【桜降る代に決闘を】クルル使いを増やしつつ、クルル狩りで生計を立てたい【VRCふるよに部】
みなさんこんにちは、ここねちゃんです。(サフィーです。)
VRChat上のコミュニティ(ふるよに部)にて、たまに決闘を楽しんでいる者です。私自身は生粋のクルル使いであり、様々な戦略、構築、枢式を試してきました。
特に今回は『第4回VRCふるよに交流会』というチーム大会を通し、味方選手にクルル対策を教える機会がありました。
私はとても非常にめちゃくちゃ偉いので、情報をチーム内に留めるのではなく、しっかり全体に共有したいと思った次第です。
嘘です。クルルを増やした後、クルル狩りで生計を立てたいです。
一応想定読者は
・クルルに怨みがある人
・クルルに苦手意識のある人
・これからクルルを使いたい人
・枢式に焦がれている人
目次はこんな感じ。全文読め♡
0、クルルの『機構』とは?
ご存じのこととは思いますが、クルルは『機構』を満たすことでカードに追加効果が乗るメガミです。というか『機構』を満たさなければほぼ何も起こらないカードばっかりです。
なので、クルル対策としては『機構』を崩壊させる、または何のカードの『機構』が満たされている状態かを把握しておくことが大切です。
本記事ではその辺りを根本の根本から解説していきます。
0、クルルの5つの型
クルルは3つ4つ5つに分類されます。(訂正済)(訂正済)
0-1、「いんだすとりあ」型
「いんだすとりあ」によって強力な通常札を複製し、何回も使えるようにします。
使われがちなカードは以下
くるるーん(クルル)
相手がシスイ、カムヰなど対応に弱い場合
えれきてる(クルル)
えれきてる型の場合(後述)
バックステップ(ヒミカ)
無限に後退してくる
ふりはらい/たぐりよせ(ユキヒ)
無限に間合い0にしてくる
突撃霊式(ホノカ)
パワーカードの押し付け
刻み刃(シスイ)
これ以外に、2-3間合の強いカードなら何でも量産し得
ℙ𝕠𝕨𝕖𝕣の高いカードが何枚も飛んできます。「突撃霊式」が3連続で飛んでくる可能性を考えたら、これがヤバいことは分かるでしょう。
0-2、「びっぐごーれむ」型
最近あんまり見かけない上に、クルルA2での「こねくとだいぶ」を添えた運用が多いため割愛します。
基本的にクルル側は攻撃札なんて振っている暇がないため、「びっぐごーれむ」以外の打点が難しいです。「とるねーど」や「えれきてる」を併用することもありますね。
このデッキ相手にはオーラを構える必要がほとんどありませんが、シスイの「徹底抗戦」みたいな抜け道もあるので、全力札はきちんとケアしておきましょう。
ホノカ、サイネ、メグミ、ユキヒ辺りを見たらこの型も警戒しましょう。
0-3、「えれきてる」型
最近あんまり見かけないので割愛します。近年は試合展開が早くなっており、えれきてるのバーンダメージではダメージレースに負けてしまいがち。
無理に対策する必要すらないでしょう。
敢えて言うならサイネ、ホノカ辺り、対応の多いメガミを見たら警戒しましょう。
最近、シスイでこの型を検討している人を見かけましたが、どう考えてもシスイ様の足を引っ張る。
0-4、「神渉装置・枢式」型
みんな大好き枢式。当然私も大好きですし、私といえばこのカード。今回の大会でも5戦中3戦でこのカードを採用しました。
しかし私の成績2勝3敗の内、3敗はこのカードを採用しています。不思議ですね。
この型の課題は機構が難しいことにありますが、攻撃札はクルルと組むメガミならばそもそも必要ですし、行動札はクルルが無限に用意してくれます。問題は付与札が2枚必要というところです。
クルルには最強の付与札「もじゅるー」がありますので、もう一枚が必要となります。あと一枚……あと一枚…………
こんな考えで戦っているので、当然枢式デッキで負けを募ることになります。悲しいですね。
最近、唯一可能性があるなと思った枢式デッキ。カムヰの切り札は弱いし、自然な形で採用できるのが良いところ。
0-5、サポートクルル型
クルルの強いカードだけ少し借りて、あとは自分の力で戦う暴力系メガミ達が使ってきます。
基本的に切り札「どれーんでびる」を便利に採用してきます。他切り札が再起する度に使用できるため、再起する切り札があれば十分です。
連撃しながらオーラ奪ってくるので困ります。
さて、ここまでが前提知識です。様々な型のクルルちゃんがいることが分かりましたね。クルルちゃんは何でもできて偉いね~~。
さて本題です。ここからは詳しい対策を見ていきましょう。
1、クルルが使いがちなカードとその対策
カードというか、コンボと呼んでも良いでしょう。
1-1、あくせらーりげいなー
皆さんご存じ、非常に凶悪なコンボです。
「ゆらりび(ユキヒ)」や「クリムゾンゼロ(ヒミカ)」、「大破鐘メガロベル(ハガネ)」、「この旗の名の下に(ホノカ)」など、強い切り札を何回も使い回してきます。
『機構』も単純で、基本的に付与札さえ表になっていればこのコンボが完成します。逆に言えば、付与札が表にならないといけません。
クルルが常用する付与札として「もじゅるー」、稀に「りふれくたー」があります。隣のメガミが付与札を使用するメガミならそれも考慮してください。
基本的には『機構』の都合もあり、2巡目以降に使用してくることが多いです。なお、捨て札を「りげいなー」してくることもあるので注意が必要です。急に2回目の突撃霊式が飛んでくるぞ。
1-2、もじゅるーくるるーん
「もじゅるー」は爆盛りAP大魔神を生み出すOPカードであり、何故か機構すら要りません。
「もじゅるー」展開中に対応札「くるるーん」を使用すると、基本動作による両ステップ対応ができます。3-4間合の技などは避けられます。
この対策ですが、「もじゅるー」展開中は攻撃しないことも視野に入れましょう。または2-3間合の技ならば、2間合で使用することが望ましいです(前進できないため、片ステップ対応になる)。
ここで、「もじゅるー」の効果中に行動対応の札を使ったら同じ話では? と思ったあなた、正解です。
1-2-2、もじゅるーどれでび
クルルにはもう一枚、行動対応札があります。「どれーんでびる」です。
最も対応で使われないカードと呼ばれることもある通り、「どれーんでびる」を対応で使う機会はほとんどありません。
しかし、だからこそ誰も想定していないコンボでもあります。クルルを使う側の人も想定していません。今大会中にこれで2回ほど回避成功しました。
クルル使いの皆さん。フレアが微妙に足りないなど、敢えてこのコンボを残して立ち回ることも検討しましょう。
さらに、当然ですが「もじゅるー」と組み合わせるカードは、クルルのカードである必要はありません。
特に相方メガミが「ひきあし/もぐりこみ(ユキヒ)」「見切り(サイネ)」などのステップ対応行動札を持っている場合、2歩動いてくるのでおしまいです。
1-3、いんだどれでび
"いんだすとりあ型"のクルルは、再構成時にこのコンボが発動します。
対策も何もありません。オーラ0で返すか相手のオーラ5で返せばオーラ取られなくて済みますよ(><)
「もじゅるー」の展開中だと更に1AP貰えるため、私は再構成前のターンに「もじゅるー」を展開しがちです。再構成の枚数調整の意味でも都合が良い。
2、相性の良いメガミとその対策
これらを踏まえて、相方について考えていきましょう。
まず第一に、クルルには攻撃札がありません。かよわい女の子なので暴力なんて野蛮なことはできません(>_<)
そのため、強い攻撃札を持つメガミが採用されやすいです。
2-1、ユキヒ
現環境だと最強のペアです。「ふりはらい/たぐりよせ」を量産、0間合いで虐めてきます。ゆらりびを何度も使い回してくるのも害悪です。
【このデッキのヤバいところ】
「いんだすとりあ」で「ふりはらい/たぐりよせ」を量産し、間合0を保たれます。
間合0から離脱しないと「ゆらりび」が飛んできます
再構成をすると「いんだすとりあ」が再起し「どれーんでびる」が使用でき、オーラを奪われます
オーラ4の状態で1/2を撃たれた場合、「ゆらりび」がケアできず2点ライフに受けるしかありません。
「あくせらーりげいなー」のゆらりびは間合0-1にすることが可能で、ステップ対応を許しません
「もじゅるーくるるーん」でステップ対応をしてきます。
「ひきあし/もぐりこみ」でステップ対応をしてきます
先程紹介したコンボを全て搭載。冗談じゃない。
【対策方法】
ほぼありません。殴り勝ちましょう。
「ゆらりび」を回避するため、ステップ対応を用意しましょう
「あくせらーりげいなー」を防ぐため、機構を崩壊させましょう(「問答(ユリナA2)」など)
「ひきあし/もぐりこみ」はステップ方向が決まっているので意識しましょう
間合0付近で戦えるカードを採用します(「炎天・紅緋弥香(ヒミカA)」など)
2-2、シスイ
最近注目されていますね。シスイは一人で完結しているメガミなので、クルルの強いカードを添えるだけ。
「いんだすとりあ」型も結構強い
【対策方法】
シスイ自体の対策を頑張ってください。
2-3、ホノカ
三国杯の世界大会でも使われましたね、クルルホノカ。
ホノカも非常に相性の良いメガミで、本当に何でもできます。
例えばこの型なら、「いんだすとりあ」で「突撃霊式」が増え、「りげいなー」で「この旗の名の下に」が3/3になって何回も飛んでくる。
行動対応カードが多々あるので、「もじゅるー」によるステップ対応ができる。しかも「もじゅるー」は「この旗」で一生動き続ける。つよい。
【対策方法】
間合3以下に辿り着かせない努力をし、「突撃霊式」を作らせない。
「桜の翅」は捨て札に行ってから全力札と化すため、「びっぐごーれむ」の起動が少し楽になる。
何ならどの型なのか眼前構築時点で分からないというのが一番強いまである。
【対策方法】
普通に倒す。
2-4、ヒミカ
レア枠。実際、私しか使ってる人を見たことないです……
「いんだすとりあ」で「バックステップ」を増やし、レンジロック。「バックステップ」は1ドローがあるため、引き運みたいなものに左右されにくいのが良いところ。
間合を詰められたならば「クリムゾンゼロ」からの「りげいなー」でライフ5奪い去る。
「あくせらー」「りげいなー」を「くるるーん」「りふれくた」に変え、「クリムゾンゼロ」を「神渉装置・枢式」に変える不意打ちも楽しいですが負けます。
【対策方法】
前進します。殴ります。勝ちます。
3、クルルを絶対に許さない人へ
3-1、殴り合う
クルルには攻撃札がありません。全力で殴り合えば、『機構』がどうの、コンボがどうの……と言っている間に勝てます。赤札が正義なのだ。
3-2、デッキ破壊
クルル軸デッキは『機構』を壊されることが最も困ります。『機構』を壊すためにはカードを伏せ札にすることが大切です。
主に刺さるメガミはユリナA2(問答)、シンラ、トコヨ(無窮の風)です。捨て札にはするけど、「カラハリ灯台(ハツミ)」はぶっ刺さり。
更に最近の更新でクルルAの「らすとりさーち」も有効になりました。
3-3、精神攻撃
強い切り札を持つメガミを選び、"枢式欲"を高めてあげましょう。
眼前構築の際に「これ刺されば勝てるからなあ……」や、「たまには使おうかなぁ……」みたいな、いかにも「月影落(ユリナ)」や「熊介(オボロ)」が入っていそうな言動を取ることで、枢式デッキによる自滅を誘いましょう。
なお私は今大会、「ゆらりび(ユキヒ)」奪っちゃお~~って枢式採用したら、枢式読みで切り札一枚用途のないものを採用する(??)とかいうパーフェクトな人読み喰らいました。
4、謝辞&今後について
改めて、『第4回VRCふるよに交流会』お疲れさまでした。
うちの大将かつ運営のこなふりゅんさん、本当にありがとうございます。先鋒のクランプクロウさんも、お忙しい中一緒に遊んでくれて嬉しかったです。
対戦してくださった皆様もありがとうございます。謎の手紙で日程調整したのに、「お手紙書いたことない……」って言いながらお返事に悩んでくれたたねちゃん、大好きです。
「何……!? そこで2ドローだと!?」「甘いな……っ! 俺は対応するぜ! どれーんでびる!!!!」みたいな謎の茶番劇に付き合ってくれたあるみかんさん、とっても楽しい試合でした。
果たし状を突き付けたらしっかり返してくれたpuramaiさん、お茶目で素敵でした。
対戦すっぽかしても再調整してくれて、ゆらりび10点OTKしても許してくれたtatataさん、本当にごめんなさい。
きゃんどるさん。初戦ながら大熱戦で、私にとっての本大会はあなたから始まりました。これが大会なのだという緊張感、今後も大切に覚えておきます。
チーム「ここんぷりゅん」としては0-5という結果にはなりましたが、実質0/5の全力攻撃みたいなもの(相手がオーラへのダメージを選択した場合~系のカード)なので、悪くないのではないでしょうか。
さて。
私はふるよに歴も短く、対戦回数も片手(2進数)で数えられる程度です。クルルが絡まない試合をしたことがありません。
クルルがBANされると困るため、ずっと三拾一捨ができずにいました。三柱を持てるようになったのも、本当に最近です。
そんな未熟者の私ですが、今後は絡/傘/鋸メインで戦っていきます。剣もめっちゃ気になってます。
俺は勝つぞ。首を洗って待っていろ、Ueta56。ユメドラゴン。
あと、じぇいどぱぱ♡
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