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仙台藩が安永年間(1772―1781年)に村単位で提出させた安永風土記御用書出には、男女別の人口や村の広さをはじめ、地名の由来や特産品、名所など現代に通じる「地域自慢」が記録されている。 石巻地方の風土記には前九年合戦(前九年の役)で争った「安倍貞任」と「源義家」に関する伝承が多数記述されている。今回は、約250年前の先人たちが書き残してくれた史料を元に2人に由来する場所を探検する。(石森洋史)
石巻市最大の夏祭りである「石巻川開き祭り」は27日、今年の開催が中止されることが決まった。新型コロナウイルス感染拡大の収束が見えないため。会見した石巻商工会議所会頭で、石巻川開祭実行委員会の青木八州会長は「残念だが、断念せざるを得ない。来年できるとすれば日程や花火の打ち上げ場所を含めて検討し、盛大に開催したい」と話した。【熊谷利勝】
「勉強の進め方分からず」「最後の夏信じて」 新型コロナウイルスの感染拡大防止で、市立小中高校、県立高校は5月6日まで臨時休校となっている。授業の遅れや部活動の中止が続いており、時間が経つごとに児童生徒の間に戸惑いが広がっている。【外処健一】
最短5月中旬に振込 東松島市は27日、新型コロナウイルス感染症に伴う政府の緊急経済対策「(仮称)特別定額給付金」の給付を行うため、庁舎西側プレハブ棟1階に給付金交付推進室を置いた。最短で5月中旬ごろの給付を目指し、職員が国の補正予算案可決前後から対応にあたることとなった。【横井康彦】
全国高等学校体育連盟(全国高体連)は26日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、今夏に東北から九州まで21府県で分散開催を予定していた全国高校総体(インターハイ)の中止を発表した。
石巻観光協会・20店舗対象 新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受ける飲食業界を応援しようと、一般社団法人石巻観光協会(後藤宗徳会長)は24日、「石カラ・プロジェクト」を立ち上げた。第1弾として28日から同協会加盟の20飲食店で半年間有効の1割増応援チケットを売り出す。
限定フレンチトーストも ナイスピクニックデイは、4月16日に石巻駅前にオープンした持ち帰り弁当の店。わずか1畳の店内は厨房がなく、石巻市三和町の「釜めしかふぇ万石庵」で手作りし、運んでくる。
石巻日日新聞社報道部記者で、石巻地方の若手短歌愛好者で作る「短歌部カプカプ」部長を務める歌人の近江瞬さん(30)による第一歌集「飛び散れ、水たち」が東京都の出版社左右社から刊行された。
空き区画となっていた石巻市役所1階商業施設に23日、食料品スーパーと専門店からなる「イオン石巻駅前店」がオープンした。
「持ちこたえるしかない」「長期化不安」 新型コロナウイルス感染拡大で再び休校が延長され、学校給食に関わる業者や生産者にも影響が出ている。さらに飲食店の休業も重なり、農水産物の流れも鈍く、価格の変動も生じている。【渡邊裕紀】
勇気ある行動 石巻署感謝状 石巻署は22日、力を合わせて火の手から住家を守った東松島市立矢本西小学校の松本春馬さん(5年)、庄子奏生さん(同)に感謝状を贈った。
舞台「煙が目にしみる」 涙と笑いの斎場模様 東北地方出身の俳優らが舞台を届ける「TOHOKUルーツプロジェクト」の東松島公演が先日、東松島市コミュニティセンターで開かれた。同市出身の葛岡有さん(18)も出演し、笑いあり、涙ありの舞台を市民らに届けた。
読者の皆さまへ 新型コロナウイルスの全国の感染者は1万人を超え、300人近くが亡くなっています。今、世界中で取り組んでいるのは、できるだけ感染者を増やさないこと。
県は21日、新型コロナウイルス対策の本部会議で、特別措置法に基づき休業要請を行う施設の種類を決めた。