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【予約開始しました】『まちうた2024年9月号』

まちのひとと本をつくる文芸誌『まちうた』2024年9月号の予約を開始しました!

今回の巻頭はあずみさんによる短編小説『たそがれハイド・アンド・シーク』。三重県は桑名、伊勢国の一の玄関で起こる、不思議な怪異のものがたり。大人も子供も、みんな楽しめる1作です。

ほか、ゲスト原稿は、
オカワダアキナさん『ガーゼ』。ガーゼを切り分ける大人たち、それを受け取る少女。「違和感」を、いつのまにか配布する側に回っている…。見つめ続けること、語りつづけること、それを聴き続けることを描いた短編小説。
孤伏澤つたゐ『沖へ出てゆく』
父の退院に合わせて、郷里の漁村に帰省した女。かつての隣家の少女と父をめぐる記憶と、もう取り戻せない壊れてしまった「つながり」について。
中村智宏さん『そのお宝は、君のもの。』
生きるのがつらい時、困難に直面したとき、すこしものの見方を変えてみる、そうするとなんだか生きられるような気がする。そんなエッセイです!

投稿原稿も充実しています。
『まちうた』創刊号~投稿しつづけてくれてる西世古智之さんの「きみのこえ」(1作品でも楽しめますが、創刊号の作品から読み続けるともっと楽しいです!)
『まちうた2024年6月号』で、チルドレンハウスの写真を撮ってくださった水野珠季さんによる情感のある写真『あそびのあと』、
はらちゃんの生きるのが不器用な日々をつづったエッセイ『人生周回遅れ中』、
埜中なのさん『初夏のレーゾンデートル』は、風景や創作物を見て詠んだ短歌連作、
月ホシヲさん『SODA CAT』は、夏にぴったりのキュートなサイレントコミックです!
永崎瑞帆さん『わたしのひびうたでの夏の思い出』は、ひびうたですごした夏の思い出が誌面たっぷりに語られていて、「こんなことあったな!」とみんなで思い出をしゃべりはじめたいようなエッセイです。
日の出ひふみさんの『あんどカンパニー 本のチカラ』は読書会についてのマンガです。

どれを読んでも、どこから読んでも楽しい一冊になりました。
ぜひ『だれかといない場所』『本読むふたり』と合わせて、ぜひお手に取ってみてください。



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