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初代仙台藩主の伊達政宗の命を受け、川村孫兵衛重吉(1575―1648)は北上川を改修し、港町・石巻の礎を築いた。河川舟運の発展で河口部は川湊としてにぎわいを生み、まちを大きくさせた。それから約400年後、東日本大震災の津波が川を溯上。無堤地区だった中心市街地は甚大な被害を受けた。
石巻市の観光拠点の一つ石ノ森萬画館=同市中瀬=は、7月23日に開館20周年を迎えた。「マンガの街石巻」を象徴する同館は、多くの魅力あふれる特別企画展を開催し、2月に来館者累計350万人を達成。
東松島市地域おこし協力隊で、砂像彫刻家の保坂俊彦さん(47)が防災体験宿泊施設キボッチャ=同市野蒜=敷地内で制作してきた砂像「鼓動」が完成した。25日のお披露目会は、雪化粧も加わった迫力と立体感で市民を驚かせていた。
クリスマスイブの24日、約20人のサンタクロースが石巻市の中心市街地を歩いた。
全国で刃物を使った犯罪や不特定多数を巻き込む凶悪犯罪が増加した。県内でも子ども園に刃物を持った男が侵入する事案があり、石巻圏域の保育施設などでは不審者対応の強化が迫られた。
プラモデルを作りながら交流を深める「おとなのガンプラ」が17日、石巻市中央のみやぎ生協文化会館アイトピアホールで開かれた。市内外から男女15人が参加し、会話を弾ませながら持ち寄ったプラモデルを作った。
今年の水揚げは2年連続で春漁の主役であるコウナゴの漁獲が皆無となり、秋はサンマが振るわず過去最低を更新。コロナ禍で飲食店の消費減も響き、魚価も下がった。
「サン・ファン・バウティスタ号」は、なぜ解体されなければならなかったのか。
東松島市の上区自治会(山﨑恵章会長)の役員4人が19日、地区の121世帯をリヤカーと軽トラックで回り、菓子を詰め合わせたクリスマスプレゼントを配り歩いた。
東京五輪はコロナ禍で1年延期を経て今夏行われた。 復興五輪に位置づけられ、それを象徴する被災地での聖火リレーが石巻地方でも6月19―20日にあり、総勢63人(石巻25人、女川22人、東松島16人)が走行。
石巻地方で6千人近くが犠牲、行方不明となった東日本大震災から、10年が過ぎた。復興工事は残り、延長戦の第2期復興・創生期間に突入。
石巻市出身の俳優小松準弥さん(27)が出演している映画「仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ」(柴崎貴行監督)が17日に全国公開され、イオンシネマ石巻では4回の上映で約100人が鑑賞。
震災後、女川町は原状復旧にとどまらない新しい港町再生に公民連携で臨み、「身の丈に合う」独自の地域づくりを推進してきた。
「住み続けられ持続・発展する東松島市―地方創生のトップランナーをめざす―」を将来像に掲げ、第2次総合計画後期基本計画(令和3-7年)の初年度をスタートさせた東松島市。渥美巖市長が再選し、市議会は元職、新人5人を加えた新体制で、人口減少対策など持続可能な地域づくりに歩みを加速させた。