東北勢初「白河の関」越え 夏の甲子園 仙台育英が全国制覇
東北高校球界の悲願だった大優勝旗がついに「白河の関」(福島県白河市)を越えた―。甲子園球場で22日に行われた第104回全国高校野球選手権大会の決勝で、宮城の仙台育英が下関国際=山口県=を8―1で下し、頂点に立った。この歴史的快挙に多くの県民が歓喜。仙台育英宮城野校舎内のホールでは在校生らが喜びを爆発させた。
ホールには系列の秀光中生で構成する硬式野球チーム、育英の陸上部やバスケットボール部、教員が集い、大型テレビで観戦。攻撃時はテレビから聞こえる吹奏楽演奏に合わせて手拍子