女川・出島架橋が架設 「救急車呼べる」と安心
40年来の悲願〝陸続き〟達成 女川町で進む「出島架橋」の架設工事(364㍍)は16日、いよいよ最後となるアーチ状の中央部(中央径間)の架設作業に入った。女川港石浜で組み立てられたアーチ橋は、大型クレーン船によってつり上げられ、約6㌔離れた離島の出島まで運んで架設。出島と本土が橋でつながり、構想から40年来の町民悲願が実現した。今後は橋の溶接や塗装、舗装工事などを行い、開通時期は来年12月の見込み。
周囲14㌔の出島には、現在約90人が暮らす。町は昭和54年から島民の利便性