーシッターの割引券について2024年度に70万枚ほどを発行すると明らかにした。23年度の当初予算ベースの1.8倍にあたる。仕事と育児の両立をめざす世帯のニーズに応える。
23年度は当初39万枚の割引券の発行を予定していた。23年10月に申請が予定数に達し、上限を撤廃した経緯がある。
割引券は厚生年金が適用となる事業所が対象だ。割引券1枚でベビーシッター利用料が2200円割り引きになる。従業員が子供を1人預ける場合、1回あたり最大2枚、使うことができる。1世帯で年間280枚まで使える。
企業に配布した割引券が未利用のままとなるケースが指摘されている。23年12月末時点でおよそ48万枚が発行され、利用数は33万枚だった。15万枚が企業側に残っている計算になる。
政府は未利用分が多い企業への発行を制限するなど運用を厳しくする方針だ。加藤氏は「1回当たりの発行枚数を企業あたりの年間上限枚数の12分の1となる枚数から24分の1となる枚数とすることを検討している」と述べた。