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仕事は探しにいく時代から自分でつくる時代へ !好きな事だけして生きていきたい! 自由にマイペースで生きることは簡単? 思考トラップ脱出編⑦

前回は
テストなし!時間割なし!クラス分けなし!
責任ある自由を学ぶ学校=サドベリースクール
個性と平等を尊重する教育のあり方とは?
思考トラップ脱出編⑥をお届けしました。
まだ読んでいない方はこちらから。

はじめにこの内容は
ガッツリ稼いで年収を高くしよう!とか
稼げる副業はこれです!という
内容ではなりません。
「生きるために働くこと」に
疑問を感じてガツガツ働かずに
自分の好きな事やしたい事を
仕事にしながらのんびり生きていきたい
そんなことを考えている人に向けた内容です。

「過労」「ブラック企業」「派遣切り」
という言葉が定着して
仕事は生活を犠牲にしてやるのが
当たり前になっている現代。
そうではない自由な働き方や
のんびりとした生き方も
できることをお伝えできればと思います。

まず前提としてお話したいことが
日本は昔と比べて職業の数減ったよね問題です。

厚生労働省の「日本標準職業分類」によれば
現代の職種は2167職種あるそうです。
対して大正9年(1920年)の国勢調査で
国民から申告された職業の数はどれくらいだと
思いますか?

約3万5000職種だそうです。
驚きますよね!
時代背景やテクノロジーはもちろん違いますが
いくらなんでも減りすぎでしょ!
と思いました。
それだけ多様な職種が消えたんです。
その原因が高度経済成長になるわけです。
「お金さえあれば幸せになる」
「人生の豊かさ=物質的な豊かさ」を
ほとんどの国民が信じて
多様性を切り捨てて業種を絞りこむことで
日本の急成長につながりました。
物質的に豊かになり、物が溢れる世の中に
なりましたが、それが本当に
国民の人生を豊かにしたのかというと
疑問です。会社が大きくなるかわりに
個人が軽んじられる時代になりました。
今でも覚えているのですが、就活の時に
ある就活アドバイザーから言われたこと。
「自分がこの会社にとって
どれだけ役に立つ人間なのか
どれだけ利益を与えられる人間なのか
そこを明確に伝えられなくてはだめだ!
会社の成長に自分という人間が
どれだけ貢献できるのか
それをアピールできる人が面接で合格する!」
これを聞いた時はゲッソリしました。
だってこの考え方の根本にあるのは
会社>個人じゃないですか。
「働くのムリ!!」と思いました。
「お金のためとはいえ、会社に自分の人生を
奪われたくない」と私の全細胞が叫びました。

「会社のためならいくらでも頑張ります」が
求められる=会社の為なら自分の生活を
犠牲しろという圧を感じました。
「それが会社」
「それが当たり前」という風には
捉えられませんでした。
そして、1つの仕事だけで生計を立てる
リスクを感じました。
その会社にリストラされれば
一気に生活が厳しくなります。
昔の人は季節ごとに仕事を変えたり
色々な仕事を組み合わせて
生活を組み立てていました。
1つの仕事に1つの収入源よりも
複数の仕事に複数の収入源のほうが
1つダメになったときでも
他の仕事がまだあるので
リスクを分散できます。
(ここでいう複数の仕事は
個人でできる小さいビジネスです。)
しかも今の社会情勢は
日々変わりすぎていて
「安泰」「安心」とは程遠い社会です。

私はこの社会があまりにも
大きくなりすぎたと思います。
今、振り子が振りきれたら戻るように
個が大切にされる社会の流れ
大きな社会から小さな社会になる流れが
どんどん生まれていると思います。

これからは、仕事は探す時代から
仕事は自分でつくる時代に変わって
いくのではないでしょうか?
半農半Xのような農業をして
自分で食料を自給しながら
別の仕事もする形や
季節ごとに仕事を変えるなど
多様な働き方があってもいいと思います。
以下、個人レベルではじめられて
自分が得意なことを提供する仕事を
始めるうえで重要ポイントをまとめました。

①常識を疑う
②リスクのない小さいビジネス
③好きなことを仕事にするのは難しい!?
④出費を抑える簡単節約術
⑤とにかく行動あるのみ
⑤ではある方法で
一発で分かるあなたは
「とにかくやってみる行動タイプ」なのか
「石橋を叩いて渡るタイプ」なのかを
お伝えします。

①常識を疑う
例えば家を建てること
今ではローンを組んで家を建てることが
当たり前になっていますが
借金をする=返済義務に追われる
ことになります。
返済義務のために、がむしゃらに働くことに
なったり、生活を切り詰めたりと
家を買うことで自分のプライベートよりも
仕事が優先になったという人も
いるかもしれません。
そもそも住宅はそんなに
ハイコストなものなのか。
その常識を疑うことから
生活を見直すチャンスがあります。

今でこそ、専門家に独占されてしまった
のですが、昔の日本は住宅を誰でも自力で
建てられる技術を持っていました。
3000万円以上もする住宅を自力で建てられるか
どうか、その差はとても大きいです。
そこまでいかなくても
ぼろくなっている家の床を
無垢材に張り替えられる経験があるだけでも
かなりの差があります。
家は床から腐っていくので、床さえ直せば
住める家も多いそうです。

家賃やローン返済に追われることなく
こういった生き方も1つの生き方として
素敵だなと思いました。

また、山奥ニートのように
シェアハウスにして高い家賃に
追われることなく
自分ができることを仕事にしながら
ゆったりとした生き方もあります。

②リスクのない小さいビジネス

初期投資をあまりかけないで
自分のやりたい仕事を始めることを
オススメします。

世の中では投資をしてから
ビジネスをはじめるという考え方が一般的です。
例えば飲食店
自分でお店を持ちたいと考えたときに
まずお店が必要になります。
お店を借りるのに100~200万円
改装費や設備費や役所の許可申請で300万円
人件費に毎月20~30万
そうすると最初の1~2年は赤字で
あとから必死に黒字にするというのが
一般的です。
でもこれはかなりリスクが高い。
必ずしもそうではないやり方を探して
リスクを減らしていきます。
例えば安い物件を探して自分で改装する。
もしくは、物件を借りずに
昼間閉店している飲食店の
スペースをお借りして、昼間に営業する。
出張して料理をつくる出張料理人。
毎日開店せずに土日だけ営業するなど。
土日だけで大丈夫なの?と思いますが
(人気店は別ですが)お客さんは
来るときは一気に来て来ないときは来ません。
暇なときの人件費や維持費を削減でき
その空いた時間を別の副業の時間に
まわすことも可能です。
大きな投資をしない分、大きな収入は
見込めないかもしれませんが
失敗してもローリスク・ローリターンで
自分のペースで仕事ができます。

③好きなことを仕事にするのは難しい!?

好きなことを仕事にする
=好きなことでお金をいただくことに対する
世間のプレッシャーとハードルが高すぎる
ように思います。
「仕事をするからにはプロレベルのもの」
「誰にも真似できないもの」
「誰からも認められるもの」
その条件を出されたら何もできません。
私はこの条件が仕事になる条件だと思って
何も動けないときがありました。

でも、仕事というのは
誰かの役に立ったり、楽しませたり
楽にさせたりするから仕事になっています。
プロレベルのものを提供できなくても
そのサービスを利用するかどうかは
お客さんが決めるものです。

ココナラという個人の知識・スキル・経験など
みんなの得意をサービスとして
出品・購入できるスキルマーケットが
あるのですが、本当に色々なサービスが
あって面白いです。

例えば
読書家の経験を生かして
「あなたのおすすめの本を紹介します」
というサービスや
自分の声を生かして
手紙の朗読やナレーションのお仕事
留学経験を生かしての
留学相談やリアルな体験談の共有サービスなど
自分の経験や得意なこと、好きなことを
そのまま仕事にできるんだな感じます。

このサービスを知ってから
「仕事にするからには」
「お金をもらうからには」と
自分がハードルを上げすぎていたことに
気が付きました。

④出費を抑える簡単節約術
節約っていうと大変!
めんどうくさい!というイメージが
ありますが「簡単節約術」と
書いたのには理由があります。
私はある方法でムリなく出費を
抑えることができたからです。

それは物を買う前に
「絶対」
「本当に」
「なにがなんでも」
欲しいかどうか自分に聞く方法です。
それに加えて
「自分の感覚がワクワクするもの」
「ピンときたもの」
この上の条件すべてに「YES」と
答えたものだけを買うことにしました。
そうしただけで出費をぐっと抑えることが
できました。
この習慣のおかげで「何気なく」
買っているものの多さに気づきました。
本当に自分が欲しいものなのか
それともただ流されるままに買っているのか
見極める必要があります。
元テレビ業界の方の言葉ですが
「テレビが一番気を遣うのは
お金をくれるスポンサーの利益。
スポンサー企業は大衆が
消費してくれなければ商売にならない。」
つまりテレビの役目は視聴者を
「消費させる」ことです。
テレビや雑誌、メディアなどによって
物欲を知らず知らずのうちに
煽られている可能性があります。

またもう1つ重要なポイントがあって
上の問いの条件に合えば高い商品でも
買うことをオススメします。
例えば2万円の香水と
5000円の香水があったとします。
どちらも自分好みの香りですが
一番惹かれる香りは2万円の香水だった場合
2万円を買うことをオススメします。
もし、高すぎて買えない場合は
「いつでも買えるけど今は買わないだけ」
と言って、2万円の香水も5000円の香水も
買わないことにしています。
ここで5000円の香水を買うと
1万5000円は浮いたことになりますが
2万円の香水を買いたかったという気持ちは
まだ残っているのでその欲を満たすために
別のものを買ってしまう可能性があります。
私この経験があるから分かります。
浮いた分以上買ってしまいました。
何事も自分にとっての一番を選ぶと
満足するし、その分出費を抑えようとする
気持ちにつながるのでオススメですよ。

⑤とにかく行動あるのみ
ありきたりな重要ポイントですが
やっぱり行動なんですよね。
いくら、思考しても言葉に出しても
行動しないと変わらない。
テラ(地球)では行動がすべて。
動いてチャンスを掴む場所です。

ここで面白い話をシェアしますね。
自分が
「とにかくやってみる行動タイプ」なのか
「石橋を叩いて渡るタイプ」なのかが
一発で分かる方法です。

その方法とは
自分の顔の形です!

まず自分の顔を見て
丸顔なのか細顔なのか判断してください。
ざっくりおおまかでいいです。
例えば丸顔で有名人といえば
みのもんたさん、橋本環奈さん
有村架純さんなどが挙げられます。
細顔で有名人といえば
奈々緒さん、お笑い芸人の小藪さん
天海祐希さんなどが挙げられます。

いかかでしょうか?
まず丸顔の方から
丸顔の方はズバリ
「とにかくやってみる行動タイプ」です。

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丸顔は動物でいうとライオンなどの
肉食系を連想させます。
ライオンも丸顔です。
丸顔って自信の表れでもあります。
赤ちゃんはみんな丸顔です。
赤ちゃんは何ができるわけでも
ありませんが、とても自信に満ちています。
私たちの人生は「根拠のない自信」から
スタートしているのです。
このように丸顔の人は
考えるよりもまず行動にうつしたほうが
話がトントン拍子に進む人です。
失敗しながらも動きは休めないで
軌道修正ができるタイプです。
丸顔で考えて動けない方がいたら
「とにかくやってみること」を
強くオススメします。
動いて状況をみながら
進むことが合っているタイプです。

次は細顔の方
細顔の方はズバリ
「石橋を叩いて渡るタイプ」です。

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細顔は動物でいうとシマウマや馬など
草食系を連想させます。
細長の人は職人気質の慎重派タイプ。
丸顔の人が階段を1つ飛ばしで
上がるのに対して
細顔の人は階段を1歩1歩確実に
上がります。そのほうが
細顔の人にとって合っています。
細顔の人はまず行動よりも
しっかり準備してから
行動に移すことをオススメします。
ただ、準備に時間がかかりすぎて
行動ができなかった!は
もったいないですよ。

最後になりますが
会社に勤めず、正社員にならず
自分が得意なことを提供する仕事や
自由な生活をしていると言われること
「将来どうするの?」
「老後に後悔するよ!」
「今はいいけどね。今はね!」
この方たちの共通認識は
「老後は年金生活
しかし年々、年金は減っている
そのために今から貯金しないといけない
老人ホームだったり、医療費だったり
老後は色々とお金がかかる」
だと思うんですよ。
私はこの考え方で生きているほうが
リスクが高い生き方だと思うんですよね。

「お金」はたしかに
ないよりあったほうがいいです。
しかし、一番の財産は「人」だと思います。
いざというときに助けてくれる仲間を作る
ということが、人生で一番大切なことであり
本当の自立だと思います。

「人と関わるのは無理だな」とか
「自分はコミュニケーションが苦手だな」と
思った人は、職場や学校での人間関係を
基準に考えていませんか?
今の社会の職場や学校は特殊な場所です。
職場はその会社で働いている集団
学校はその地域に住んでいる
同じ年に生まれただけの条件で集められた集団
そこに個人の性格や個性は度外視です。
この条件で仲がいい仲間をつくれるのは
特殊能力だと思います。

ここでいう仲間は自分と気の合う人です。
気の合わない人とは
無理して付き合う必要はないです。

「自立」とは
自分で経済的に自立していることや
1人でなんでもできることだと思われがちです。
でも、そうではありません。
「仲間がいて相手に干渉せず
ときにはお互い助け合うことが
できる環境にいること」が
自立だと私は思います。

そのような環境や仲間作りは
自分が得意なことを提供する仕事や
自由な生活をしている中のほうが
見つかりやすいのではないでしょうか?

次回の思考トラップ脱出編⑧は
人生で幸せになるために
本当に必要なことは何か?について
迫ります!
お金?名誉?地位?パートナー?
ハーバード大学が75年もかけての
研究で分かったこととは!

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
この宇宙に1つしかない
オリジナルでスペシャルなあなたに
このメッセージが届けられたことに
感謝を込めて。

Twitterもしています。
noteではなかなか伝えられない
情報をお伝えしているので
よかったらご覧ください。

わたしたちの現代社会が
なぜこんなにも苦しく
国民が将来に不安を抱えながら
生きているのか。
それは過去の歴史を紐解けば理解できます。
過去の歴史を知ることで
今の自分の立ち位置を理解することができ
どう行動すればいいのか分かります。

賢者は歴史に学ぶシリーズを
発信しているので
よかったら読んでください。

#仕事つらい #副業 #エッセイ  
#思考トラップ脱出 #仕事

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