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「カタヌキ クッキーを焼こう!」子どもといっしょに!おいしい入門(その3)
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子どもはどうしてyoutubeが好きなんだろう。あんなものは害でしかないと、スクールカウンセラーとして「見せない方がいい」という立場でアドバイスしてきた。でも実際、自分が子どもをもつとどんなに頑張ってもyoutubeから逃れることはできないのだと痛感する。家にテレビやタブレットがないとか、親も全く見ないとか、相当な覚悟と厳重な環境がないと難しい。
我が家の娘も遊びのアイデアは大体youtube由来である。散財系や下品なものは除いて、子どもが興味をもったものは一緒に楽しむことにしている。よく見てみると面白い動画もいっぱいある。
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昨日は娘たちと一緒にカタヌキクッキーを作った。クッキー型で型を抜いても、生地を離さなければ焼いた時に膨らんで溝になるので、簡単にカタヌキの仕掛けを作ることができる。ただし生地は薄くのばさなければいけないので、乳製品を使わない、ベタつかないレシピを考案した。手にくっつきにくい分子どもにも扱いやすいが、練ってしまうと岩のように固くなるので注意が必要だ。さっと生地を集めるようにまとめていく。
料理中、子どもたちはこぼしたり、つまみ食いをしたり、親としては嬉しくない行動を次々にやってのける。でも、怒らない。こぼすのも学びの一つ。その子の発達段階に相応しい「反応」をしているにすぎない。何回か間違ったような反応を繰り返して、納得すればきちんと作業できるようになる。たとえば、つまみ食いは偏食を直すチャンスで、なぜか食卓に並んだ料理は食べないのに、包丁で切ったばかりの野菜を丸かじりするなんてこともよくある。「常識的にはおかしい」と思っても、すこし我慢して子どもの「反応」を待ってみるのがいいかもしれない。
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