氷河期世代の愚痴06
やっと歩み始めたデザイナーとしての第一歩。
緊張しながらも胸躍らせた勤務初日。
職場には20代後半の女性2人、30代中盤の男性1人と社長(30代後半)のと自分で5人の事務所でした。
初めてのプロのデザイナーとしての職場で私には見るもの全てが新鮮でした。ただ、それとは裏腹に社員たちのテンションは低め。
(その意味はすぐに知ることになります)
勤務初日でしたが、定時18時のところ22時過ぎまで働いて勤務終了となしました。デザイン事務所=ブラックなんてのは覚悟してましたが、やっぱりこんな感じかな。。ちなみにもちろんサービス残業です。
そして、数日勤務も続ける中で色々な事が解ってきました。
この人に色々教わるのかな?っと思っていた30代の男性は来月辞める。
他の20代の女性は1人は入社1年、もう一人は入社数か月。そして、皆揃ってあまり社長に好意的な雰囲気はありません。
社会経験も浅く能天気な自分にも、どうやらマズイトコにきちゃったかな?
なんて思い始めていたものの、当時の私には逃げ道はありません。
色々と思うところはありながらも、歯をくしばって頑張って働くしかありませんでした。