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【ネパール滞在記】課題を因数分解してみるということ

先週もう一記事書いていたのですが、全て文章が消えてしまいやる気を失っていました…笑
1週間に一回は更新するという約束をまた守れなかったけど、それでもそんな自分も許しつつ、またゆるゆる続けようと思います。

さて、ここ最近のもっぱらの自分の中でのテーマ、課題を分解するということ。

私はいつも何か問題に直面した時に、「早くなんとかしないと!」と焦ってしまい、冷静な判断に欠けるところがあります。すぐに行動に移せるところは強みだと思うのですが、それでは最善策を取れないこともありますよね。

例えばつい最近の話なのですが、同居人とご飯を食べて帰宅したところ、ご近所さんとの共用部分の家の前の門が閉まってしまっていて、部屋に入れないという事件がありました。いつもなら下から手を入れてロックを解除できるのですが、その日はなぜか上手くいかず。

普通に考えれば誰かに開けて貰えばいいわけなのですが、夜中10時ということもあって明かりがみんな消えていたんです。上の階に住んでいる先生の連絡先も知っていたのですが、いつも朝早の授業をしていて、寝るのも早いことを知っていたのでつい躊躇。

なのでその時思いついた解決法は、扉をよじ登ること一択。見たところそんなに高くも難しくもないし、なんなら日頃から日本のマンションも開いていない時は柵を乗り越えたりしていたので(こら)、なんてことないと思っていたのです。

そんなこんなで、扉を乗り越えシュタッと着地。ふふん、どんなもんだいと、得意げになっていたら、大家さんである同じ職場のスタッフさんが物音で起きて一部始終を見ていたらしく、下に降りてきました。

そしてその後、いい歳をしてしっかり叱られたわけです。笑

そりゃ大家さんからしたら少なくとも家を私たちに貸している責任もありますし、怪我をしたら困りますもんね。扉を乗り越えるのがベストな解決策で無いことは今考えたらごくごく当たり前に分かることなのですが、当初は家に入るというゴールしか思い描いておらず、その後のことまで頭が回りませんでした。

課題を分析するということ

このように、課題に直面した時こそ、それを冷静に受け止め、解決するためにはどのようなことが必要かを考えるようにトレーニングをしている最近です。

今回のドア事件の場合は、まず背景として

・一緒にいる同居人モニと相談せず自分1人で解決しようとしたこと
・他にどんな方法があるのかを一回しっかり考えなかったこと
・きちんと上の階の方の連絡先を聞いていなかったこと

によって引き起こされたな〜、とか。

・何か起こってしまってからの方が迷惑をかけるから今後は早めに相談する方が吉
・夜の帰宅でも門が閉まらないように工夫をすることはできるか

など、今後の対策もできますよね。


後、もう一つ自分の中で苦手なことで練習中なのが、感情と課題も分離をさせるということ。


例えば、先ほどのエピソードで考えると、調子に乗って扉を乗り越えた結果、10歳も歳の離れた後輩の前で思い切り叱られたわけです、なんて恥ずかしい…笑
少しの間自分のポンコツ具合に思いっきり凹んでいましたが、その際にも恥ずかしさという感情と実際に起きた出来事はちゃんと切り離して冷静に分析しないと、解決法を見誤ることあるよな〜と思うわけです。

働いていると、悲しさ、悔しさ、孤独…いろんな気持ちと付き合うことになりますが、一旦その感情は目を瞑り(とは言っても大切な感情なので無視をするのでは無く、ひとまずは側に置いておいて)、今何が課題解決には必要なのかを見極められるようになりたいですね。

因数分解のように、いろいろ(感情や過程)と複雑に混ざり合った1つの式(課題)を、カッコでまとめて誰が見ても理解できる形にできるようにすることが今の目標!
まだまだ至らない部分も多いですが、今の職場では圧倒的に歳上なので引っ張っていけるように精進あるのみです。

ネパールはついにダサイン(ネパール最大規模のお祭り)に突入。みんな既に仕事モードでは無くなり、ソワソワと浮き足立っています。私も少し羽を伸ばして、ゆっくり考える時間を取りたいな〜なんて。

初のダサインとティハール体験記もまた書いてみたいなと思います♪
それでは、ナマステ🙏

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