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発達障害支える移動相談室

石巻・元教員の大槻さん 軽バンで西へ東へ

 自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠陥・多動性障害(ADHD)など発達障害の子どもとその家族を支えようと、石巻圏域で軽バンを使った移動相談が行われている。石巻市の小中学校に36年間勤めた元教員の大槻友美さん(60)=同市伊原津=が昨年から始め、任意団体「親子相談室KANGAROOM(カンガルーム)」として活動。教員時代に得た気付きをもとに「支援の輪を広げたい」と西へ東へ車を走らせる。

 大槻さんは昨年度まで教員として勤務。小学校教諭で16年、中学校の保健体育科教諭で20年勤めた。在職中は特別支援学級も受け持ち、子どもとしっかり向き合うため、通信制大学で特別支援学校教諭二種免許状を取得した。

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