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雪の日のおうちカフェ:わらび粉で作る台湾夜市スイーツ


大雪の日、巣篭もりで新しいお菓子作りに挑戦


雪がしんしんと降り積もる一日、外出を控え、家でゆっくり過ごすことにしました。前日からの降雪で職場である実家から一人暮らしの自宅への帰宅が困難となり、実家に泊まっていました。実家で出来る有意義なことはないかと考え、最近、仕事で台湾出身の方と知り合ったこともあり、以前から気になっていた台湾の夜市スイーツ「地瓜球(ディグァーチォウ)」を作ってみることにしました。


幸い、家には材料が揃っていました。母がわらび餅作りにはまった際に買いだめしたわらび粉ときな粉、そしていつも常備している白玉粉があったので、買い物に行かずにお菓子作りを始めることができました。


さつまいもの素朴な甘さで冬のおやつにぴったり


地瓜球は、少ない材料で作れる素朴なお菓子です。揚げたては外はカリッ、中はもっちりとした食感で、さつまいもの甘さが口いっぱいに広がります。特に寒い冬の日には、この優しい味わいが心まで温めてくれるように感じました。


「揚げ物を家で作るのは面倒かな」と思いましたが、実際に作ってみると意外と簡単。おうちで屋台スイーツが楽しめるなんて、とても贅沢な時間でした。


家にある材料で作る地瓜球のレシピ


参考にしたレシピはこちら:地瓜球レシピ|ぎしホーム


材料(20個分)

さつまいも:200g

砂糖:30g

もち粉:45g

わらびもち粉:20g


作り方


わらび粉ももち粉も、家にあった材料でお菓子作りスタート!



1. さつまいもを柔らかくする

皮をむいて輪切りにし、水にさらした後、電子レンジ(600W)で3分加熱。


2. 生地を作る

熱いうちにさつまいもを潰し、砂糖を混ぜて粗熱を取る。もち粉とわらびもち粉を加えて耳たぶより少し硬めになるまでこねる。必要なら水を少量足して調整。



3. 丸めて揚げる


いい感じの色になってきた


生地を20等分して丸めたら、150℃の油で揚げる。1分ほどして浮いてきたら軽く押し付ける工程を繰り返す。最後に180℃に温度を上げ、30秒ほど揚げ色をつけて完成。


完成!揚げたてをひと口。外カリッ、中もっちり!

揚げたてをきな粉にまぶして食べれば、香ばしさが増してより美味しくなります。


映画「かもめ食堂」を観ながら


午後は作った地瓜球を片手に、映画「かもめ食堂」を観ました。

食べ物が中心に描かれる作品に弱い私にとって、この映画はまさに理想の癒やし時間。


登場人物たちが穏やかに食事を楽しむ様子に、自然とこちらも肩の力が抜けていくようでした。物語を通じて描かれる人と人との関わりや女性同士が同じ世界で共に生活する姿が心に残りました。



雪の日だからこそ気づけたこと


作った地瓜球は家族にも大好評でした。

大雪でどこにも行けない日も、工夫次第でこんなに豊かに過ごせるんだと実感しました。家にあるものを活かし、美味しいおやつを作るだけでも心が満たされるものです。


また、お菓子作りというと普段は洋菓子になりがちですが、小麦粉の常備されていない実家に巣ごもりしたことで台湾のスイーツにチャレンジ出来ました。次回は台湾の他の屋台料理にも挑戦してみたいと思います。

家にある材料で、工夫して新しい味に挑戦するのも楽しいですね。


雪の日、少しの工夫で特別な時間が過ごせました。みなさんも、おうち時間を豊かに楽しんでみてください。

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