見出し画像

SNSが時間と仲間を奪う!?私はSNSを辞めました。

おはようございます。

本日はSNSが時間と仲間を奪うという記事を書いていきます。

現代はSNS全盛の時代と表現しても間違いではないと思います。X、フェイスブック、TIKTOK,Instagramなど多くのSNSが存在し、日々皆さんが日常をアップしています。

それ自体はなんの問題も無いように見えますが、実際は大きな問題を抱えています。それは、時間と仲間をものすごい勢いで奪っていくことです。時間に関しては、一日数時間もSNSに費やす人もいます。仲間を奪うとは、人間関係を希薄なものにしてしまうリスクを言っています。

では詳しく書いていきます。

貴重な時間を浪費する

SNSが一番問題になる部分はここですね。SNSは、あなたの時間を圧倒的に奪います。そしてその時間は、全くあなたの生産性を上げる物にはなりません。

あなたも気がついたらSNSを開き、友人のキラキラした日常や有名人のプライベートなどに意識を向けていないでしょうか。それ自体は悪い事ではないのですが、その時間が長すぎることに問題を感じます。

SNSが普及しだして20年くらいになりますが、多くの日本人がその楽しさに触れ、今ではSNSを使ったことがない人を見つけるほうが難しいです。

時間は人間に与えられた唯一平等な資源ですが、その時間を人の生活を覗くことや羨ましい食事などの画像に心を奪われて、浪費している現代に危機感を感じます。SNSから情報を得ることも可能ですが、情報の正確さや発信元の信用性の問題等が存在します。

なにより人のキラキラした日常を見て、自分と比較し、落ち込むようなことがあってはそれこそ時間の無駄・浪費ですよね。しかし現代ではそのような方は多く存在します。

マーケティングの神様である「森岡毅」氏はこのように言っています。「人間は、本能的に自分が集団の中でより優位な位置にいることを確認したがる動物である」と。簡単に説明すると、人間は生存本能があり、その生存本能は集団での立ち位置が優位であるほど安心します。つまり、SNSでキラキラした自分を発信することで満足する人は、自分が人間または日本人という集団の中で、輝いた存在であることをアピール及び確認しているのです。

するとその投稿を見た大勢は羨ましく、時には妬ましい感情が生まれます。自分はこんなに苦しい生活をしているのに、こんなにいい物を食べたり、自由な時間を謳歌している人がいる。そしてどんどん他人と自分を比較してしまい、負のスパイラルに陥ります。その時間こそ無駄だと思います。

SNSの作り手の気持ちを考えれば容易に理解できるのですが、とにかく私たちの「時間」をいかに奪うかどうかがビジネスモデルなのです。SNSという媒体に長時間引き込み、広告収入を得る。これがSNSを運営する目的です。

世界の優秀な頭脳がどのように我々の時間を奪えるかを考え、今も新しいアイデアが生まれているはずです。私たちができることはまず時間を奪われない努力をすることから始めましょう。

SNSをアンインストールすることから私は始めました。お試しください。

人間関係を希薄にする


SNSがもたらす副作用として「人間関係」に関しても大いに影響を与えます。それは人間関係が希薄になっていくというものです。

どのような事かと言いますと、携帯電話が普及する前の日本は「人と会う」という状況は貴重なものであったと思います。いついつにどこで会いましょうという約束があって初めて会えます。

しかし現代では、携帯ですぐに会話も連絡もできますので「会う」という行為の価値が薄れていると感じます。しかも連絡をとることも、LINEやメールなどのツール上でやりとりしますので、実際に面と向かって会話をするわけではない場合が多いです。

 するとどんなことが問題になるかというと、コミュニケーション力の欠如が問題になります。人間は会話の中でコミュニケーションを意識し、相手の気持ちを汲み取り、良好な関係を構築することが集団で生きていく上で大事です。会話では、相手の表情や仕草が見えますので、言葉だけではくみ取れないものを理解する能力が必要になります。それはLINEやメールでは育ちません。

 一方で、現代は個の時代であり「人間関係」があまり重視されない世の中という反論があるかもしれませんが、ビジネスには必ず相手がいます。会社のような内部の人間関係は減るかもしれませんが、外部の人間関係はなくなりません。外部の人間関係の方が難易度が高く、いかに相手にメリットと失礼が無いように行動しなければなりません。その能力は会話という場数を踏まなければ身に付きません。

世の中的には、SNSというツールが浸透することで「人間とのつながり」は強くなると提供元はポジショントークをしますが、実際は人間としてのコミュニケーション力は低下するとみています。

コミュニケーション力が低下すると一番懸念しているのは、「争い」です。相手との距離感や思いやりがない、バランスを意識しない関係には「争い」が生まれます。

今の世の中でSNS上で炎上したり、詐欺などが増えているのはこのような要因があると思っています。

いかにSNS地獄から抜け出すか

今まで話の中でSNSはあまり人間にとって有益なものではないことは理解できたかもしれません。企業の宣伝ツールとしての利用は価値を見出せるかもしれませんが、個人として利用する分は副作用が強すぎます。SNSで稼いでいる方も一定数いますが、ごくごく一部にすぎません。

ではどのような対策がいいのかと言えば、SNSから離れることだと思います。だれかと繋がっていたいという心理が強いと思いますが、SNS上での関係はハリボテである場合が多いです。

先ほども言いましたが、人間は集団の中で生きていく生き物です。なので、誰かと繋がっていたいと思うことは生存本能と捉えます。ですが、SNS得られる関係は希薄なものであり、相手の気持ちを考えない一方通行のやりとりがメインです。

それは人間関係の構築とは呼べないと思います。SNS毒になってしまっている方は一度アプリのアンインストールをおススメします。無くしてみるといかに必要ないものであり、時間を奪われていたかと実感します。

まとめ

SNSについて今日は書いてきました。

適度な使用と距離感を持って使う分にはいいと思いますが、麻薬と同様に距離感を維持するのが難しいのが現実です。

もしSNSから脱出したいのなら、一番はアプリを消すことが一番いいと思います。アプリを消したからと言ってつながっている人との関係が無くなるわけではないですし、仮になくなるような関係であればあなたの人生に必要ない関係とも捉えます。

人間に唯一平等に与えられている資源は「時間」です。この時間をいかに有効に使うかで、人生の満足度は大きく変わります。

SNSに時間を奪われず、目の前にある幸せをしっかり直視していきましょう。

では。



いいなと思ったら応援しよう!