【ネパール滞在記】最善の生きかたは、一度に1日ずつ生きること
今日のnoteは数年後の自分に是非とも見返してほしい。
ちょっと大袈裟かもしれないけれど、生きることについて今一度考え直してみたという話。
推敲はせずに思うがままに、いつもの口調で書いてみる。きっとまとまりは無いけれど、危機に直面したからこそ見えた日々のTipsに、お暇な方はぜひお付き合いくださいな。
病はある日突然に
結果から伝えると、体調を崩してしまい診察を受けたところ急遽入院。今はようやく容態も落ち着いてネパールの病院からこうしてnoteを書いているわけなのです。
確かに最近体調はずっと良くなかった。なんやろな〜、気持ち的には常に前向きで元気なんだけど、なんだか身体がついてきてない感じ。でも目の前の仕事に気を取られていて、そこまで自分の不調に気が向いていなかったわけです。
そしたらつい最近扁桃腺が腫れ始めまして。もともと扁桃腺肥大なのでここまではたまにある現象。またか〜と気にしてなかったけど、そこからみるみるうちに膨れる我が扁桃腺。
最初は左側が少し腫れてるという感じだったのが、気が付けば喉の通路が皆無。いやほんまに。笑
左側の扁桃腺が腫れて喉の全てを覆っておりました。唾を飲み込むことすらままならず、満足に呑まず食わずができなかった4日間。流石にまずいと思い、病院に来て今に至る。
過ぎ去った今だから笑えるけど、病院に着いて治療が始まった時には、これまでの不安とこれからの不安、そして安堵と、謎の感情がぐっちゃぐちゃに絡まって自然と泣けた。いやぁ、生きてるって素晴らしい!生きてるだけで偉い…!今はそんな気持ち。
体調不良になった今思うこと
はじめこそ泣いていたけれど、そこからは思いもしなかったことの連続で、いよいよ面白くなってきた。点滴のお陰で喉の痛みも治り、ようやく思考が安定したからには、これを機に…と病気から学んだことを振り返ってみたい。
①普段の生活を整える
病気の原因を考えた時に、まず予防ができていなかったな〜と反省。手洗いうがいは怠っていたし、髪の毛も面倒くさくて乾かしきれてなかったりした。
そして何よりネパールに来てからずっと気になっていたのが、睡眠の質。いかんせん、ベットのマットレスが硬すぎて夜中寝返りを打っても落ち着かない。よく目が覚めるし、いつも身体バキバキ。毎日リセットされていないとなれば、疲れは自ずと雪だるま式に溜まっていく。
よし、いいマットレスを買おう、が結論。おすすめのものあれば教えてください。ネパールに持ってこられるか分からんけど。笑
②食を見直す
口にするものも最近気を抜いていた気がする。そして何より今回の経験で、食べるということの重要性を知った。いや、当たり前やんってツッコミが来そうだけど、口から食べ物を取り入れるって尊い行為なんだなって、食べられなくなるとよ〜く分かる。
昔、お医者さん、管理栄養士である友人が口を揃えて、人は口から栄養を取れなくなった瞬間に生きる活力が無くなると話していたが(高齢者の方など、経口食から点滴に切り替わった瞬間に亡くなられる方が多いのだそう)、それを体感した。
食事、大事。薬を摂るように食事を摂る。さもなければ薬が食事になってしまう可能性があるのだから。
③病気の予防にはコミュニケーションが関係していた
扁桃腺が腫れて、唾を飲み込むことすらままならないので、もちろん会話もできない。これがより自分を内へ内へと篭らせた。次第に思考がネガティブ化していく…。しんどい時は我慢せずに、強がらずに、「私ちゃんとしんどい!」と周りに声を上げること。
これまでもできてなかったな〜と反省。パフォーマンスを上げるために、時に休むことも仕事のスキルの一つ。学んだ。
④メンタルの重要性
上と少し被るけれど、「病は気から」とはまさにこのことで。そもそも、体調を崩していた4日のうち、1日は元々ネパールのお休みの土曜日で、日月は当初ネパール国内旅行を予定して職場にお休みを申請していた。本来なら旅先で羽を休めていたはずなのに、なんで私はベットで寝込んでいるのか…。
1日目はまだゆっくり休めていたけど、2〜3日目からなんだか休んでいることを申し訳なく思っていたし、休んでいるのに良くなっていない気がしてた。なんなら、治らないんじゃないか…なんて悲しい想像力が働く。
まずは「大丈夫、治る」と自分が信じてあげないといけなかったし、これまでも無理をせず強い心を持って時に余暇を取ることを選択できていたら、私は病院ではなく楽園にいたはず。
これも今後働く上で身につけていきたい技術だなと改めて思ったわけです。
⑤運動を暮らしに取り入れる
ネパールに来る前はちょっと変わったジムを習慣化していて、毎日1時間以上運動をするのが当たり前だった。それがピッタリなくなってしまった今、身体は弱る一方で。久々に子どもたちと全力で走った時には、思っていたより身体が重くなっていてげんなり…。
これを機にまた筋トレ始めたいな、と。運動は大好きやけど1人じゃ続かないんですよね。ぜひみなさん一緒に身体動かして報告し合いましょう、という突然のお誘い。笑
地球上で最も偉大な6人の医師
そんなことをこの数日ぐるぐる考えていたら、ふと、数週間前に母がLINEでシェアしてくれた「スティーブ・ジョブスが人生の最期に気づいた真実」の動画のことを思い出して、見返してみた。そこで言われていた彼の学び。
まさに私が考えていたこととほぼ同じじゃないですか。やっぱり人がたどり着くところはそこなんだな〜なんて。
ちなみに最後に出てきたFRIENDSは今日まさに実感したこと。
友人が今日ふらりとお見舞いに来て、荷物も届けてくれたのだけど、これがすご〜く活力になった。当たり前だけど、対面には敵わない。久々に母語を喋られる嬉しさと、安心感。たわいも無いお喋りと笑い。人は周りに人がいてこそ強くなれるのね…なんてしみじみ思ったのでした。心の友よ、本当にありがとう。
最善の生きかたは、一度に1日ずつ生きること
そんなこんなで、思いつく限りをブワーッて書き殴ったけど(否、書いてないな、うち殴った?)、最後に一つの映画を紹介してこの脈絡のないnoteを終えようと思う。
ずっと観たいと思い続けていた映画をこの休息期間にようやく観たのです。大好きなビル・ナイが出ている作品。
この映画の最後の最後にね、とっても簡単で、且つ人生を絶対に豊かにしてくれる方法が紹介されていたんです。
ネタバレになるからもちろん言えないのだけれど、タイムトラベルが使えない私たちでもすぐに実践できる、今を楽しむためのちょっとユニークな考え方。
これ、毎日実践できたらきっと豊かな時間になるなって、最近毎日唱えるようにしているんですよね。
さて、一体どんな方法なのか?気になるでしょう。
映画面白かったのでぜひ観てみてくださいな。時間の使い方を考えさせられる、とってもハートフルなストーリーです。映像も美しいし、何より出ている人たちがいいキャラしてる。
ネパールは現在夜中の00:42。巡回の看護士さんが来て、なんでこんな時間にまだ起きてるの!(ネパールの夜は早い)と子どもみたいに怒られましてん。なんだかくすぐったいね。
そろそろ眠ろうと思います。今日がまた素敵な1日になるように魔法をかけて。
ナマステ🙏
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