【子育てと教育】保育士は教えて小学校の先生は教えないこと
最近、我が家のベビは
おもちゃに興味を持つようになり
友だちのおもちゃでも
すぐに取ろうとします。
そんなベビに対して
みなさんなら何ていいますか?
ベビが学ぶこと
先日、支援センターへ行った際も
おもちゃを取ろうとしたので
「取らない取らない、
こっちで遊ぼうね〜」
とベビを引き離したら
保育士さんからひとこと。
「いいのいいの。
欲しいって主張することも
取らないでって主張することも
大事なことだから。」
小学校の先生は教えない
小学校に努めてきて、これまで
「友だちとは仲良くね」
「貸してあげようね」
としか言ってこなかった私。
他の先生を見ていても
【仲良くすること】
【貸してあげること】
が大切だとはよく伝えていたけれど
【欲しいと主張すること】
【嫌だと主張すること】
も大切だとはあまり伝えていなかった。
保育士は教えるけど
小学校の先生は教えない。
主張しない子ども
保健室で感じていたのが
『〇〇したい』
と言えない子どもが多いこと。
事例1
私:「ベッドで横になって休む?
それともソファで休む?」
子:『・・・どっちでも』
事例2
友だちに対して
嫌だったのに嫌って言えず
泣き寝入りしに保健室へくる子ども。
事例3
就寝の時間になり、
オンラインゲームのパーティから
抜けたいのにいい出せず
寝不足になる子ども。
自分を大切にするには
友だちと仲良くすることも、
貸してあげたり、ときに我慢を
したりすることも大切だけれど
【したいことをしたい】
【欲しいものを欲しい】
【嫌なものは嫌】
って言えることも大切なこと。
もしかしたら、
何気なくしている指導が
子どもたちの本音を抑えて
我慢することを
当たり前だと
思わせているのかもしれない。
そんなことを考えさせてくれる
保育士さんからのひとことでした。
最後に・・・
調和やその場の空気を気にするあまり
先生も言いたいことを言えずに
我慢しすぎていませんか?
我慢=いいこと
我慢=大人
我慢=絶対必要
ではありませんよね。
自分を大切にできる人は
周りも大切にできる人。
先生もたまには
「これをしたい!」
「これは嫌だ!」
って言ってみても
いいのではないでしょうか。