暮れゆく令和6年 冬茜に染まる空

小さな幸せは何色ですか 　私たちの身の回りには、たくさんの色がある。無意識に存在しており、一人一人感じ方は違う。例えばどんな情景が浮ぶか。「青い空」「真っ赤な夕日」「漆黒の闇」。色の濃淡もそれぞれ異なるはず。【外処健一】

人の縁 ミカン交流続く

和歌山市の青年協 今年締めくくる運動会

年末回顧｜日本製紙が2大大会出場

水の都、武道のまち象徴の活躍も

ＪＲ仙石線に新型車両

年末回顧｜女川原発2号機再稼動

14年ぶり営業運転再開 　東日本大震災後、運転を停止していた東北電力女川原子力発電所2号機は10月に再稼働し、12月26日には約14年ぶりに営業運転を再開した。【山口紘史】

心も躍るプロとの初共演｜好文館×仙フィルコンサート

来場700人に感動贈る 　石巻好文館高校吹奏楽部は25日、マルホンまきあーとテラスでプロのオーケストラ「仙台フィルハーモニー管弦楽団」と初共演した。両者によるクリスマスコンサートに約700人が来場。ポップスから吹奏楽曲、クラシックまで、アンコール含む計9曲で豊かな時間を届けた。【泉野帆薫】

年末回顧｜絵画グループ最後の展示会

まんぼう画会展 今年で幕　趣味通じた交流の場つないで 　半世紀以上の歴史を持つ石巻地方の絵画グループ「まんぼう画会」が、6月に最後の展示会を開いた。 　会員減少や高齢化で絵画制作、作品の搬入搬出など展示の準備が困難になってきたという。共通の趣味を通じた交流の場は、地域社会の礎に成り得る。そのともしびをつないでいくには何が必要だろうか。【泉野帆薫】

年末回顧｜中心市街地活用探る年

〝マンガの街〟でにぎわいを　イベントのつながり鍵 　震災復興後のまちが形成された石巻市の中心市街地。一大イベントの石巻川開き祭り以外にも、今年は拠点施設を使ったイベントが催され、まちなかににぎわいを生んだ。【渡邊裕紀】

〝あるある〟ネタ満載 石巻（いすのまぎ）カルタ展示

ＭＥＥＴ門脇とつなぐ館　んだっちゃ！連動企画 　思わず笑える〝石巻あるある〟を詰め込んだ「石巻カルタ」を紹介する展示会が来年3月末まで、ＭＥＥＴ門脇（石巻市門脇町）と南浜つなぐ館（同市南浜町）で開かれている。

黄金の光まとう復元船

サン・ファン館 4年ぶり夜間特別開館 　慶長使節船ミュージアム（サン・ファン館）＝石巻市渡波＝で21―22日、夜間特別開館が実施された。10月のリニューアル開館後初めての催しで、ライトアップされた復元船を見ようと、2日間で親子ら約300人が訪れた。 【渡邊裕紀】

年末回顧｜石巻市官製談合事件

職員逮捕に市役所衝撃　市の再発防止策に注視 　石巻市発注の下水道工事で、事前に最低入札価格を記載した書類を受注業者に渡していたいわゆる「官製談合」で、市建設部の男性職員2人と業者の男性が逮捕された事件は、市役所だけでなく、地域に衝撃を与えた。市は対策検討委を立ち上げて庁内の実情調査をしたほか、再発防止に向けた対応に追われた。

年末回顧｜大型書店2店舗閉店

時代の波か 消えゆく本屋 知育の拠点どう守る 　9月に石巻地方から2つの大型書店が姿を消した。いずれも売り上げの減少が主な理由で、人口減やネット通販の台頭、読書離れなど社会変化のあおりを受けた。【泉野帆薫】