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東日本大震災では被災各地で交通渋滞が起き、車列ごと津波に流され、たくさんの尊い命が奪われた。車社会を襲った国内初の大津波災害だった。一方、脇道を抜け、勾配によって救われた命もあった。道路1本を隔てて運命が分かれた箇所がいつくも存在した。
石巻市北村の自宅に私設平和資料館を開く佐々木慶一郎さん(75)は、85年前の戦時中、門松の代わりに配布された「短冊門松」を特別展示している。当時は戦争拡大へ傾いた時代であり、東北は冷害で大凶作。現代に残る資料は、何事もなく新年を迎えられることの貴さを伝える。
キネマティカの看板商品 「第3回笑いで石巻を盛り上げるお笑いマスター決定戦」のピン芸人部門で優勝したセキ・ア・ラ・モードさんが、複合エンタメ施設「シアターキネマティカ」=石巻市中央=内のカフェで出される新メニューを開発した。
日本茶専門店のお茶のあさひ園=石巻市旭町=を運営する㈲ファーム・ソレイユ東北(日野雅晴社長)は22日、市内に21ある就労継続支援B型事業所に、看板商品の一つである和紅茶「kitaha(キタハ)」を贈った。贈呈式は市社会福祉協議会生活支援センターこむこむ=開成=であり、サンタにふんした日野社長が手渡した。
昨年12月、自宅の畑から管楽器のサクソフォン(サックス)によく似た自然薯(ジネンジョ)が収穫されたことで話題となった石巻市桃生町津山の土地家屋調査士若山智彦さん(64)。
来夏の「石巻川開き祭り」第100回大会に向けた記念事業検討委員会(松本鉄幹委員長)は、前夜祭を含めた3日間の開催とするなどの提言書をまとめ、19日に祭実行委員会会長の青木八州石巻商工会議所会頭に提出した。
石巻日日新聞 年末特別紙面
仙台育英学園高校硬式野球部が「第104回全国高校野球選手権大会」で初優勝したことを記念した巡回企画展が17日、石巻グランドホテルで開かれた。東北の悲願だった深紅の大優勝旗をはじめ、育英ナインの激闘を振り返るパネル写真が展示された。
カキ殻を模した形状で大正時代に生み出され、石巻市で長年愛される「かきあめ」。昭和期に使われていた化粧箱が発見され、当時を懐かしむ声が広がっている。
石巻市の河南地区で愛されている「からし巻き」の生産がピークを迎えている。地区の生産者ら約10人が手作りし、この時期しかないピリッと辛い特産品を食卓に届けている。
アニメソングの草分けでもある歌手、水木一郎(本名早川俊夫)さんが6日、肺がんで亡くなった。74歳。
東日本大震災後の新市街地である東松島市野蒜ケ丘に、松島湾や整然と並んだ住宅地を眼下に収める展望台が完成した。
石巻商業高校(齋藤文弘校長・生徒363人)で8日、地域で活躍する若手社会人の講話を聞く「ミライブラリー」が行われた。
東松島市野蒜の農業生産法人(有)アグリードなるせ(尾形和利社長)の麦畑で10日、「日本初?東松島ベガルタ麦踏みサッカー教室」が開かれた。