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感染対策して菓子集め 石巻ハロウィン祭り 仮装おばけも慎重行動

 近年、日本でも秋の風物詩として定着している「ハロウィン」(31日)に合わせ、石巻市の中心市街地では、この日から恒例の「石巻ハロウィン祭り」が始まった。今年は新型コロナウイルス対策としてメインのお菓子集めはあす11月1日までの2日間に定員制で実施。早くから満員で空き待ちが出るほどの人気で、かわいい悪魔やキャラクターに仮装した子どもたちが、各商店主からたくさんのお菓子をもらうたびに笑顔を輝かせていた。【近江  瞬】

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子どもたちが工夫を凝らした仮装でお菓子を集めた

 同まつりは市子どもセンターらいつを拠点とする「子どもまちづくりクラブ」の発案で平成28年に始まり、今年で7回目。例年は単日開催だったが、今年は感染防止対策で2日間としたほか、人が密集しやすい仮装コンテストを写真参加型にするなど密集回避へ工夫を施した。

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 最初のお菓子集めは31日午前にあり、爽やかな秋晴れの下、仮装した子どもたちと保護者が協力店を訪ねて歩いた。店では「トリック・オア・トリート」の掛け声でさまざまなお菓子がもらえ、かぼちゃ型のかごなどの入れ物がいっぱいに。店主らも「せっかくの機会だから楽しんでもらいたい」とパンダに装ってもてなすなど交流を楽しんだ。

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 同市渡波の堂領歩さん(38)は、長男の流聖君(3)と参加。親子でハンバーガー店の店員に仮装した。歩さんは「コロナ禍で開催は難しいと思っていたが、工夫して開催してくれてうれしい。子どももとっても喜んでいます」と話していた。

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