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NPO法人石巻アーカイブ(小野寺豊代表理事)は、24日から「明治・大正・昭和 石巻の絵葉書パネル展」を石巻市橋通りのホシノボックスピア内「人とアーカイブの交差点」で開催している。(5面に関連)
NPO法人石巻アーカイブ(小野寺豊代表理事)は、写真で歴史を振り返る「石巻の絵葉書(絵はがき)」を出版した。出典元の古い絵はがき約600枚をデジタル化し、その中から240枚を厳選して1冊にした。
石巻市の広報紙「市報いしのまき」の原点となる「石巻町報」(発行・石巻町役場)の第1号が見つかった。
慶長遣欧使節船サン・ファン・バウティスタ号の出帆地を考えながら歩く「政宗の黒船 造船・出帆の痕跡を探って歩く会」が22日、道の駅硯上の里おがつ=石巻市雄勝=を発着点に行われた。
慶長遣欧使節船「サン・ファン・バウティスタ号」の建造、出帆の地を探る調査が15―17日、石巻市月浦の漁港で行われた。潜水士が海底にある痕跡を求めて海中を捜索した。使節船の出帆地を巡っては、月浦、雄勝町下雄勝の説がそれぞれあり、歴史ロマンの一つでもある。潜水調査で真実に一歩でも近づくのではと研究者らの期待も高まっている。
石巻日日新聞 年末特別紙面
東松島市の奥松島縄文村歴史資料館(菅原弘樹館長)は9日、史跡赤井官衙(かんが)遺跡群を構成する矢本横穴から出土した市指定文化財「革帯」の復元模造品を制作したと発表した。
昭和16年12月8日、旧日本軍が米国のハワイオアフ島真珠湾にあった太平洋艦隊や基地に奇襲を仕掛けた「真珠湾攻撃」からあすで80年を迎える。 【横井康彦】
マルホンあきあーとテラスに完成した石巻市博物館が3日、無料で一般公開され、のべ約1100人(市教委集計)が入場。待望の施設オープンに喜びがあふれた。また、大ホールなどでは「第24回みやぎ県民文化祭」(5日まで)が開かれ、双方の会場を行き来する人も多く、文化の日らしいにぎわいを見せた。
「戦争二度としちゃいけない」 3回目の最終回はともに小規模多機能型居宅介護施設「めだかの楽校」=石巻市蛇田=を利用する近江春子さん(95)、亀山廣さん(91)の体験談。肉親にもほとんど話したことがないという証言は、郷土の歴史に刻まれる貴重な内容だ。【本庄雅之】
石巻で傷病兵を手当 戦時中、石巻市で看護学生として傷病兵の手当てに明け暮れた中里美世さん(94)=東京都杉並区=に、当時の体験をつづった手記を寄せてもらった。うら若き女性が直面した現実は、平和な現在からは想像しにくいことばかりだ。【構成・本庄雅之】
マンガが変えた歴史の価値観 終戦から76年。戦時中の体験を語れる人たちは、ますます高齢化し、直接話を聞ける機会が減っている。石巻地方が米軍の空襲にさらされたことを知らない世代も多い。平和のありがたみを今一度かみしめ、未来に生かすためにも貴重なエピソードを3回にわたって紹介していく。【本庄雅之】
私の目の前に昭和28年に撮影された石巻市制施行20周年記念の「石母田正輔翁像」(正輔像)除幕式後の写真があります。
文部科学省の文化審議会は20日、古代の役所跡などが残る「赤井官衙(かんが)遺跡群」=東松島市赤井、矢本地区=を含む全国12件を新たに国の史跡に指定するよう文部科学大臣に答申した。