今更ですがオタクってすごい!専門家集団だ!その熱量が大事!!
だいぶ市民権を得てきたオタクの皆様。毛嫌いする人もまだまだいると思いますが、こんなにすごい専門家集団はいません。
ある番組を作るとき、オタクの人ばかり集めたクイズ大会みたいなことをしました。
お互いがそれを知っているか、知らないかの勝負をするというだけのクイズの出し合い企画なんですが、隅々まで知っているオタクだからできるすごい大勝負が繰り広げられました。
例えば、「北斗の拳オタク勝負!」というのをやったとき、「コミックの〇巻の( )ページの最初のセリフは?」とか、「夜空の星が描かれているシーンの星の数は?」とか、すごい攻撃を仕掛けてきます。しかし当てられるはずもない答えをどんどん当てていくんです!!!
そして確かめようにも確かめることができない分野まで話が広がっていくすごさを感じたことを覚えています。
ここでめちゃくちゃ面白い!!と感じたことは、
「わからないんだけど、ものすごい!!」ってことなんです。
一般の方がおすすめのテレビ番組を紹介するという企画をやったとき、普通に番組を紹介しているだけでは面白くないので、仏像マニアの人に番組を仏像になぞらえて紹介していってもらうようにしました。すると全部バカバカしく聞こえるし、「そうくるんかい!」みたいな面白さも生まれました!
また別の話、地下アイドルの活動するライブハウスのビルにしばらく事務所を構えたことがあり、そこでアイドルオタクたちと話をする機会が増えました、推しの女の子は掛けるその思いや情熱は、アスリートの領域というか、愛するモノやコトに対する熱量のすごさとかがすごいんですね。
ただなかなか世間にそれが受け入れてもらえない。
この<すごい!>と感じるか?<きもい!>と感じるか?で得られるものが変わってきます。
拒否してしまうと、今までに知らなかった世界をシャットアウトして、今までの価値観のまま考えていかねばなりません。
受け入れてしまうと、わからないなりにも、新しい世界観が広がります。ヒントが得られます。
どっちが得するんでしょう?
アイデア・ひらめきは、刺激です。刺激をどう感じとるか?それはあなた次第です!
【今回のつけたし】知らないことは「知らん!」で終わらさないで、「知らないから教えて」というと、わからないなりにも新しい面白さが見つけられるチャンスがあります。しかし、宗教の勧誘とネットワークビジネスには気を付けて!!
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