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中華鍋を2年使って見えてきたメリット・デメリット

●メリット

・火の通りが良い

食材を入れても鍋が冷えてる感じが無く、常に高火力で炒めることが出来ます。
火の入り方がテフロンとは違う違う。

・焦げ付かない、引っ付かない

手入れと、料理前の油返しをキチンと行えば、全く焦げ付かないし食材が鍋に引っ付きません。
テフロンだと肉を入れた直後は引っ付きますが、中華鍋はそれが無い。
食材が鍋の上で滑ります。
焦げ付いたとしても鉄だから、タワシやら棒やらでガリガリして落とせるので、テフロンのようにコーティングに気を使う必要がありません。

・実はそこまで手間ではない手入れ

テフロン鍋に比べたら手間ですが、日々の手入れはそれほど手間ではありません。
・料理前に鍋に油を入れて、煙が少し出るまで温める「油返し」を行う
・料理後にお湯とタワシで汚れを落とす
・鍋を火にかけて水分を飛ばす
・サビ防止のために鍋に油を塗る
これだけです。
料理の快適さが手に入るならこれくらい苦ではありません。

・汎用性が高い

中華鍋1本で何でも作れます。
私はこれで牛丼やらピラフやら作っています。
テフロン鍋も持っていますが、カレー等の汁気の多い料理を作るときにしか使っていません。
ステーキや魚の煮付けは底が丸い中華鍋だと作りづらいので、その時はスキレットを使用しています。

●デメリット

・新品で買った場合は錆止めを落とす必要がある。これが超手間

新品の中華鍋を買って最初に行うことは、錆止めを落とすことです。
鍋をひたすらに焼きまくって錆止めを焼き切るのです。
が、家庭用コンロだと空焚きにセンサーが反応して、焼き切る前に火力が勝手に下がるので上手く焼ききれません。
私はセンサーを無効化する五徳を買って焼きましたが、それでも火力が足りず上手く焼ききれませんでした。

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カセットコンロか、ガスバーナーで焼くのが多分良いです。
もしくは、店によっては最初から錆止め落としてくれている鍋を置いているのでそれを買いましょう。

・シーズニングが面倒すぎる

買った直後だったり、中華鍋を焦がしてしまって洗剤やヤスリで掃除した後は、シーズニングという作業を行う必要があります。
鍋を油でコーティングする作業なのですが、油塗っては温め、冷ましては油を塗り温め…を何度か繰り返すのでもう面倒。時間もかかる。
最近は慣れてきて、所要時間は減ってきています。
ただ、焦がしたりしない限りはそうそうシーズニングしないので、鍋を上手に使えばデメリットでもない。
年1回やるかどうかの頻度です。

・大量に消費する油

料理前に油、料理中に油、料理後に油。
とにかく油を使いまくります。
余った油はオイルポットに入れて使い回していますが、食材があまり当たらない部分にもサビ防止の為に油を塗るので、テフロン鍋よりは明らかに油を使います。

・持ち手が鉄の中華鍋の場合はマジで火傷に注意

私は耐久性を重視して持ち手が鉄の中華鍋を買いました。
当然料理すると持ち手も激アツになるので、何らかの対策をしないと持ち手なのに持てません。
最初は適当な布で包んでましたが、布ごとすぐに熱くなるのでやめました。
今は耐熱シリコンミトンを使用しています。
が、このシリコンミトンも鍋が持ちづらくて満足はしていないのです。
他に良い対策はないかな。

●まとめ

デメリットをいくつか挙げましたが、私的にはこれを上回るメリットを受けているので、使い続けています。
錆止め落としやシーズニング等の一大イベントが超めんどくさいくらいで、普段使いは意外と面倒事は無いのです。

あとは食材を炒めるのが快適で、本当に料理が楽しい。
料理も美味しくなった気がするし、チャーハンはマジで味や食感が変わる。

鉄系の調理器具は中華鍋とスキレットを所持していますが、フライパンも鉄にしようかと真剣に検討中。
鉄は本当に良い。鉄は最高だ。
ちなみにアルミフライパンもいいぞ。

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