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【記録:学生1日目】初日からのスパルタ、大人になっての宿題


ナマステ!
ついに学生生活が始まる。ちょっぴりのソワソワと、たくさんのワクワクを抱えてお店へ。

今日からよろしくお願いします!



前日に言い渡されていたコピー用紙を綴じて作るノートは、あまりにダサいので(失礼)コピー用紙は後で糸で自分で綴じようと思っていた。

すると先生に今まとめておかなきゃ!とダメ出しをされてしまう。もちろんダサいから嫌、だなんて言えるはずもなく、、笑
郷に入っては郷に従え、まずは近くの文具屋さんへ。

お願いをすれば基本的になんでもしてもらえるネパール
ああ、、綴じられてしまった…ちなみに斜めっているしガタガタなのです。笑


まあこれも良き思い出。再びお店に戻り、ようやく授業がスタートする。


先生が何やら赤い小さな板を出してきた。さぞかし大事な道具かと思えば、どうやら定規がないらしく、ただの線を引くための板切れだった。うん、相変わらずツッコミどころ満載の国民性だ。でも、そこが好き。クラスが終わるまでに定規はプレゼントしよう。

線を引く先生
ちまちまと伸びる線
線は斜めだろうが、ガタガタだろうが気にしない


このオリジナルノートに、これから15日間に学ぶデザインを記録していけということらしい。練習用、宿題用にも使う。まずは鉛筆で練習を繰り返し、ひたすらにデザインを頭に叩き込んでいく。確かにメヘンディは感覚的にデザインを決めていくところがある。より多く形を学んだ方が効率が良いのかも。

花一つとってもいろんな形がある
どんどんと複雑になるデザイン

初日は先生が書いたデザインの名前を覚えつつ、横にひたすら鉛筆で練習するという時間だった。真剣にデザインと睨めっこをしているうちに、あっという間に1時間が過ぎる。

授業が始まり、30分過ぎたあたりだろうか、雨が降りだしたことは気づいていた。今日はよく降るな〜と思いつつ、いつの間にか集中していてそんなことは忘れてた。

全ての作業を終えたので、荷物を片付けてお礼を伝える。すでに1時間半くらいは経っていた。

「先生、今日はありがとう、難しかったけどすっごく楽しかった!また明日ね!」

すると、
「あなた何を言ってるの?この雨じゃ帰れないわよ」と外を指差す先生。

?を頭に浮かべながらカーテンを捲ると、目に飛び込んできたのは変わり果てた世界。なんと、大雨で川が氾濫し道が全て封鎖されてしまったらしい…!


みんな帰ることができず、談笑中。橋と川の高さが同じに。
水位はついに膝近くまで。どこが川でどこが道かが分からない。



「どうせ帰れないんだから、練習しときなさい」

そう言い渡され、結局帰宅できたのは1時間後くらい。初日から3時間近く時間を割いてもらったのでした。

そんなこんなで、ハプニングだらけのスタート。さらには私の先生はかなり熱血的な人らしい。でもそれもまた心地よい。宿題も追加されてしまったけれど、大きくなってからの課題ってなんだか嬉しいし、ちょっぴりくすぐったい。ああ、本当に私、学生になったんだな。

まだ足首までの水の中、充実感と共に帰路に着いた。果たして2週間でどこまで行けるのか。みなさま、乞うご期待!

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