儲かる企画にするための話。
いろんな企画を進めていく中で、いつもクライアントさんから聞かれることは「誰が?誰のために?」です。
だいたいの本音は、「自分が、儲けるために」。もしくわ「自分たちが、楽しむために」。が一番あるんですけど、そんな本音を押し殺して、アレコレ理由を考えて、それらしいことを言いますよね。
僕はあまりこのあたりを上手に言えずに、「なんか楽しそうでしょ!」。って感じでしか言えないんで、情けないんですけど。
みんな「(私たちが)(誰かのために)」をハッキリ言ってきます。すごいなあと思いながらプレゼンを聞いているのですが・・・。本音はどうなの?といつも思ってしまいます。
僕が一番好きな答えは、
「うちも儲けたい。で、周りも儲けてもらいたい!」です。
この「で」=「AND」です。
「一緒に儲けましょう!」スタンスが好きです。
でも本音はなんとか「儲けたい!」が前に出てきちゃうんですよね。だからアレコレ言い訳を考えながらプレゼンをしていくんです。
そんな中、目からウロコの事を言われることが数年前にありました。日本一の個人投資家の竹田和平さんのお弟子さんたちと話をしていて、
「徳田さんが儲けないと、周りは儲からないよ。だから徳田さんが儲かる企画たてて」と・・・。
そうそう僕が儲けないと分配できないからでしょ??
でも、話をきいていくとそんなことでもなさそうだと感じ、単に数字だけの話?と質問をしていくと、どうも違うぞこれは!と感じだしました。
要するに、僕がお金ではなく、まず面白がっていないと、ほかの人も楽しめないし、儲からないんだということでした。
僕がワクワクして取り組んでいかないと、人もお金も寄ってこないってことなんです。
たしかに、僕がワクワクしている事って、助けてくれる人も多い!そしてみんなで面白くして、稼いでいる!!
しかし、お金だけ追って、企画して、動き出したものって、「企画に使われてる」感じがして途中でしんどくなってくるんです。
「このことを言っているのか!!!」と思い、鶴瓶師匠の言葉を思い出しました。
これは「仕事」か、「労働」か?
仕事は自ら動いて作り、自ら活かすこと。労働は指示で動かされること。
この基準で仕事に取り組みなさいと・・・。
なるほど、お金のことを考えすぎて動くと、最終的には【お金を稼ぐための企画】に動かされてしまう。志を持った仕事=「志事」を始めるとワクワクするし、企画がイキイキしてくる。
そういうことか!
儲かる企画にするには、自分が楽しみ、しっかり志をもって仕事をするってことなんだな。とわかった出来事でした。
「誰が、誰のために?」の質問にも、しっかり答えられるようにワクワクすることを考えよう!
『僕が、ワクワクするので、そのことで誰かを面白がらせるために』と答えていこうと思います。
さて、ワクワクする企画を考えていくか!!!
【今回のつけたし】鶴瓶師匠の「仕事か労働か」の話はまた別に所でも出てきます。また詳しくお話します。