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【錦糸町:御谷湯】下町と現代のハイブリッド銭湯

錦糸町駅から徒歩16分、本所吾妻橋駅(都営浅草線)から徒歩12分。スカイツリーや相撲部屋に囲まれた下町感とお洒落を兼ね備えた銭湯。
2015年にリニューアルされたばかりの銭湯です。

御谷湯

営業時間:15時〜2時
休業日 :月曜日(時おり火曜日も休みなのでHPをチェック)
湯船  :4つ
水風呂 :あり
無料石鹸:あり
サウナ :なし

【湯船】

御谷湯の浴室は4階と5階にあり、男女交代制(週代わり)になっています。
どちらも湯船が5つもあって、色々なお湯が楽しめます。

・高温温泉(約45度)
・中温温泉(約41度)
・薬湯(約40度)
・ジェットバス(約40度)
・不感温温泉(4階のみ/約35度)
・半露天風呂(5階のみ/約40度)

メインは黒湯。銭湯ではあまり見かけないので嬉しい。
銭湯でここまで様々な湯船があるのも珍しく、その日の体調に合わせて温度を選べます。
一番好きなのは、4階にしかない「不感湯温泉」。温度が約35度と人間の体温に近いこともあり、ずっと入っていられる。ここでぼーっとする時間が好き。
5階にしかない半露天風呂からは、スカイツリーが見えます。下町と東京の象徴のハイブリッド。どこか風情を感じます。
湯船を含めて、5年前にリニューアルされたこともありとても綺麗。清掃にも力を入れてるんだろうなぁと感じさせる綺麗さで入っていて心が洗われます。
あとは浴場の天井がとても高い。特に5階は本当に天井が高い。お湯に浸かりながら天井を見上げる瞬間って、何であんなにリラックスできるんだろう。

【水風呂】

「低温温泉」という名前になっています。約25度なので水風呂として考えると水温が高め。ただ、湯船のお湯が熱めなのでちょうど良く感じます。
あと、外気浴スペースがあります。2人ぐらいが座れる椅子がある。ここが最高に気持ちいいんですよね。冷たすぎない水風呂に入ったあとにやる外気浴がこの世で一番好きかもしれない。

【デザイン性】

冒頭にも書いたとおり、御谷湯は2015年にリニューアルしています。設計は銭湯界で有名な今井健太郎建築設計事務所。「現代の江戸前銭湯」というコンセプトのもと、ヒノキを潤沢に使用しながら現代のお洒落さと昔ながらの雰囲気を残しています。設計事務所のHPに写真がたくさんあるので、ぜひ見てください。

【福祉型銭湯】

御谷湯はリニューアルの際に、「高齢者、障がい者のご利用」をテーマに掲げています。浴室にある手すりが多かったり、入り口から浴室まで段差がなかったり、細かい気配りが本当にすごい。
1階には、介護が必要な方とそのご家族が入れる貸し切りヒノキ風呂も用意されています。お湯はもちろん黒湯。
また、2階・3階は障がい者就労支援施設になっています。障がい者の方が浴場の掃除をする就労訓練の場として活用されています。
近年、コミュニティとしての銭湯の役割に注目をされることも多いですが、このような形で地域に溶け込んでいるのは本当に素晴らしいと感じています。

(最新情報は公式HPをご覧ください)


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