はまにて 第8回 「当たり前の風景」
なんでこんなにもごみだらけなのだろう。牡鹿半島の海やビーチも、四季折々の表情が美しい山沿いの道も。娘を保育園に送る10分の間に、いくつのごみを目にしているだろう。磯でカニを探す、その足元にどれだけのごみが打ち上げられているだろう。
娘が生まれる以前は、ごみのポイ捨てこそしないけれど、積極的に拾うこともありませんでした。基本、スルー。けれど娘が生まれ、一緒に散歩をするようになると、落ちているごみを無視するわけにはいかなくなりました。
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「はまにて」 牡鹿半島 移住者の営み
300円
東日本大震災後のボランティア活動をきっかけに石巻市に移住した2人。結婚後は牡鹿半島の浜で生活を営む。漁師と写真家、二つの顔を持つ鈴木省一さ…
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