クレヨンしんちゃん×仮面ライダー 石ノ森萬画館で企画展
国民的アニメと特撮がコラボ まちなか周遊 にぎわい期待
石ノ森萬画館=石巻市中瀬=の第93回特別企画展「クレヨンしんちゃん×仮面ライダーHERO展」が13日、同館企画展示室で始まった。10月14日まで。初日はしんちゃん、アクション仮面との記念撮影会が開かれ、100人以上の親子が列を作った。連動企画では中心市街地を周遊するスタンプラリーもあり、台紙を持ってまちなかを周遊する人たちでにぎわった。
「クレヨンしんちゃん」は漫画家の故・臼井儀人さんが平成2年に生み出した漫画作品。後にアニメ化され、「ドラえもん」と並ぶ国民的な作品となっている。企画展では、同じく国民的ヒーローで故・石ノ森章太郎さんが生んだ「仮面ライダー」とコラボレーションしている。
展示室にはアニメに仮面ライダーが登場したエピソードを中心に構成され、映像や原画も展示。他にも劇中に登場するヒーローのアクション仮面やぶりぶりざえもん、カンタムロボといったキャラクターのコーナーや、スピンオフ作品「SHIN―MEN」も特設コーナーで紹介。原作漫画の原画も数多く展示され、アニメとの違いも楽しめる。
同市鹿又の伊藤大悟さん(34)は「自分が子どものころにはすでに放送されていて、今は親子で見るようになった」と話し、長男の瑛大くん(鹿又小2年)も「ケツだけ星人とか大好きで、いつも面白い」と目を輝かせた。
同館前で開かれた記念撮影会は長い列ができ、しんちゃん、アクション仮面とともに親子で写真に納まる姿があった。岩手県陸前高田市から来た金丸香澄さん(27)は「保育士として子どもたちと接する中、『クレヨンしんちゃん』は定番のアニメになっている。私もファンの一人」と話していた。
企画展は常設展込みで大人900円、中学・高校生600円、小学生250円、未就学児は無料。
【渡邊裕紀】
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