独身の特権を
独身の特権はほぼ全ての時間を自分に掛けられることである、と私は認識している。恥ずかしながらその特権、私は睡眠に投資している。
とある研究報告によれば、1日あたり1時間の睡眠不足を解消するのに、4日間を要する模様。1日あたり必要な睡眠時間は人それぞれだと思われるが、私は恐らく8〜9時間必要である。因みにナポレオンは3時間、ダ・ヴィンチは4〜5時間。ほうほう、天才はショートスリーパーか、と思えばそうではなく、エジソンは10時間の睡眠をとっていた、という話もある。
私が毎日7時に起床を予定している場合、22〜23時に就寝することが推奨される。または、23〜24時に就寝し、8時に起床。昨年末の実績ベースだと、2時就寝、9時起床だった為、1日1〜2時間ずつ負債を貯めていたことになる。そりゃ寝正月になりますな、と積読本がほぼ進まなかった自分を慰める。
一方で、9日間かけて睡眠を十分にとると、眠気だけではなく、糖代謝、ストレスに関わるホルモンの数値も改善することが明らかになっている。
さて、解決の糸口は量の担保か、質の改善の2択であると認識している。量を担保しようと、質を上げようと、早めに仕事を切り上げることが必須であり、これは私のQOL改善に欠かせない。
今年もしも、営業チームで書き初め大会などがあれば、私は間違いなく"睡眠確保"と毛筆で勢いよく書き上げるだろう。今年も一年、また爽やかに"やり残しとかほんとないんだよね"と言えるように過ごしたい。
出典:Kitamura et al. Estimating individual optimal sleep duration and potential sleep debt. Sci Rep. 2016;6:35812.