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助けてもらわねぇと先生できねぇ

何でもできるのが、
子どものお手本なのが、
先生なんだと思って

完璧を追い求めていた(遠目)




でも、思うようにはいかず

理想からかけ離れた自分に
落ち込んでばかり…




だけど、今なら思う。


完璧じゃない先生の方が
魅力的だなって。




先生だけど


私は昔から抜けているところがあり

ランドセルを忘れて帰ってきたり、
定期券を落としたり、
スマホを盗まれたり。


先生になってからも

書類をどこかにおき忘れたり、
スーツの日に私服で行ったり、
お弁当作って家に置いてきたり。


大人になっても
先生になっても
変わりませんでした…


助けてもらわねぇと先生できねぇ


「俺は、周りの先生や子どもから
助けてもらわねぇと先生できねぇ」


とルフィみたいなことを
言っていたのが
現在の旦那さん。



隣のクラスの先生に
指導案とか子どもの指導とか
すぐ相談しに行っちゃうし。


子どもに
「あさっては弁当だよ!!
先生忘れちゃうから明日みんな教えて」
とか言っちゃうし。 



こんな感じで
みんなに助けられているから
先生でいられるらしい。



ダメな先生もあり


ダメな部分を見せていいんだ
子どもの信頼失ったりしないんだ


と、旦那さんの話を聞きながら
【こんな先生もいていいのか】
と脱帽した。



むしろそういう姿を
見せることで子どもは


“先生だって失敗することがあるんだ”

“大人でも完璧じゃなくていいんだ”

“自分も誰かに助けてもらっていいんだ”


と思うことができて
【生きやすくなる】
とさえ思えた。



完璧じゃない方が魅力的


苦手なこと、できないことから
逃げているのは甘えだ!

努力不足なんだ!

やればできる!



そんな言葉を聞き続けてきた結果
【完璧でなければならない】
と思い込んでいた。



苦手なこと、できないことを
克服することは素晴らしいこと。


だけど、
誰かに助けを求められる
ということは生きてく上で大事なこと。


苦手なものを代わりにやってもらい
自分は誰かの苦手なことをやる。

そんな支え合いだって
生きていく上で大切なこと。




それを教えられる先生は
魅力的だと思いませんか?






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