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ひちゃけん、如水を語る! ⑤ vol.237
ひちゃけん、如水を語る!
『如水』水が流れる如く。
この男を語る上で、歴史物の話は外せない。
ところで俺はこの4月でエリアマネージャー的なポストに身を投ずることになった。
ちなみに如水は俺の仕事上の先輩ではあるが、職務的には俺の部下でもある。
俺が如水を評する時、ひとつの情景が心に浮かぶ。
それはある著者が徳川家康の人物を素描する際に用いたフレーズ。
「家康は信長や秀吉のように、自分の天才性を自分自身が信じたことは一度もなかった。常に衆議の中から最も良好であるという結論を拾い取った。自分に成案がある時でもそれを隠して衆議に諮った。結局は彼自身の意見を断行するにしても、衆議に掛けることによって、幕僚たちは頭脳を練ることができたし、それを繰り返すことによって、徳川家の運命を自分の運命として感じる習性を養った。」
この男の筋の一本通った人間性と素直な心胆は、上の例で言えば、徳川家の運命をまさに自分の運命と捉える質実剛健な家臣そのもののような印象を受ける。
そんな如水のことだから、いつか同じ職場で一緒に仕事をしたいと前々から思っていた。
俺はいよいよその想いを行使できるポジションに到達する。
しかしながら、そんな憧憬とは裏腹に、この男の体質は実にhard coreである。
この男の頭は、『エックスビデオ』か『エロビデオネット』を中心に旋回しているかのようである。
俺の222番目の記事『仕上げるー!AGAIN!の検証』について、
「流石は太閤さん( ̄▽ ̄)
仕事のプレッシャーを性のエネルギーに変換させ、それを海綿体に注ぎ込み、ゼネグラで175砲と肢体との間に鋼鉄の壁を造り上げ、ひたすらに自らの恥骨を女の恥骨にぶつけていく様は、まさに◯◯一の兵(ツワモノ)と呼ばれるに値します( ̄^ ̄)ゞ」
こんなメッセージを平気でよこす。
あるいはまた、俺の記事中の『ハメ撮り』や『背駅弁ファック』に触発され、
「太閤さんのハメ撮り観れると思ったのに( ;´Д`)(笑)」とか、
「マングリ返しの体制にさせてそのまま175砲を挿入させ、太閤さんがエビ反り体制になる金の鯱を是非‼️」とか、
そんな新たな体位の提唱もして来てくれる。
やはりというか、いわゆるど変態である。笑
男と女の相性はキスの相性もあるしセック◯の相性もあるであろう。
セック◯の相性とは何だろう。
愛撫にこの上ない喜びを感じるスローなセック◯のあり方もあるし、雄々しく激情を突き上げる獰猛なセック◯のあり方もある。
それぞれの行程の中でそれぞれが一番に感じる所作が必ずあるはずである。
愛し合う者同士なら、お互いその感じるポイントを探し、最短で見つけ出して、その期待に応えることから始まるのが理想であろう。
女の身体に施す愛撫のキスは、どこをどう舐めたら絶頂に達するのか、あるいは男が女を貫き通す激情の迸りは、どんな体位でどんな角度から己の子息を女の秘部に当て込むか、そんなことを女に応じて検証していくべきなのではあるまいか。
如水の新たな体位の提唱は、俺にそういった気づきを与えてくれる。
実にありがたい。笑
しかしながら、如水はそんな穿った想いで俺に言葉を発しているわけではない。
ただひたすらにアホなだけである。
とはいえ、如水の職場での信頼は俺をはるかに超えている。
そんな如水と仕事をしたい。
それは俺がエロ道を追求する気持ちと同じくらいに持ち続けている想いである。(終)