アルモンデごはん ひとりじゃないごはん
一人暮らしで一人で外食も苦手なので、基本的には毎晩ひとりごはん。ですが、今週は珍しく毎日誰かとごはんを共にしていました。ひとりごはんが当たり前の私にとって、ひとりじゃないごはんが続くことは、すごく楽しくもあり少し落ち着かなくもあり。日曜の夜、久しぶりにひとりおうちごはんを食べている時、なんだかホッとしていることに気付きました。自分で作ったごはんを黙々と食べるのが好きなんだな、私。
週初めのイベントと食事会で残った野菜や、試作で作った色々に全然手をつけられないまま週末を迎えて、冷蔵庫はパンパン。部屋中に野菜を干すザルが並び、保存のための漬物も溜まっていきます。とてもひとりでは食べきれない。そろそろ誰かを呼ばなくちゃ…。
<1月13日>
チームお着菜どんのイベント、最終日はアルモンデ料理会を開催しました。
おうちの台所のお悩み食材をお持ちいただいて、それらと旬の野菜を組み合わせてごはんをつくる会です。
この日集まったのは「黒砂糖・まぐろの佃煮・春雨・おぼろ昆布・黒にんにく・奈良漬・どんぐり粉・切干大根&人参・五行茶・謎の揚げ小麦・ロマネスコ・れんこん」。いやー個性的。内心ひやひやしながらも、パートナーのふーみんちゃんと一緒に全て使い切りました。参加してくださった方のつぶやきやアイデアもちゃっかりいただきながら、楽しく料理できました。自分で言うのもなんだけど、アルモンデ料理って本当に楽しい。
<1月14日>
今年最初の自由学園での食事会。ゲストは、ピースポート代表、ピラティス研究家、インソール開発者、学園の英語の先生、学園長。普段全く知らない世界に生きる方達から聞くお話は、全てが新鮮で夢中になってしまいます。
この日のメニューは私にとって3連休のイベントの復習ごはん。日々状態が変わっていくやさいたちの、今一番美味しい食べ方を探りながらつくりました。喜んでいただけてほっとしています。いろんな国の話を聞かせていただいて、帰り道は飛んで行きたい気持ちでいっぱい。行きたい国がいっぱい。
<1月15日>
遠方より友来たる。今から10年ほど前、一緒にやさいについて学んでいた友人が広島からやってきました。食べることが大好きな彼女とのごはんはいつも楽しい。たまたまみつけたお店が大当たりで、さらに幸福度アップ。
彼女が地元に戻って早数年。すっかり根を張り地元に貢献している姿が眩しいです。私も最近、次はどこに住もうかと考えることが多くなりました。数カ所の拠点をもつにしても、ご近所付き合いを育みたい。彼女は私のお手本です。
<1月16日>
編集者さんとの新年会。あまり外食をしない私が、この数年一番行っているお店にお連れしました。本当に小さな居酒屋なのですが、仕事が丁寧で何を食べても美味しいんです。彼女もとても喜んでくれて、2人でたくさん飲み、食べました。熱く語りながら、一生に一度、本当に伝えたいことを200%描ききる本をだせたらいいなと改めて思いました。もっともっとアルモンデと向き合って深めていこう。
<1月17日>
断捨離トレーナーとのオンライン手前味噌クラスも今年で4年目。今夜は説明会でした。オフラインのお味噌仕込み教室との違いは、最初から最後まで全て自分でやるということ。実は数時間の味噌仕込み教室で皆さんにやっていただくのは、全体の2割ほど。残り8割は豆を茹で上げるまでの作業なんです。そこで出来上がりが決まると言ってもいい。丸ごと関わることで愛着も湧きます。そのせいか、リピーターさんが多く、年々人数が増えていくのが嬉しい。仕込みは今月末。私にとってのハイライトは材料の発注と発送、頑張るぞ。
<1月18日>
母とデートなんていつぶりだろう。コロナが流行り出し、父の体調も悪くなり、母が遠出できなくなってからかなりの時間が経ちました。久しぶりのお出かけは、浅草でお買い物しつつ浅草寺にお参りをして、蔵前でイタリアンランチを食べて、ピアニストの友人のコンサートというギュウギュウのスケジュール。母を楽しませるつもりでしたが、ただただ私が母と遊びたかっただけ。帰りは車で母を送り届けましたが、さすがに疲れた様子でした。連れ回してごめんね。
またねと実家を出てすぐに「すごく楽しかったけど疲れた!寝るね!」というLINEが。母の老いを感じつつ、まだまだ元気でいてねと願うばかりです。
<1月19日>
料理教室の同期同窓会。東日本大震災の前年からの付き合いだから、かれこれ14年になるのかな。食べるの大好き、健康オタク、より良く人生たのしもう!が私たちの共通点。全員集合できない年が続いていたけれど、去年からはまた、みんなでご飯を食べてひたすらしゃべる時間を持てるようになりました。私たち5人、とにかくやかましくて。でもそれが堪らなく愛おしい。大人になってからの大切な友人たちです。
その中には星読みのプロがいて、毎回各自の現状と少し先の未来の傾向を教えてくれます。それによると今月から向こう20年、私はすごく稼げるのだそう。働き方も変わるだろうなんていわれて、ワクワクしてしまいます。きた波にはどんどん乗っていこう。