遊びが企画になる!間違いない!
遊びが企画になっていくのが放送やイベントのいいところ。過去ものすごく簡単に決まった番組企画が、鶴瓶師匠と円広志さんが街を歩いて、そこ場で思いついた賭けをして、オニギリを奪い合うというもの。毎週その場でバカバカしい賭けを編み出していくのが無茶苦茶面白かった。そして師匠がたが真剣に勝負をしている姿もたまらない企画でした。
この企画は、師匠が若手のころ楽屋で雑誌をパラパラとめくって止まったページに書いてある数字が一番デカい方が勝ち。という楽屋の暇つぶし遊びエピソードが原点にありまして、それを再現することはできないか?必死になって遊んでくれる鶴瓶師匠と円さんなら面白くなるぞ!!ということで番組にまで発展した企画なんです。
こうやって遊びから大きな企画に発展することも多々あります。
若手のころはどうやったら遊びになるかを考えまくっていました。それは考えるベクトルが逆だったんですね。遊んで楽しかったから企画にするという単純なスタイルにはならなかったんです。今もそうかもしれない。素直に遊べないっていうか・・・。
単純に遊ぶことが楽しいんだ。だから遊びたいんだ!一緒に遊ぼう!っていう感覚が欠如していたというか・・・。
それに気が付いてから、「一緒に遊ぼう!こんなんしてみませんか?たのしいよ!!」というのを創ろうと考えるようになりました。
コロナ禍でなかなか「一緒にやろう!」ってのができない世の中になっていますが、【僕たちこんなことやります!一緒にやりませんか?!】っていうのが素敵で面白い事なんだと思います。特により<個>になっていく状況になっている今だから、感染防止対策をしながら・・・。
<一緒にやろう!と誰かを誘う、この指とーまれ!>と言える企画を考えていかねば!
<今回の付け足し> 「この指とーまれ!」今、子供たちの中でもこのセリフなかなか言わなくなっているらしいです。これはもう大人だけの古いセリフになったしまったのかもしれませんね。