「素直を捨てたら人生詰む」~WEBラジオくるみの日々酒、第十八夜~
皆様こんばんは、KURUMIです。
毎月第2、第4金曜日の夜21:00にyoutubeと、ここnoteにて同時更新中
WEBラジオ「くるみの日々酒」今夜で18回目の晩酌です。
お酒を飲みながら日々感じたことをぼやきつつ
毎回1曲、私の今聞いてほしい曲を選曲して
その曲の何が好きなのかを熱く愛情込めて語ったりしています。
今夜はTOTO(トト)の2枚目のアルバムHydraからHydra(ハイドラ)をセレクト。
この曲について熱を込めて語っている部分は、YouTube「くるみの日々酒radio」後半のコーナー「この曲を聴いてくれ」で聞けるので、音楽好きの同志は聞いてくれたら嬉しいです。
今夜のお供は私の家飲みでは常連となりつつあるホワイトホース!
こちらのウイスキーを炭酸でしゅわしゅわさせて
晩酌していきたいと思います。
惜しいことに氷をきらしていました…
はあ、私としたことが。
夏はキンキンに冷やしたジョッキに
たっぷり氷をいれたハイボールが最高だと言うのに。
まあ、こんなこともあろうかと
凍らせた輪切りレモンをぬかりなく用意しておりましたので
今夜はこちらでしっぽり飲みます。
「前回のくるみの日々酒」
前回はオシャレをしたことをキッカケに、自己肯定感って何だろうなというところまで考えるに至った、その過程をお喋りしました。
自己肯定感ってよく聞くけど、具体的に自己肯定感をあげるってなんなの?
どこか漠然としていた疑問を抱えていた私でしたが、
その疑問にストンと落ちをつけてくれた言葉があったのでシェアしてみました。
おそらく明確な正解などはないのでしょうが、それでも私の中で今までよりも「自己肯定感」という言葉がしんどくなくなったというか、私なりにおさまりのいい回答が得られてうれしくて。
だからシェアしたかったの。
自己肯定感しんど…って思っている誰かがこれを読んで、ちょっと楽になったら最高。
⇒「自分のためにオシャレする」~WEBラジオくるみの日々酒、第十七夜~
「何をやらせてみても不器用な人集まれ」
このくるみの日々酒では何度かお話している気がするのですが、私はどちらかというと「不器用な人間」である。
もうね、オールジャンル不器用。
何をやらせてみても、今までの人生で要領よくそつなくこなせたものなんてひとつもない。
勉強も、運動も、なにからなにまで!とにかく全部!
器用な人っていうのは、
初めて取り組むものでも
さほど興味がなくても
「人並レベル」をさらっと提示できてしまう。
器用、まではいかなかったとしても
ある程度の得意ジャンルであればそれなりに出来る、というタイプもいる。
例えば勉強はからっきしだけど運動はできる、とかね。
勉強も運動もできないけど、手先を動かして細かい工作をするのはできる、とか。
私のようなガチ不器用タイプは本当に何をやらせても
しょっぱい結果がついてくる。
いやこれはね、別に自虐とかじゃなくてマジです。
でも私以外にもきっといると思う。
マジ不器用なそこの君、一人じゃないよ。
私の場合は興味があるものはとにかく沢山あったので
かたっぱしから試したけど
「人並レベル」の結果ですらひとつもついてこなかった。
そんな不器用人間が、じゃあどうやって社会で生きていくのかというと
答えは簡単
「できるやつの真似する」
もうこれ一択!笑
不器用なのも、要領が悪いのも、この性質はもはや努力で埋められるような類のものでは全くない。
それなら、不器用な自分をうじうじ卑下する暇なんてない。
とにかく出来るやつを探す!そしてその人の真似をする!
完全コピーでいい。
やり方を自分にトレースしてまずは真似する。
出来なければ、出来ているやつにコツを聞きまくる。
そしてもう一度やってみる。
それの繰り返し。
心底泥臭く生きるしかないのである。
「全力で頑張る不器用人間を、無視できない器用人間は必ずいる」
でも何度も言うけど、不器用な自分を卑下する必要なんてない。
ある意味で個性だとすら思う。
器用な人っていうのは、なろうと思っても不器用にはなれないものである。
基本的に「なんとなく」できてしまうことが多いので、
むしろできないやつの気持ちや葛藤がどうしても理解できなかったりする。
その点不器用人間は、泥臭く頑張って這い上がってやっと手に入れた「人並レベル」の仕事や技術だったりするので、できない人がどこでつまずいているのか手に取るようにわかる。
つまり特に職場とかでは、教え上手な先輩になる可能性はとっても高い。
だってかつての自分がそうだったから。
そして器用な人の中に多い人種なのだけど「できないやつをほっておけない人」っていうのが必ずいる。
これは私調べ。
自分がナチュラルに出来るので出来ない人はやはり目につくし、なんならそのおぼつかない仕事っぷりにちょっとハラハラしてしまったり、なぜそれができないんだ!?って気になって見てしまったりする。
そういう世話焼きタイプの人が絶対いる。
ここで重要なのが不器用なりにちゃんと頑張っているかどうか。
不器用なのは仕方ない。要領が悪いのも仕方ない。
でもその先、腐らずあきらめず頑張るかどうかは本人次第なのではないだろうか。
そしてわかりやすく泥臭く頑張って、それでもうまくいかない人をほおっておける人っていうのはそんなにいない。
日本も捨てたものではないなと思う瞬間である。←
「不器用なやつこそ素直を捨てるな」
10代の時はいい、20代の時もいい、ナチュラルに素直に人からの教えを受け止められる人がほとんどだと思う。
自分を思い返してみてもそうだった。
まあどの年代でも頑固ものはいるけど、全体的な印象としてね。
年齢が若いってことは、単純に経験が浅いことが多い。
だから誰かから何かを教えてもらう機会の方が圧倒的に多い。
聞く体制、教えてもらう体制が自然ととれているのだと思う。
自分が30代になって思うけど、多分30からその先が問題。
どんなに謙虚な人でも
普通に一生懸命生きて、普通に一生懸命働いて、30歳をすぎてゆくと
単純に重ねた年齢の分、経験値が積まれている。
そしてその積まれた経験の分、プライドが育っていると思う。
そう感じる。
自分が頑張った分、経験した分、積み重ねてきた分
一緒に何かしらのプライドが育ってゆく。
そのプライドはけして悪いものではなくて、多分人として大切なもののひとつな気がする。
プライドがある程度育つから自信が生まれて、
多分そうやって生きていける。
自信が全く何もない状態では、大概の人はまともに生きていけないのではないだろうかと思うことがある。
けど、行き過ぎたプライドは枷になることもある。
謙虚だけが美学では絶対にないと思うけど、
高すぎるプライドで素直をなくしてしまうと
何が怖いって、知識を共有してくれようとする人がいなくなることだ。
器用で、それに裏打ちされた明確な努力と才能、自分を信じる力
そういういろんな圧倒的なものをもっている人は
時として人のことなんか気にせず自分のプライドを信じて驀進した方がいいこともあると思う。
ただあくまでも「鬼不器用な私の場合」
素直をなくして、周りの人達から知識の供給が断たれてしまうことがあれば
途端に人生ハードモードになること間違いなしだ。
自分はビビりで、誰かとぶつかることを極端におそれてきたタイプなので
私にプライドなんてあるわけないと思っていた。
でも勘違い。
30歳まで一生懸命生きてきて、なんのプライドも持っていないやつなんて逆にいない。
プライドは一生懸命の証でもある気がする。
私の中にもちゃんと、プライドは育っているんだ。
でも私はまだまだ不器用だ。
ていうか多分不器用だという事実は一生変わらない。
まだまだ新しいことを学びたいし、
新しい仕事も始まったばかり。
やってみたいことも沢山あって
興味だけは広い私は、まだ「誰かからの知識の供給」が
絶対的に必要だということはわかる。
10代や20代の時みたいにはいかない。
ただぼんやりしていても知識をもらえていたあの時よりも
私は大人になっているのだから
周りからの視線もあの時とは違うんだ。
ジャンルによっては「年下の先輩」も、これから先どんどん増えていくだろう。
だから、素直でいよう。
年下の先輩っていうのはこっちが思っている以上に
年上の後輩の扱いに悩むものである。
知識に貪欲でありたいし、いつでも自分のやり方や自分の知識を疑える柔軟さを持っていたい。
自分の育ててきたプライドがちらつく時も、私が思っている以上にあるだろうけど、それをコントロールすることはできるはずだ。
年齢にとらわれない姿勢って、
ちゃんとわかりやすくアウトプットしないと伝わらない。
「年下の後輩」が思わず楽しく知識を供給したくなるような大人を目指そう。
それがきっと不器用な私自身を救う鍵な気がする。
素直を捨てない。
不器用を30年やってきて、これから先も不器用と付き合いながら
年齢を重ねてゆくんだ。
私は、私自身のために、素直を大切に保護しておこう。
そうやって生きて、最後は素直なおばあちゃんになるんだ。
70歳、80歳になっても
「これ知ってる?」って10代や20代の子が思わず話しかけたくなるような
どんな年齢の人とも、年齢を飛び越えて付き合えるような
そんな素直さと聡明さを持ったおばあちゃんになりたい。
なんか私の人生の最終目標はそこな気がする。笑
不器用な自分を悪くないと思うのもまた、自分自身なのだな。
これからも泥臭く、底抜けに素直に生きようっと。
さて、次回更新日は8/13(金)21:00
またここで乾杯できたら嬉しいです。
Podcastでもくるみの日々酒が聞けるようになりました。
下にリンク載せておくので、聞きやすい媒体で聞いてみてくださいね
それでは皆様、よい夜を。
【Podcast】
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